チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「オペラ『スペードの女王』ラストシーン/チャイコフスキー命日」

2014年11月06日 17時03分54秒 | スペードの女王さまの黒槍責め
本日はチャイコフスキーの命日である。
音楽作品を「一曲」ごとに比べるのではなく、
ごく一部分のみで惹かれるものを挙げると、
「悲愴交響曲」の中の数か所を別にすると、
「スペードの女王」のラストシーンが私の中では
最上位にくる。
夢破れたゲルマンが自らの胸をナイフで刺してこときれ、
賭博に立ち会ってた者たちがその死を弔うパニヒーダを唱し、
幕が下がり、オケがチャイコフスキー独特の混合音色と和声で
悲しくせつなく静かに、しかし思いをたぎらせつつ
消えていくあの趣がたまらない。

(音楽作曲ソフト"Sibelius First"で作った
エンディング・スィーンの音楽を
https://soundcloud.com/kamomenoiwao-1/tchaikovsky-pique-dame-the-queen-of-spades-the-final-scene
にアップしました)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「鞭との遭遇式馬券術/第150... | トップ | 「エレガンス(優雅→将雅)賞式... »

コメントを投稿

スペードの女王さまの黒槍責め」カテゴリの最新記事