[Much Ado About Meaning Of Words and Wuthering Heights/語意の絶叫部屋]
大和言葉は音が同じ(母音交替を含めて)なら、
充てられてる漢字が違っても語意は同じである。
これは駿台予備校で古文の
故高橋正治師(大和物語の研究者。当時、清泉女子大教授)
に教わっことである。
「おくる(okuru)」という言葉(動詞)は、
「贈る・送る」も「遅る・後る」も
「A」→「B」
という概念を表す、
という例をあげられた。ただし、
これは受験生に大学入試の古文の試験問題を解くための
方便を教えるためのものであるから、
当然ながら不充分な説明ではあるが。
5教科7科目(国語=現代国語・古文・漢文、数学=2b・3、
社会=世界史、日本史、倫理社会、政治経済から2科目、
理科=物理1・2、化学1・2、生物1・2、地学1・2から2科目、
外国語(英語B、フランス語、ドイツ語、中国語などから1科目)
という時代だったこともあって、
文系・理系を問わず、東大・京大や医学部を受験する程度の者は
オールマイティの学習が当然のことだった。私大でも慶應は
文系でも数学が入試の必須科目だったと記憶してる。
私は高3で方向変換したが高2までは音大受験生だったので、
必須教科はどちらかといえば文系だった。が、
古文にさらに興味を持つようになったのは、
高橋師に出会ったからだった。
さて、
今回、「細い」という現代語の形容詞に関連した語について
私の考えを連ねてみる。とはいえ、
モーツァルトの肖像とせんだみつをの顔が瞬時には区別できない
拙脳なる私の非学術的ドシロウトの推量にすぎない。
端(ハシHaSi)=端は先細り→ホソい
挟む(ハサHaSaむ)=→細く・狭くなる
挟間(ハザHaZaま)も同様。
馳す(ハスHaSu)=走って行く→時間が短くなる→「速さ×時間=距離」→(時間的に)距離が狭まる
斜(ハスHaSu)=斜めに横切る→切り口の端が先鋭=細い
筈(ハズHaZu)=弓の端の弦をかける窪み、矢の尻の弦をかける窪み→その溝は狭い
秘す(ヒスHiSu)=隠す→存在範囲が狭まる
ひそひそ(HiSoHiSo)も同様(細い声)。
瓢(ヒサHiSaご)→瓢箪は中間がくびれて細い
庇(ヒサHiSaし)→細長い(狭まってる)部屋
拉ぐ(ヒシHiSiぐ)=押しつぶされる→狭まる
久し(ヒサHiSaし)=久しい=時間が長い→長い=細くなる
ひしひし(ヒシヒシHiSiHiSi)=原義は隙間ないさま=細い/締めつけるような切迫感
ひしめく(ヒシHiSiめく)=押し合って騒々しい→隙間は狭い
菱(HiSi)=方形を押しつぶした型→正方形より狭まる
顰み(ヒソHiSoみ)→顔をしかめると目や眉間が細くなる
塞ぐ(フサHuSaぐ)=閉じて空間を狭める。
節(フシHuSi)=茎のつなぎ目→筒内が塞がれる箇所
ふさふさ(フサフサHuSaHuSa)=一見反対の意味と思われるかもしれないが、
たとえば髪がフサフサというのは髪と髪との隙間が少ない、間隔が狭いことである
房(フサHuSa)も同様。
臥す(フスHuSu)=ピタッと体を床や地面に附ける→体と床(地面)との間隔を狭める
附す(フスHuSu)も同様。
べし(助動詞BeSi)=当然の推量→違いない、と断定的に推量して他の可能性の余地を狭める
圧す(ヘスHeSu)=押して圧力を加える→細く・狭くなる
ヘス(Hoess,Rudolf Ferdinand)=ユダヤ人をガス室に隙間なくギュウギュウ詰めにしてホロコーストを行ったアウシュヴィッツ所長
臍(ヘソHeSo=ホゾHoZo)=腹の中心で凹んでる箇所=狭まった穴/胎盤と細長い臍帯で繋がってた
星(ホシHoSi)→昔の人は恒星の光を細長く放射してくものと認識してた
ちなみに、13日から14日未明にかけて「ふたご座流星群」 の細長い光が流れるのを見れるらしい。
欲し(ホシHoSi)=自分のものにしたい気持ち→対象物との距離を狭めたい思い
干す(ホスHoSu)=水分がとんで細くなる
細し(ホソHoSoし)=細い・狭い・長い
ぼそぼそ(ボソボソBoSoBoSo)=声が細い/水分がなく干からびてる
Hの音はおおざっぱにF、Pと遡る。だから、
ぱさぱさ(PaSaPaSa)も同義である。これらの祖語はおそらく
フスという動詞だとは思うが、もしかすると、
肛門のような細いところを通って出る音
「プ」を出さないようにすること→「プス」→「フス」となった、
という可能性もある。
不!?
(passionbbbのエイリアス小野又兵衛筆)
大和言葉は音が同じ(母音交替を含めて)なら、
充てられてる漢字が違っても語意は同じである。
これは駿台予備校で古文の
故高橋正治師(大和物語の研究者。当時、清泉女子大教授)
に教わっことである。
「おくる(okuru)」という言葉(動詞)は、
「贈る・送る」も「遅る・後る」も
「A」→「B」
という概念を表す、
という例をあげられた。ただし、
これは受験生に大学入試の古文の試験問題を解くための
方便を教えるためのものであるから、
当然ながら不充分な説明ではあるが。
5教科7科目(国語=現代国語・古文・漢文、数学=2b・3、
社会=世界史、日本史、倫理社会、政治経済から2科目、
理科=物理1・2、化学1・2、生物1・2、地学1・2から2科目、
外国語(英語B、フランス語、ドイツ語、中国語などから1科目)
という時代だったこともあって、
文系・理系を問わず、東大・京大や医学部を受験する程度の者は
オールマイティの学習が当然のことだった。私大でも慶應は
文系でも数学が入試の必須科目だったと記憶してる。
私は高3で方向変換したが高2までは音大受験生だったので、
必須教科はどちらかといえば文系だった。が、
古文にさらに興味を持つようになったのは、
高橋師に出会ったからだった。
さて、
今回、「細い」という現代語の形容詞に関連した語について
私の考えを連ねてみる。とはいえ、
モーツァルトの肖像とせんだみつをの顔が瞬時には区別できない
拙脳なる私の非学術的ドシロウトの推量にすぎない。
端(ハシHaSi)=端は先細り→ホソい
挟む(ハサHaSaむ)=→細く・狭くなる
挟間(ハザHaZaま)も同様。
馳す(ハスHaSu)=走って行く→時間が短くなる→「速さ×時間=距離」→(時間的に)距離が狭まる
斜(ハスHaSu)=斜めに横切る→切り口の端が先鋭=細い
筈(ハズHaZu)=弓の端の弦をかける窪み、矢の尻の弦をかける窪み→その溝は狭い
秘す(ヒスHiSu)=隠す→存在範囲が狭まる
ひそひそ(HiSoHiSo)も同様(細い声)。
瓢(ヒサHiSaご)→瓢箪は中間がくびれて細い
庇(ヒサHiSaし)→細長い(狭まってる)部屋
拉ぐ(ヒシHiSiぐ)=押しつぶされる→狭まる
久し(ヒサHiSaし)=久しい=時間が長い→長い=細くなる
ひしひし(ヒシヒシHiSiHiSi)=原義は隙間ないさま=細い/締めつけるような切迫感
ひしめく(ヒシHiSiめく)=押し合って騒々しい→隙間は狭い
菱(HiSi)=方形を押しつぶした型→正方形より狭まる
顰み(ヒソHiSoみ)→顔をしかめると目や眉間が細くなる
塞ぐ(フサHuSaぐ)=閉じて空間を狭める。
節(フシHuSi)=茎のつなぎ目→筒内が塞がれる箇所
ふさふさ(フサフサHuSaHuSa)=一見反対の意味と思われるかもしれないが、
たとえば髪がフサフサというのは髪と髪との隙間が少ない、間隔が狭いことである
房(フサHuSa)も同様。
臥す(フスHuSu)=ピタッと体を床や地面に附ける→体と床(地面)との間隔を狭める
附す(フスHuSu)も同様。
べし(助動詞BeSi)=当然の推量→違いない、と断定的に推量して他の可能性の余地を狭める
圧す(ヘスHeSu)=押して圧力を加える→細く・狭くなる
ヘス(Hoess,Rudolf Ferdinand)=ユダヤ人をガス室に隙間なくギュウギュウ詰めにしてホロコーストを行ったアウシュヴィッツ所長
臍(ヘソHeSo=ホゾHoZo)=腹の中心で凹んでる箇所=狭まった穴/胎盤と細長い臍帯で繋がってた
星(ホシHoSi)→昔の人は恒星の光を細長く放射してくものと認識してた
ちなみに、13日から14日未明にかけて「ふたご座流星群」 の細長い光が流れるのを見れるらしい。
欲し(ホシHoSi)=自分のものにしたい気持ち→対象物との距離を狭めたい思い
干す(ホスHoSu)=水分がとんで細くなる
細し(ホソHoSoし)=細い・狭い・長い
ぼそぼそ(ボソボソBoSoBoSo)=声が細い/水分がなく干からびてる
Hの音はおおざっぱにF、Pと遡る。だから、
ぱさぱさ(PaSaPaSa)も同義である。これらの祖語はおそらく
フスという動詞だとは思うが、もしかすると、
肛門のような細いところを通って出る音
「プ」を出さないようにすること→「プス」→「フス」となった、
という可能性もある。
不!?
(passionbbbのエイリアス小野又兵衛筆)
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