おなじくロシア帝国国歌「主よ、我らがツァーリを守護されたまえ」が使われてる
「1812年」と、基本的には「おんなじシナリオ」である。ちなみに、旧防衛庁附近
乃木坂の「1830」のモチモチ感とお味が私の舌にはピッツァーリである。
それはともかく、「1812年」は、「仏軍」を表す「ラ・マルセイェーズ」と、
その仏軍に侵される「ロシアの大地」を表す「ロシア民謡、そして「ロシア国歌」、
を配し、「ロシア国歌」が「ラ・マルセイェーズ」を駆逐して大勝利、という
「音楽代理戦争」である。それに先んずること4年、1876年に書かれた
「スラヴ行進曲」は「音楽版ミニ露土戦争」とはいっても、
「過去の仏軍による侵攻の清算」でなく、
「いま、すぐそこにあるスラヴ同胞セルビアの危機」を扱ったナマモノだったのである。
作品番号は「31」。いっぽう、
「ミニロト」とは「5」つの数字を選んで当てるゲームであるが、
「31」の数字の中からである。いっぽう、私は
ナショナル麻布マーケット一角の「サーティーワン」で、
白人のガキどもにまじって31品目の中からジャモカコーヒーを選んで、
ロトよりトロける前にアイスクリームを食うこの頃である。
それはともかく、ボスニア・ヘルツェゴヴィナに始まった反トルコの狼煙が、
ブルガリアに広ガリア、そして、セルビア・モンテネグロが蜂起。
同胞スラヴのセルビアを支援したロシア、というタテマエである。もっとも、
もともとロシアとトルコは紛争当事大国者同士である。それはともかくも、
モデラート、イン・モード・ディ・マルチャ・フーネブレ(葬送行進曲ふうに)、
C、「5」♭。
♪ミーーー、>♯レー>ド>シ|>ラーーーーー、<シ<ド|
<ミ○ミー>♯レー、ド>シ|>ラーーーーーーー♪
は、「お天道さまがどうかしちゃった」とかいうセルビア民謡だそうである。
妬みからチャイコフスキーをけなしまくったキュイーが、後年、この民謡を
二番煎じの出涸らしに採ったのが「オリエンタル」である。ちなみに、
短調の第5音を半音上げると「オリエンタル」な雰囲気になるそうである。
バレエ「はしばみ割り器具」(2幕)#12ディヴェルティスモンの2曲め、
「イェメン産モカ・コーヒー」(コーモド、3/8、2♭)の
♪ドーーー<レー|<ミ○ミーーー|ミーー>レ<ミー♪
部分は、「『胡桃割り人形』論」(平林正司著・三嶺書房刊)によれば、
グルジアの子守歌「イアフ・ナナ」(ヴィヨレット、お眠りなさい)
とかいうものだそうである。いずれにしても、その後半は、
♪ドーーー<♯レー|<ミ○ミーーー|ミーー<ファソー|>ファソファソファ>ミーーー♪
というように、ちゃんと第5音を上げてるのである。我が国でも、
久保田早紀女史が歌った「異邦人」のイントロがそうなってて、
西方キリスト教徒がイメージする「シルクロード」臭をにおわせてるのである。
三蔵法師にくっついてったのは、「申」の孫悟空、「午」の竜馬、「猪」の猪八戒などの
「干支ランジェ」である。
♪コーモドたぁちぃが、空にぃ向ぅかい、両手をひぃ~ろげぇ~~♪
いずれにしても、悲惨な紛争の中では、コドモたちの将来なんか
ホットケってなもんである。カミュもホトケもありゃせんのである。
さて、「スラヴ行進曲」であるが、
「お天道さま云々」を含めて3つほどの「セルビア民謡」の前中半に対して、後半の
→ピウ・モッソ(アッレーグロ)、2♭、では、
ティンパニおよびチェロ&コンバスによる♪ドーー>ソーー<ドーー>ソーー♪にのって、
クラがオクターヴ・ユニで吹く、
♪ミーミー>レ>ド<レ<ミ>ドードードー<ミ<ファ
|<ソーソーソ<ラ<シ<ド>ソーソーソー♪
という「トルコ行進曲」が次第に楽器を増やし盛り上がる。が、それは、
ファゴ・トロ&チュー・チェロ&コンバスという低音楽器隊によって奏される
「ロシア国歌」:♪ソーーー<ラーラー|>ソーー>ミ>ドーーー♪
に飲み込まれてしまうのである。そして、
50小節以上もの間「fff」が持続される「セルビア・ロシアの大勝利」のうちに
終止符が打たれるのである。
「1812年」と、基本的には「おんなじシナリオ」である。ちなみに、旧防衛庁附近
乃木坂の「1830」のモチモチ感とお味が私の舌にはピッツァーリである。
それはともかく、「1812年」は、「仏軍」を表す「ラ・マルセイェーズ」と、
その仏軍に侵される「ロシアの大地」を表す「ロシア民謡、そして「ロシア国歌」、
を配し、「ロシア国歌」が「ラ・マルセイェーズ」を駆逐して大勝利、という
「音楽代理戦争」である。それに先んずること4年、1876年に書かれた
「スラヴ行進曲」は「音楽版ミニ露土戦争」とはいっても、
「過去の仏軍による侵攻の清算」でなく、
「いま、すぐそこにあるスラヴ同胞セルビアの危機」を扱ったナマモノだったのである。
作品番号は「31」。いっぽう、
「ミニロト」とは「5」つの数字を選んで当てるゲームであるが、
「31」の数字の中からである。いっぽう、私は
ナショナル麻布マーケット一角の「サーティーワン」で、
白人のガキどもにまじって31品目の中からジャモカコーヒーを選んで、
ロトよりトロける前にアイスクリームを食うこの頃である。
それはともかく、ボスニア・ヘルツェゴヴィナに始まった反トルコの狼煙が、
ブルガリアに広ガリア、そして、セルビア・モンテネグロが蜂起。
同胞スラヴのセルビアを支援したロシア、というタテマエである。もっとも、
もともとロシアとトルコは紛争当事大国者同士である。それはともかくも、
モデラート、イン・モード・ディ・マルチャ・フーネブレ(葬送行進曲ふうに)、
C、「5」♭。
♪ミーーー、>♯レー>ド>シ|>ラーーーーー、<シ<ド|
<ミ○ミー>♯レー、ド>シ|>ラーーーーーーー♪
は、「お天道さまがどうかしちゃった」とかいうセルビア民謡だそうである。
妬みからチャイコフスキーをけなしまくったキュイーが、後年、この民謡を
二番煎じの出涸らしに採ったのが「オリエンタル」である。ちなみに、
短調の第5音を半音上げると「オリエンタル」な雰囲気になるそうである。
バレエ「はしばみ割り器具」(2幕)#12ディヴェルティスモンの2曲め、
「イェメン産モカ・コーヒー」(コーモド、3/8、2♭)の
♪ドーーー<レー|<ミ○ミーーー|ミーー>レ<ミー♪
部分は、「『胡桃割り人形』論」(平林正司著・三嶺書房刊)によれば、
グルジアの子守歌「イアフ・ナナ」(ヴィヨレット、お眠りなさい)
とかいうものだそうである。いずれにしても、その後半は、
♪ドーーー<♯レー|<ミ○ミーーー|ミーー<ファソー|>ファソファソファ>ミーーー♪
というように、ちゃんと第5音を上げてるのである。我が国でも、
久保田早紀女史が歌った「異邦人」のイントロがそうなってて、
西方キリスト教徒がイメージする「シルクロード」臭をにおわせてるのである。
三蔵法師にくっついてったのは、「申」の孫悟空、「午」の竜馬、「猪」の猪八戒などの
「干支ランジェ」である。
♪コーモドたぁちぃが、空にぃ向ぅかい、両手をひぃ~ろげぇ~~♪
いずれにしても、悲惨な紛争の中では、コドモたちの将来なんか
ホットケってなもんである。カミュもホトケもありゃせんのである。
さて、「スラヴ行進曲」であるが、
「お天道さま云々」を含めて3つほどの「セルビア民謡」の前中半に対して、後半の
→ピウ・モッソ(アッレーグロ)、2♭、では、
ティンパニおよびチェロ&コンバスによる♪ドーー>ソーー<ドーー>ソーー♪にのって、
クラがオクターヴ・ユニで吹く、
♪ミーミー>レ>ド<レ<ミ>ドードードー<ミ<ファ
|<ソーソーソ<ラ<シ<ド>ソーソーソー♪
という「トルコ行進曲」が次第に楽器を増やし盛り上がる。が、それは、
ファゴ・トロ&チュー・チェロ&コンバスという低音楽器隊によって奏される
「ロシア国歌」:♪ソーーー<ラーラー|>ソーー>ミ>ドーーー♪
に飲み込まれてしまうのである。そして、
50小節以上もの間「fff」が持続される「セルビア・ロシアの大勝利」のうちに
終止符が打たれるのである。
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