幕が開く。が、イョラーンタの視覚までは開かない。それはともかく、
盲目だということを悟らせないようにルネ王によって
隔離されたイョラーンタが暮らす御浜御殿。数寄屋造りの四阿、中島の御茶屋。
いっぽう、ドラマ「キーハンター」の旧古河庭園のごとく、庭内には薔薇園もある。
その脇で、ヘイリー、エイアス、ターニャ、ゲイ=イーの「女子四楽坊」こと
「ボンド・キーハンター・ガールズ・カルテット」、略して
「ボン・キー・カルテット」が盆ド正月だけでなく音楽を奏でてる。
アンダーンテ・センプリチェ(3♪=69)、9/8、1♯。
1台のハープ爪弾きと4丁の弦の主和音持続に導かれて、
vnプリーモのソロが、
♪ミーー・ーーー・>レーー|<ファーー・ーーー・>ミーー|
>レー<ファ・>ミーー・>レー>ド|<ミーー・ーーー>レーー♪
という、穏やかで優しいものの、しんみりと物悲しい旋律を奏でる。
イョラーンタは使用人らが丹精込めて育てた佐藤錦をこれでもかこれでもかと摘んでる。
使用人にして友人であるブリギッタやラーウラその他の使用人らが、
イョちゃんが摘みやすいように、カゴに入れやすいように、
気を使ってる。が、イョちゃんはサクランボ狩りの手を休めてしまう。
乳母のマールタが心配してレチタティーヴォで伺う(歌手は3/4)。
マル:モーィ・プチェーンチク、イョラーンタ、ティ・ウスターラ?
(わたくしのピッピッ・ピィ~ヨコちゃん、イョラーンタさま、
サクランボ狩りはモーィいのかぁ~ぃ?
オォ~ツカァ~レナァ~ンデェ~スカァ~~~?)
イョ:ウスターラ・リ? ニ・ズナーユ、プラーヴァ!
ダー! カルミーリツァ、スカジー・ムニェ……
(疲れたかですって? わからないわ、ホントに!
あ、そうだわ! ばあや、教えてほしいことがあるの……)
詳細は省くが、要は、イョちゃんは自己の盲目を知らないのだが、
何か自分には足りないものがあるのではないかという、
模糊とした不安に思い悩んでるのである。
→曖昧ポーコ・ピウ・アニマート(2♪=80)
弦の各パートのソロ選抜隊の人数が増し、名古屋8丁ミソ風味になる。
→ポーコ・ピウ・モッソ(2♪=88)
ここから弦はトゥッティになる。(実質)ロ短。
♪○ドッ<レッ・<ミッ>レッ>ドッ・<レ>ド>シ♪
イョ:あいや、しばらく!
こっちゃへ来やれ、もそっと近こう……
(マールタの目に指をつっこむ)
そなた、泣いておろう。なぜじゃ?
マル:イョさまが泣いてらっしゃるのに、なぜ、わたくしメが、
ヘイチャラでおられましょうぞ?
イョ:マールタ、わらわは確かに泣いておる。が、
その旨、誰にも告げなかったことであるぞ。
泣いておるのを悟られぬように話したつもりじゃ。
なのに、なぜじゃ?
(マルおよびブリちゃん&ラウちゃんはグウのネも出ない)
なにかわらわに隠しておろう。
→リテヌート
マル:もう、やめにいたしましょう!
→テンポ・プリーモ(2♪=69)
ブリ:BGMがようございませんでした。
マル:さようでございます。きっと、音楽が原因でございます。
(楽坊らに)
大儀であった。もうよいぞ。
が、気ぃつかいのイョちゃんは楽坊らをねぎらう。
→ラールゴ(♪=100)
イョ:いまはいいけれど、おてんとさまが私たちを暖めてくれないときに
また弾いてきかせておくれ。
→アニマンド
(楽坊らはいまは罷らむ)
フル、クラによる陽気なパッセージ。
イョさまを励まそうといちずに必死な使用人の心意気を表すかのように。
→ピウ・モッソ(♪=122)
ブリ&ラウ:なにして遊ぼ?
♪○レレレ・>ドー>シー♪
♪○ファファファ・>ミ<ファ>レー♪
女声合唱:
♪○ファ<ラ>ファ・>ミ>レ♪
→アダージョ(♪=108)
→2/4
木管に、♪ファン>ミ>ラー♪という、序奏の黒魔ティック下降を含んだ、
「『花』の都フィレンツェの置き土産」が現れる。
イョ:否、なにもいらぬ。
やはり、わらわはマルの言うとおり疲れておったのじゃ。
そのかわり、『花』を、ラヴェンダーを、摘んでおくれ。
安眠できるように。
→アニマンド
(ブリ、ラウ、その他の使用人は退く)
木管の♪ファン>ミ>ラー♪に小中提琴がトレモロをかぶせ、
「ト短」を準備する。
→ラールゴ(♪=92)
♪○○ミミ・ミー>レ>ド|ド>シ>ラ<ド・<ミーーー|
○○>ラー・ラーラー|<ドーーー・>ラーーー♪
イョ:まこと、目は泣くだけにあるものなのかえ?
(ホルンが♪ドーーー・ーーーン>シ|シーーー・>ラーーー|
ラーーー・ーーーー|>♯ソーーー・ーー♪)
教えりゃれ、マル。
(イョちゃんのアリオーゾにつながる)
盲目だということを悟らせないようにルネ王によって
隔離されたイョラーンタが暮らす御浜御殿。数寄屋造りの四阿、中島の御茶屋。
いっぽう、ドラマ「キーハンター」の旧古河庭園のごとく、庭内には薔薇園もある。
その脇で、ヘイリー、エイアス、ターニャ、ゲイ=イーの「女子四楽坊」こと
「ボンド・キーハンター・ガールズ・カルテット」、略して
「ボン・キー・カルテット」が盆ド正月だけでなく音楽を奏でてる。
アンダーンテ・センプリチェ(3♪=69)、9/8、1♯。
1台のハープ爪弾きと4丁の弦の主和音持続に導かれて、
vnプリーモのソロが、
♪ミーー・ーーー・>レーー|<ファーー・ーーー・>ミーー|
>レー<ファ・>ミーー・>レー>ド|<ミーー・ーーー>レーー♪
という、穏やかで優しいものの、しんみりと物悲しい旋律を奏でる。
イョラーンタは使用人らが丹精込めて育てた佐藤錦をこれでもかこれでもかと摘んでる。
使用人にして友人であるブリギッタやラーウラその他の使用人らが、
イョちゃんが摘みやすいように、カゴに入れやすいように、
気を使ってる。が、イョちゃんはサクランボ狩りの手を休めてしまう。
乳母のマールタが心配してレチタティーヴォで伺う(歌手は3/4)。
マル:モーィ・プチェーンチク、イョラーンタ、ティ・ウスターラ?
(わたくしのピッピッ・ピィ~ヨコちゃん、イョラーンタさま、
サクランボ狩りはモーィいのかぁ~ぃ?
オォ~ツカァ~レナァ~ンデェ~スカァ~~~?)
イョ:ウスターラ・リ? ニ・ズナーユ、プラーヴァ!
ダー! カルミーリツァ、スカジー・ムニェ……
(疲れたかですって? わからないわ、ホントに!
あ、そうだわ! ばあや、教えてほしいことがあるの……)
詳細は省くが、要は、イョちゃんは自己の盲目を知らないのだが、
何か自分には足りないものがあるのではないかという、
模糊とした不安に思い悩んでるのである。
→曖昧ポーコ・ピウ・アニマート(2♪=80)
弦の各パートのソロ選抜隊の人数が増し、名古屋8丁ミソ風味になる。
→ポーコ・ピウ・モッソ(2♪=88)
ここから弦はトゥッティになる。(実質)ロ短。
♪○ドッ<レッ・<ミッ>レッ>ドッ・<レ>ド>シ♪
イョ:あいや、しばらく!
こっちゃへ来やれ、もそっと近こう……
(マールタの目に指をつっこむ)
そなた、泣いておろう。なぜじゃ?
マル:イョさまが泣いてらっしゃるのに、なぜ、わたくしメが、
ヘイチャラでおられましょうぞ?
イョ:マールタ、わらわは確かに泣いておる。が、
その旨、誰にも告げなかったことであるぞ。
泣いておるのを悟られぬように話したつもりじゃ。
なのに、なぜじゃ?
(マルおよびブリちゃん&ラウちゃんはグウのネも出ない)
なにかわらわに隠しておろう。
→リテヌート
マル:もう、やめにいたしましょう!
→テンポ・プリーモ(2♪=69)
ブリ:BGMがようございませんでした。
マル:さようでございます。きっと、音楽が原因でございます。
(楽坊らに)
大儀であった。もうよいぞ。
が、気ぃつかいのイョちゃんは楽坊らをねぎらう。
→ラールゴ(♪=100)
イョ:いまはいいけれど、おてんとさまが私たちを暖めてくれないときに
また弾いてきかせておくれ。
→アニマンド
(楽坊らはいまは罷らむ)
フル、クラによる陽気なパッセージ。
イョさまを励まそうといちずに必死な使用人の心意気を表すかのように。
→ピウ・モッソ(♪=122)
ブリ&ラウ:なにして遊ぼ?
♪○レレレ・>ドー>シー♪
♪○ファファファ・>ミ<ファ>レー♪
女声合唱:
♪○ファ<ラ>ファ・>ミ>レ♪
→アダージョ(♪=108)
→2/4
木管に、♪ファン>ミ>ラー♪という、序奏の黒魔ティック下降を含んだ、
「『花』の都フィレンツェの置き土産」が現れる。
イョ:否、なにもいらぬ。
やはり、わらわはマルの言うとおり疲れておったのじゃ。
そのかわり、『花』を、ラヴェンダーを、摘んでおくれ。
安眠できるように。
→アニマンド
(ブリ、ラウ、その他の使用人は退く)
木管の♪ファン>ミ>ラー♪に小中提琴がトレモロをかぶせ、
「ト短」を準備する。
→ラールゴ(♪=92)
♪○○ミミ・ミー>レ>ド|ド>シ>ラ<ド・<ミーーー|
○○>ラー・ラーラー|<ドーーー・>ラーーー♪
イョ:まこと、目は泣くだけにあるものなのかえ?
(ホルンが♪ドーーー・ーーーン>シ|シーーー・>ラーーー|
ラーーー・ーーーー|>♯ソーーー・ーー♪)
教えりゃれ、マル。
(イョちゃんのアリオーゾにつながる)
オヤジギャグの効能というのを最近TVでやっていました。とあるマンガでオヤジギャグを取り扱ったところ、小学生の間でオヤジギャグが急激にはやっているそうです。
オマケに父親とのコミュニケーションが良くなったそうで、世のパパたちには朗報だとか。passionbbbさんも負けずに頑張ってくださいね。
問題の投稿ですが、これです。きっと掲示板のアラシのヤツがイタズラしたのかも知れません。お気に障られるかもしれませんが、ご報告まで。大変お騒がせして失礼しました。
ネコパンチしてっ! (通りすがりのパッション) 2005-06-08 19:20:02
白状しますから、ネコパンチしてっ!
『キャンディキャンディ』のアンソニーが好きだった。今でも一人になると、「あしたが好き」を歌うわよん。緑がゆれる丘の上で、王子様が待っていそうだから・・。
もっと昔は、『魔法のマコちゃん』が好きだったわ。お話じゃなくて、杉山佳寿子さんの声が!ハイジみたいな幼児声は趣味じゃないけど、地声でね、マコちゃんとか、『ガッチャマン』のジュンとか、萌えたわ~~~。
私が誰かって?
ヒ・ミ・ツ♪
でも一つだけ教えたげる。
男よ。それも分別ざかりのね。ほほほほのほ、の
ビービービー!!
このブログの主たる目的は「オヤジギャグ」の発露です。ですから、junkoさんにとって「内容が難しい」のではなく、junkoさんは「ダジャレに向かないたち」というだけのことでしょう。
それは至極当然のことです。ときに、
その「通りすがりのパッション」というかたのコメントの内容がどんなものだったか、今度こちらに書き込んでくださる際には教えていただけますでしょうね。
おまけに、ややこしいことを書きましてすみません。「内容の高いことが書かれているので、是非読んでみるように」云々は、passionさんが書かれたのではなく、私にpassionさんのことを教えてくださった方のコメントです。
しょーそんのお話は良く覚えています。驚くのと同時に楽しかったので今でも印象深く感じています。
こちらの内容は私にはかなり難しいものですが、これをご縁にまた来させていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
実は私のブログの6/8の記事に、「通りすがりのパッション」というお名前で投稿されたかたがいらっしゃるのですが、他の人に言わせるとYahooのクラカテでご活躍のpassionbbbさんだということで、こちらのブログも紹介されました。
かなり内容の高いことを書かれているので、是非読んでみるようにとその方に言われましたが、なるほどすごいですね。
ということでお礼を申し上げに来ましたが、違っていたらごめんなさい。他のブログに書かれたことがないのであれば、間違いか誰かのイタズラかもしれないですね。お騒がせしました。
実は最近までブログを書いていましたが、忙しくなって中断しています。内容はお見苦しいとは思いますので、お気を悪くされませんように。