昨日は11月の初めの土曜日。朝、目が覚めるとすでに9時過ぎで、いつもならこの時間に出かける時間だから、あわてても間に合うわけがない。さっさとあきらめて聖書の集いに行くのは休むことにした。
先日の漏洩騒ぎ以来、それが関係しているのかどうかは知らないがずっと込み合っていてなかなかアクセスできなかったtwitterを開いてみると今朝はまあまあ大丈夫。知人たちと挨拶していると、大阪教区の神父様のところで、ある末期ガンの方のことで、その方の様子を見て神父様までいたたまれなくなっておいでのようだった。もっと生きていて教会のために働きたいとおっしゃっているのだとか。
非常にお気の毒ではあるのだけれど、永遠の生命を信じるというからは、この世で教会のために働くばかりでなくて別の形で働くこともあるのではないかと思う。人間のレベルでは全体の一部分しか見えないから、自分のやってきた仕事をもっと実らせたいとか、いろいろ考えるけれど、たぶん上のほうから見るとすでに全体の構図が見えていて、その方のこの世での与えられた役割はきちんと終わっていて、次にそれを引き継ぐべき登場人物が決まっているのかもしれないとも思える。
人間は神様のなさることの意味を、本当に何も知らないし、わからない。ただ、それはその人にとって一番よいことだからそうなるのだと信じることはできる。アンデルセンの童話に、一人の母親が双子の赤ちゃんを残して死ななければ成らないのを悲しんでいるのを見て、死の天使が神様のお言いつけに背いてその母親を助けようとして地上に落とされ人間の世界で暮らしながら、母親の子供たちがどのように成長していったかを自分の目でみて、神様のみ摂理をやっと悟り、天井に戻っていくという話しがあったのを思い出す。
神様はその人のために一番よいことをなさるのではないだろうか。その出来事を通して回りの人たちにも何かを語りかけているのではないか、何かを教えたいのではないか、と思えてくるのだ。
それからまた、次は別のはなしで、聖イグナチオ教会でもしばらく働いてくださっていた、インドネシア人のバンバン・ルディアント師からの、インドネシアの自然災害で受けた大きな被害の状況の知らせを、知人のSNSのページ、またブログでも見て驚いてしまった。世界のあちらこちらで大きな地震や噴火や津波がいくつも起こっているために、つい鈍感になっていたのだが、インドネシアの状況はだいぶひどいことになっているようだ。バンバン師を覚えている方々、何かできそうなことがあったらどうか手を貸してほしいと願うばかりだ。
そんなこんなで夕方のミサの聖歌隊の練習に出かけた。今日は月に一度の新垣先生の指導の日で、前練習から本番、後練習までしっかりと新垣先生の聖歌についての考え方もうかがうことが出来た。マンモス教会の聖歌隊は各ミサの時間帯でそれぞれ別の聖歌隊が受け持っているから、ばらばらにならないように聖歌隊の代表が集まって歌を決めて統一しているわけだが、そのとき、やはりどうしても歌の祈り、歌の心を深く見て決めるというより、時間内に間に合うようにということが結構あって、今日もクリスマスの歌の内容のことで先生がこれはちょっととおっしゃっていたのだが、今年はすでに変えられるわけがないから、来年の代表はクリスマスの歌を決めるときせっかくの新垣先生の指摘を誰か、聖歌隊の指導司祭なり、オルガニストなりに伝えて考えていただきたいものだと思う。
一週間は長い。けれど一日は短い。朝からあっという間にこんな時間だ。繰り返しになるけれど、神様のなさることはそのとき意味がわからなくても、その人にとって一番よいことだからそうなるのだと思う。だから私も当分はそれ以上文句は言わずに自分にできる仕事、書くことに力を入れるつもりだ。
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