『G.Gシリーズコレクション+』
対応ハード : DS
発売元 : ジェンタープライズ
開発 : 朱雀
発売日 : 2010/05/27
希望小売価格 : 5,040円(税込)
ジャンル : ぜいたくゲーム集
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
参考データ--------------------------
購入価格:4,032円(税込・新品)
現在までのプレイ時間:約6時間
プレイしたゲームの数:13種類
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※この記事では、収録ゲームの紹介と評価をしていきます。全体的な内容と評価を見たいかたは、ファーストインプレッションの記事をご覧ください。
※現在までプレイしている「アクション」と「スポーツ」のゲームを紹介・評価します。「パズル」「シューティング」のほうを見たい人は、収録ゲームのインプレッション・1の記事をご覧ください。
※DSiウェア版で評価したことのあるものは、そのインプレッション記事へのリンクを貼る形で省略させてもらいます。
●忍カラクリ伝 ジャンル:アクション
※最初からプレイ可能です。
※DSiウェアでも配信されており、私もプレイ経験済みです。
参照:DSiウェア『G.Gシリーズ 忍カラクリ伝』 インプレッション(2009/10/17)
●ASSAULT BUSTER(アサルトバスター) ジャンル:アクション
※G.Gショップで購入する必要があります。
※DSiウェアでも配信されており、私もプレイ経験済みです。
参照:DSiウェア『G.Gシリーズ ASSAULT BUSTER』 インプレッション(2010/02/19)
●ウィッパーの大冒険 ジャンル:アクション
※G.Gショップで購入する必要があります。
※DSiウェアでは配信されていない新作ゲームです。
わりとベーシックなスタイルの、2Dスクロールアクションゲームです。
ムチを使ったアクションが特徴です。攻撃はもちろん、移動の手段としても使用します。
ライフは3つで、敵やトゲに当たる・穴に落ちると1つ減ります。0になるとゲームオーバーで、ライフはステージ中のハートマークを獲得することで回復します。(4つ以上は回復しません)
◆操作
十字ボタン…移動
Bボタン…ジャンプ
Aボタン or Yボタン…横にムチを振る
Xボタン or 十字ボタン上+Aボタン or 十字ボタン上+Yボタン…真上にムチを振る
攻撃手段としてもですが、イカリの形をしたフックに引っ掛けることで、ムチをよじ登ったりもう一度ジャンプしたりできます。(横に振るとフックには引っかからない仕様になっているようです)
ちなみに、真下に攻撃する手段はありません。下から迫ってくる敵には注意しましょう。
◆partygameの評価…69点(100点満点)
これまでG.Gシリーズで登場したアクションと比較すると、かなりベーシックで親しみやすいです。しかし、ライフは3つしかないこともあり、難易度は少々高めです。
個人的には、横のムチ攻撃でもフックに引っ掛けられるようにして欲しかったです。まあ、そうなると振り子状態にならないとおかしくなり、色々と面倒だったんだろうとは思いますが…。
●にょっき ジャンル:アクション
※G.Gショップで購入する必要があります。
※DSiウェアでは配信されていない新作ゲームです。
芋虫のような謎の生物「にょっき」を操作して、ステージ内のエサを全て食べるとクリアになるというアクションゲームです。決して、「ニャッキ」ではありません(笑)
操作方法がちょっと独特ですが、私はすぐに慣れました。
「にょっき」を操作して、ステージ内にある四角い「エサ」に触れるとエサを食べます。全てのエサを制限時間内に食べればクリアです。
壁や敵に当たるとミスとなり、残機が1減ります。残機が0になるとゲームオーバーです。また、制限時間が0になってもミスにはなりませんが、多くの敵が出現してしまいます。
残機は、ステージクリアするたびに増えていくようです。(最大5)
◆操作
Rボタン…右に曲がる
Lボタン…左に曲がる
Aボタン…押している間、スピードアップ
「にょっき」は、常にゆっくり前進しています。それを、十字ボタンではなく、L・Rボタンで制御してやります。画面は固定で、「にょっき」の向きに合わせて画面が動いてくれるわけではないので、横や下に移動している時、操作が混乱しないよう注意しましょう。
◆partygameの評価…66点
いわゆる、昔の電子ゲームでテトリスとかと一緒に収録されていた「スネーク」の進化版という感じです。
Uターンするにもわりとスペースが必要なため、避けようがない状況ができてしまうことがあったりと、ちょっともどかしい感じです。そのもどかしさが、面白いと感じられるかどうかで、このゲームに感じる魅力は変わってきます。私は、まあ…多少は面白いとは感じています。
「にょっき」の当たり判定が、イマイチよく分からないのが難点ですね。壁は、当たりそうで当たっていないことが多く、一方で敵キャラには当たってなさそうでも当たっている…みたいな。
●ドリフトサーキット ジャンル:スポーツ
※最初からプレイ可能です。
※DSiウェアでも配信されていますが、私は購入していません。
昔よくあった、真上からの視点でプレイするレースゲームです。
コースを3週して、ノルマとなる順位内でゴールできれば、次のコースに挑戦できます。3つの難易度があり、それぞれ全3コース×3つのノルマ(全9レース)が用意されています。
◆操作
Bボタン…アクセル
Yボタン…ブレーキ
十字ボタン右…時計回りに曲がる
十字ボタン左…反時計回りに曲がる
十字ボタン右 or 左を素早く2回押す…ドリフト
曲がり方は、1つ上で紹介している「にょっき」と同じ要領です。横や下を向いて走っている時は間違えないようにしましょう。ドリフトを使用すれば、スピードを落とさずにカーブを曲がれます。わりと、制御しやすいです。
◆partygameの評価…69点(100点満点)
最初、車のスピードがイメージより全然遅くて、肩透かしを食らっちゃいました(笑)が、結果的にはそれが操作しやすい要因にはなっています。このテのゲームは難しそうに思われがちですが、思ったより遊びやすかったです。難易度も、いうほど高くはないと思います。
ただ、同じ難易度上で、同じコースを3回走らされるのは…冗長に感じました。全9回もいらないので、ノルマを絞ったうえで、もう少しコースのバリエーションが欲しかったです。
●THROW OUT(スローアウト) ジャンル:スポーツ
※G.Gショップで購入する必要があります。
※DSiウェアでも配信されていますが、私は購入していません。
1組4人で対戦プレイする、ハンドボールとラグビーを組み合わせたようなスポーツゲームです。
点数の入れ方はハンドボールですが、タックルやボールを当てるなどで相手を倒すという暴れっぷりは、ラグビーみたいです。まあ、ラグビーでもボールを人に当てることはないですが(笑)
4チームの中からプレイするチームを選択し、トーナメントもしくは勝ち抜き戦で対戦をしていきます。前半と後半でそれぞれ3分ずつ、計6分の間で点数の多かったチームが勝利になります。
◆操作
十字ボタン…移動
Bボタン…ジャンプ
押している長さによって「小ジャンプ」と「大ジャンプ」の使い分けが可能です。大ジャンプは、タックルなどの攻撃をかわすことが出来ますが、シュートする時は、大ジャンプだと高すぎることがあります。
Aボタン or Bボタン2回押し…タックル
相手にタックルすれば、ダウンさせることでボールを奪ったり邪魔をできたりします。同時にタックルし合った場合は、相殺されます。
ボールを持っている状態でYボタン…進行方向にボールを投げる
ボールを持っている状態でジャンプ中にYボタン…キラースロー
相手をダウンさせられる、強力な球を投げます。ボタン押しっぱなしで溜めることもでき、離すタイミングによっては、より強力な「スーパーキラースロー」を投げることができます。
Lボタン or Rボタン…操作する仲間の切り替え
自分が操作しているロボット以外の仲間の頭に「L」「R」と表示されているので、それぞれ対応したボタンを押すことで切り替えます。また、ボールを持っている状態で切り替えボタンを押すと、その仲間にボールをパスしたうえで、操作キャラが入れ替わります。
Xボタン…フォーメーションチェンジ
ボタンを押すたびに、フリー→三角形→逆三角形と、フォーメーションが変わります。状況によって使い分けましょう。
ボールを持っていない状態でYボタン…キーパーを操作キャラにする
ボールを持った相手に追いつけそうにない場合は、キーパーで待ち受けましょう。なお、キーパーは、ボールを正面から取ることができれば、キラースローであってもダウンせずにキャッチできるようです。
◆partygameの評価…67点(100点満点)
G.Gシリーズの中でも、かなり複雑で本格的な操作を求められるゲームではないかと思います。サッカーやバスケットなど、多人数が同時に動くスポーツのゲームをやり慣れていない人には、慣れるのに時間がかかるでしょう。
ただ、難しい分、点を取れた時の達成感は大きいかと思います。
特にYボタンの操作とジャンプの高さは要注意です。ボールを持っている時は投げるボタンですが、持っていない場合はキーパーを操作キャラに変えてしまうため、ボールを持っているつもりでYボタンを連打すると、操作キャラがキーパーになったりならなかったりして、ちょっと混乱します(笑)
あと、シュートして、敵ロボットにも止められていないのに、ゴールにならなかったという経験もあります。これは、どうやらジャンプが高すぎると、サッカーゴールで言うところの上のゴールポストに当たっているということ…みたいです。つまり、小ジャンプか、大ジャンプの落ちてくるタイミングでシュートすると良いみたいです。それに気づくのに、ちょっと苦労しました。
●EXCITING RIVER(エキサイティング レイバー) ジャンル:スポーツ
※G.Gショップで購入する必要があります。
※DSiウェアでも配信されていますが、私は購入していません。
1つ上で紹介した「ドリフトサーキット」と同じ感じで、真上からの視点でプレイするカヌーレースゲームです。
コース途中のチェックポイントを通ると、制限時間が増えます。そして、制限時間内にゴール地点まで到達できれば、次のコースに挑戦できます。3種類の難易度があり、各難易度ごとに全5つのコースが待ち受けています。
◆操作
Lボタン or 十字ボタン…左のバドルをこぐ
Rボタン or Aボタン…右のパドルをこぐ
Yボタン…減速
けっこう色々と要素が詰まっているんですよね。まず、これはカヌーなので、右のパドルと左のパドルを交互にこぐと前進します。素早くやるより、ある程度しっかり押してリズムよくこいだほうが、スピードが上がりやすいです。
曲がる場合は、曲がりたい方向のパドルのボタンを押しっぱなしにします。
パドルを2回素早くこぐ…クイックターン
カーレースでいうドリフトのようなものです。
Bボタン…ブースト
このゲームには「ブーストゲージ」というものがあり、Bボタンでブーストゲージを消費して、高速で突っ走っていきます。ゲージが満タンでなくても使用できます。制御はけっこう難しいので、直線で使うようにしましょう。ゲージは、コース上にあるリンゴを獲得することで増えていきます。
◆partygameの評価…72点(100点満点)
方向の調節などけっこう慣れが必要ですが、一度感覚をつかめさえすれば、断然面白くなってきます。スピード感もあってか、思い通りに操作できた時はなかなか気持ちいいです。
ただ、ブーストは途中で止められるようにして欲しかったかな…。大抵は、そのまま突っ込んでコースアウトになるので(笑)
●エアピンボールホッケー ジャンル:スポーツ
※G.Gショップで購入する必要があります。
※DSiウェアでは配信されていない新作ゲームです。
エアホッケーの要領でピンボールを楽しむという、ちょっと変わったゲームです。操作内容や感覚はエアホッケーですが、ステージ上に様々な仕掛けがある点はピンボールみたいな感じ…というわけです。
各ステージごとに「○○点以上獲得しろ」「全てのターゲットを壊せ」「相手と勝負して○点先取しろ」などのノルマがあり、ノルマを達成していくことで次のステージに進めます。対戦形式の場合は、相手に先取されるとゲームオーバー。対戦形式でない場合は、一番下の穴に3回落ちるとゲームオーバーになります。(ステージクリアすれば、ミスの回数はリセットされます)
◆操作
十字ボタン…スマッシャーを動かす
Bボタンを押しながら動かす…より早く動かす
動かしながらAボタン…瞬間的に加速
先ほども言いましたが、操作はいわゆるエアホッケーです。パック(円盤の玉)をスマッシャー(パックを打つ道具)で打ち返します。スマッシャーが移動できる範囲には限りがあるので、その範囲内でパックをうまくコントロールしていきましょう。
◆partygameの評価…67点
従来のピンボールより難易度は高いような気がします。落ちる穴がけっこう大きいですし、パットが上のほうに行くと、自分のスマッシャーの位置は矢印でしか表示されないため、パットへの反応が遅くなるんですよね。
私はピンボール好きですし、これはこれでアリだと思いますが、敷居は高いと感じました。
まだ紹介していないゲームは、セカンドインプレッションまでお待ちあれ。
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