手話を勉強中

手話の勉強中に、気になったことや気付いたことなど

手話講座受講開始2

2018-11-23 11:06:15 | 手話
こう考えました。「居心地が悪いと感じるのは、自意識過剰のせいもあってのことで、周りの受講生はそんな気にしてるわけじゃないだろう」、「気にしないようにしていれば、そのうち慣れるだろう」。実際、数回の講座後には、だいぶ状況に慣れてきました。
でも、落ちこぼれました。何回目かの講座から、まず、聾の先生が身近な出来事を簡単な(だったんだと思う)手話で話してくれるようになりました。これがさっぱり判らない。周りを見回すと、みんなわかっているようでした。「まあ、そのうち分るようになるだろう」と高を括っていたんですが、一向に分かるようにならない。
更に、私にとっては予想外のことが始まりました。手話の講座は、手話で会話できるようになる訓練を含みます。英会話を習う場合と同様に実習があります。皆の前で、一人ずつ、自己紹介や、思い出などを手話で発表する。これは、すごく苦手です。「できるだけ目立たないようひっそり生きる」という方針で今までやってきました。人前で話をするとか注目を浴びるとかはすごく嫌です。
まわりの受講生たちは、人前で発表するのが嫌ではないらしく、むしろ楽しいようで -発表者の順番は自由だったので- 積極的に発表していました。私は大概、一番最後。他の受講者が発表しているのを聞きながら、「自分の番が来る前に、講義の終了時間が来てくれないかなー・・・」なんて考えて。全くの無駄な考えでしたが。