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任天堂から今週発売の『ぼくらはカセキホリダー』の体験版を、遊んでみましたです。
体験版では、化石のクリーニングを体験できました。クリーニングとは、発掘した恐竜の化石の周りの岩を砕いて、綺麗にしてやることです。
今作では、このクリーニングの成績によって、ここから誕生する恐竜の強さが変化します。
画面上では制限時間と、恐竜の形をしたメーターがあります。岩をうまく削ると、この恐竜メーターに青いメーターが増えていき、逆に化石を傷つけてしまうと、反対方向からあかいめーたーが増えていってしまいます。
そして恐竜メーターの真ん中にはラインがあり、タイムアップになった時に、青いメーターがこのラインを超えていれば、クリーニング成功。青いメーターがラインに達していないと、失敗となります。また、制限時間内であっても、赤いメーターがラインを超えてしまうと、その時点で失敗となります。
ラインを超えれば成功ですが、先ほども言ったとおり、成績によって誕生する恐竜の強さが変化するので、青いメーターが多ければ多いほうがいいです。要するに、慎重にクリーニングせよ、ということです。
下画面には、ドカンと岩が置いてあります。この中に化石が埋まっています。それを、2つの道具を使って削っていきます。
・ハンマー
強く、広い範囲を壊すことが出来ます。最初はある程度これで叩いてやりましょう。ただし、やり過ぎるとすぐに化石にキズをつけてしまいますから、ほどほどに。
・ドリル
ピンポイントで岩を削っていきます。壊す力は弱いですが、岩だけをしっかり狙って、骨を傷つけずにクリーニングできます。といっても、もちろん化石に直接使ったりしちゃうと、やっぱりキズは付いちゃうので、これもまた慎重に。
・X線
これは岩を削る道具ではありませんが、少しの間、埋まっている化石の輪郭を見ることが出来ます。
最初はある程度ハンマーで壊し、骨の一部が現れ始めたらドリルで慎重に削っていきましょう。
ドリルで岩を削ると削りカスがたまっていって見にくくなりますが、マイクに息を吹きかけることで吹き飛ばせます。
遊んでみた感想としては、なかなか悪くない感覚です。削りカスを吹いて飛ばすあたり、そこそこのリアリティをかもし出していますし、わりと骨にキズがいきやすくシビアです。
ただ…この成績によって誕生する恐竜の強さが変化するというのは、個人的にはちょっと疑問があったりします。本来、こういった類のゲームは、育てて育てて楽しむゲームが多いですが、これは、クリーニングをした段階で能力に差が付くわけです。
ましてやターゲット層が低年齢層だということを考えると、タッチペンによるアクションはどうしても得意不得意というのがあるので、そこで誕生する存在に対して細かい位付けは必要なかったのでは…?成功か失敗かだけでよかったのではないか?と思ってしまいました。あるいは、貴重な化石は青いメーターがより多く必要だったりとか。
…私の気にしすぎですかね?まあ、そこは任天堂のことですから、バランスをとっているとは思いますけどね。あるいは、そう言ったほうが子供たちとしては、よりやる気が増すのかもしれません。
体験してみた感じ、なかなか悪くないとは思いました。でも、本番は、このクリーニングによって復元した恐竜によるバトルです。「古代王者 恐竜キング」を彷彿とさせる、そんな面白い作品に仕上がって…いたらいいですね(笑)
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