臨床心理士の第一歩

2015年に臨床心理士(CP)試験に,2018年に公認心理師試験に合格しました。もうすぐ68歳。CP5年目の更新年です。

「困ったなあ」と思ったことへの対処法を自問自答してみる

2020-05-03 19:38:47 | ストレスケア
「コロナ問題が起こり,つらくなったこと楽になったこと」
の記事の中で,
自分の場合について以下のように考えたと書きました。

困ったなあと感じたことに関して,
じゃあそう感じたことに対して,
自分なりにどう対処したの?と考えてみました。

A 困ったなあと感じること
1.離れて暮らす家族と会えなくなった。

家族ラインのやりとりをちょっと増やした。
写真やビデオをたくさん送りあった。
ライン電話を長くした。


2.仕事や私生活で会ったり話していた人たちと会えなくなり,話せなくなった。

ラインのやり取りを増やした。
次に会ったときはこうしようと話した。


3.感染不安。

基本的な防御をさらにきっちりやった。
出かけるのを極力減らした。


4.電車に乗ることの不安と緊張。

こまめな消毒。


5.接触を避ける行動そのもののストレス。

少しずつ慣れてきた。


6.仕事が減少し,収入減少。

できるだけ買い物しない。


7.仕事で面接している人たちの心配。

クライエントさんに思いをはせる。
次回会うときのために専門の勉強を増やす。


こうやって書いてみると,
対処法を無理に出してる感はありますし,ラインが多くなっていますが,
それでも何らかの対処をしていることに注目し,
自分自身にエールを送り,自分を支えたいと思います。
先が見えない不安ってありますから,
そんなときでも自分なりの対処はできるんだ
と思えることが,心身の健康につながります。
セルフカウンセリングですね。

手作りもいろいろしました。
マーマレード作ったり,春の野草の綿毛で遊んだり。
ホントは味噌の材料も用意しているから作らないといけないんですが,
結構めんどくさくなってます。

読者の皆様も,ご自分がどんな対処法(コーピング)を行っているか,
書き出してみませんか?

        

5月11日のNHK番組 西郷孝彦校長の学校のこと

2020-05-03 10:46:50 | 教育
面白そうな番組なので見てみたいと思います。
https://www4.nhk.or.jp/P4253/x/2020-05-11/21/33664/1624003/?fbclid=IwAR1xIvxu1byKqHP73WD5BuUHJTGyZ2lmqGeLEuGFrbrV6GFg79UM_ugRSec

西郷孝彦さんのことをちょっとgoogleで見てみただけで,
興味をそそられます。

Amazonで見ると,西郷さんの著書である『校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール ~定期テストも制服も、いじめも不登校もない!笑顔あふれる学び舎はこうしてつくられた~』
の読者レビューの中には,この学校を見学したことがある方が,理想と現実について書き,
マイナス評価をしておられました。
ちょっとの見学でわからないことは,たくさんたくさんあるでしょう。

昨年11月には保護者有志による西郷さんの講演会も行われたと他の本のレビューには書かれています。保護者はいいと思っている。子どもたちと保護者がいいと思うことが一番です。

西郷さんは過干渉はよくないと言われているようです。
https://hugkum.sho.jp/101356より)
親子関係にしても同様で,その通りだと思います。

番組を楽しみに観てみましょう。