専門家

2011-03-29 16:44:55 | インポート

旧日経WagaMagaの頃のメンバー達が先日以来、再びfacebookという場で集まり始めている。新日本食奇行を中心にしたグループも、別に集まっているが、こちらはもっと幅広い分野の話題が出ていて、今の状況についても非常に勉強になると感じている。オーディオマニアの集まりくらいに思っていた電線病のおじさんたちは実は大変な専門家揃いであった。

twitterも悪くはないのだが、専門的な知識に基づいた信頼のおける情報となると、それほど多くはない。ところがここにはちゃんとした情報があるのだから、正直なはなし驚いた。さすが、日経のSNSに集まっていた方々は多士済々であったと今にしてよくわかった。

福島原発事故の状況をどう見るべきかも、こういう方たちの意見を聞くとやたらにあわてることもなくなる。たしかに大変なのだが、今は専門家たちに任せる以外ないようだ。やたらに騒げばかえって邪魔になるだけだろう。

facebookのメンバー以外読めないかもしれないが、一応、参考になる記事のURLをだしておく。

  http://www.facebook.com/notes.php?id=100002019827937


祈る

2011-03-28 23:09:13 | インポート

久しぶりにアメリカにいる知人に連絡を取り、またSNSの日記を読んだ。プロテスタントの信者の方で、非常にまじめな反面、お酒を飲むと大変な酔っ払いさんに大変身してとんだ失敗もしている方なのだが、今回の地震や津波。原発事故以来、自分は祈っているのだと書いていた。

被害を受けた地域に住んでいる友人にいくら電話をしてもケータイは呼び出し音が鳴るだけ。据え置き電話は音もしないのだそうだ。まったく連絡がとれないらしい。なんという切ないはなし。

普通に生活していた人たちの人生がある日、いきなりそこで切れてしまう。離れている人たちは何もわからない。知り合いがどこでどうなったのか、生きているのか、死んでしまったのかも何もわからない。町が、村がある日、いきなり巨大津波にのみこまれて2万数千人の人が亡くなったり、行方知れずになる。科学の粋を集めて造られたはずの原子力発電所が、地震と巨大津波で壊れて大事故をおこし、この国の広い範囲に不安感が充満している。

これは何だろう。いったい何なのだろう。いったい、神様は何を考えておいでなのだ。どうしてこんなことをなさるのだ。いったい今回の大災害のどこに聖霊の働きがあるというのか、どうしてなんだ、なぜなんだ。この先もこの国の立地条件からいって、まだ別の自然災害が幾たびも起こってもおかしくはないのだが、なぜ、この国なのだ。われわれはなぜこの国に生まれ、大災害に出くわして悲しみをあじわうのか。なぜ、どうして、なんのためだ?

しかし、アメリカにいる知人ではないけれど、これは祈るしかないのだろう。それもただやたら静かに受け入れる姿勢でではなく、本気で神様になぜですかと問いを突きつけての祈りでなければ心は癒されぬ。本気で神様とこの問題を話し合い、論じ合う祈り、本気で答えを求める祈りでなければならぬ。わかったつもりになっていては悲しみは癒されぬ。解決の糸口もみつからないだろう。

ヨブのように。

 

 


2週間過ぎた

2011-03-25 15:55:59 | インポート

時々、こちらにも書いています。

   http://blogs.yahoo.co.jp/ppqtale

 

2週間前の木曜日の午後、阿佐ヶ谷駅前の銀行で地震に出くわした。銀行のITMの誤作動に始まって、やっと正常にうごきだしてお金を下ろしたと思うと、直後に床が揺れだして、みんな外に逃げたのだ。

目の前の阿佐ヶ谷駅に行ってみるとすでに電車は不通。相当大きい地震なのはわかった。家に帰らねばならないが、西荻窪のドコモに荷物を取りに行く用もあるから、とにかくまずは西荻窪駅前に出ようととぼとぼと線路沿いにあるいて荻窪に出た。うまく行けば立教女学院行きがあるだろうと思ったからだ。

誰もが考えることは同じで、吉祥寺の方向を目指す人達で西荻窪駅前を通る立教女学院行きは超満員だった。でもこれを逃がすと長い時間待つことになるから、無理やり乗ってなんとか無事に西荻窪に到着。この段階ではまだ大きい地震があったという程度の認識。ただ、ケータイの津波警報が日本中に出ていて東北方面は大津波警報なのが気になったものの、私でも知っている明治の三陸大津波を経験した土地の人達はさっさと逃げているだろうと思っていたのだった。

あとでわかったのだが、あの辺は後から養子に入った方達の子孫で、肝心の三陸大津波の記憶のある方があまりいなかったらしいのである。そんなこととは知らず、とにかく用を済ませて我が家に帰り着くと、あの揺れだからと覚悟はしていたけれど、予想以上に部屋の中はめちゃくちゃ。場所がないものだから、上へ、上へと積み重ねておいてあったものが全部崩れ落ちて、戸棚のガラスは割れて破片はちらばり、台所は水浸しのひどいありさま。

部屋の片付けはほぼ翌日には終わったのだが、正直なはなし、結構深刻な後遺症が残った。電車に乗って遠くに出かけるのがどうもいやだ。いざという時には歩いてでも帰れる距離以上の場所に出かけるのがいやでならない。相変わらず、余震はまだ続いていて、回数こそ減ったが結構大きいのがいやだ。なにぶん、こちらは普段ほぼ一銭も持っていないことも多いのだ。(みっともないが、お金のないことにかけては自信がある)定期が使えないようになると歩くしかないではないか。遠くで大きい地震に出会うと帰れない。どうにもならなくなってしまう。

というわけで、四谷のミサにも行かなくなり、家でニュースを見聞きするだけで2週間が過ぎた。しかし、この2週間に何が起きたかといえば、あの大量の死者を出した大津波はさらに大変な二次災害を引き起こして、なんと今では原発事故の話題が朝から晩まで飛び交っている。まさか、水を飲むのに放射能の心配をするような事態になるとは2週間前にはどこの誰が考えていたか。

先の先はいざしらず、当面、この水しかない以上、これを飲みますけどね、いったい東電さんはこの事態をどう考えていたのでしょう。個人個人を責めても仕方がありませんけれど、ちょっとあまりにもひどすぎませんかね。自衛隊や東京消防庁の決死隊の方々の爪の垢でも煎じて飲んでいただきたい気がいたします。たしかに、当面はなんでもないでしょう。放射能の怖さは即効性ではありませんから。でも、おばはん世代のこちらは構わないけれど、若い人達や子供たちが心配ですよ。

とりあえず、今言えることはこのくらいですなあ。

※ しかし、必要なときは怖がりながらでもちゃんと四谷にいきます。 

 

 


クヌートの死から

2011-03-23 16:58:04 | インポート

http://www.youtube.com/watch?v=i7nliGGyI58

結局やはりあの動画は、あの時、ドイツのベルリン動物園でたまたまクヌートをビデオにとっていた方が撮影したクヌートの最後の場面だったようです。口のきけない動物ですから人間のように調子が悪いとか頭が痛いとか訴えることもなく、あっけなく4歳の命を終わってしまいました。

夕べの夜中の記事では解剖が始まって、脳に異常があったのが見つかっていましたが、今日はもう少し具体的に脳の損傷が原因だったとなっています。さらに詳しく調べなければわからないことも多いのでしょう。世界中から愛されたちびすけシロクマは、今はもう、先に亡くなった、ちびさんを可愛がって育ててくれた飼育員さんと一緒にいます。

今できることは、日本各地の動物園にいるホッキョクグマたちのことを考え、この地球上のすべての生命が実は運命共同体の一員だということを忘れないことでしょう。日本では今、大地震と巨大津波の結果、2万数千人の方々が亡くなったり行方不明になっています。しかも津波の二次災害で起こった、福島第一原発の大事故の後、広範囲に放射能が検出される事態になっています。おそらくこの後何年も何十年も先にまで影響の及ぶ被害でしょう。

けれども、少なくとも宗教者、信仰者を自認なさる方々なら、たとえどんな状況になっても驚きはしないと思いたいものです。生まれてきたら誰でも必ずやがていつかは終わりがくるのであります。地震や津波からは逃れても、放射能から逃れるべく努力を重ねて成功したとしても、それでもやがていつかは終わりがくるんです。日本国政府はどうも情けない当てにならない政府とはいえ、今の状況を何とかしていくための指示を下せるのはこの政府しかないわけですし、今はとにかく従うしかないでしょう。が、成人した国民一人一人が今後のために責任を持ってそれぞれの場で働いていくには、政治だけでは足りないかもしれません。

それはこの世を越えてもっと先にある希望ではないでしょうか。何があっても乗り越えるに足りる希望、永遠の生命。


今の当方の状況

2011-03-19 14:28:51 | インポート

現在のところ、それぞれのブログも書き物もまったく中断しております。書くのは、結構エネルギーの必要な作業なわけですが、なんというかエネルギー切れの状態で全然書けません。今、書いているのは、twitterとfacebookのみになっております。

当方の状況確認でしたら、akinoko2411  あるいは tyriuy  のアカウントでtwitterをお探しください。それ以外の書き物についてはしばらくお待ちください。

チェルノブイリの前後の時は個人が仕方なく、でも今は日本という国自体が世界に、今後の人類全体にかかわる危機を伝える役割を与えられているということかもしれないとか思っているところです。でも、この国、反面教師でしかないのかもしれませんが。


3号機はプルトニウム燃料機だ

2011-03-15 15:36:22 | インポート

簡単に書きとめておくことにする。

昨日、福島原発の3号機も爆発したわけだが、これはウランではなくてプルトニウムを燃料にしている機械だ。

今日、菅総理の国民への発表があったが、詳しい説明などはないに等しい。説明するともっとまずいことになるというわけだろう。東電がつぶれるとどうなるというのだろう。

とにかく、大変な事態だ。だからプルトニウムは反対だったのだが。この件で良いことがあるとすれば、日本の状況を見て、世界各国でも原発の扱いには多少は注意を払うかもしれないということくらいか。

多分大きな問題が出てくるのは次の世代になってからだ。今の世代はその前に寿命が尽きている。これって、やっぱり人間のもって生まれた原罪の結果の現れというしかないのだろうか。石原さんは謝罪したけど、言った事は結構ただしかったような気がする。日本人は、いや、人間は自己中心とうぬぼれ、限りない欲で、この世界を破滅にまで向かわせているような気がする。

どうすればよいのかはわからない。神様がそこに何をお望みなのかもわからない。ただ、なってしまった以上、出来ることをしていくだけだ。キリエエレイソン。


地震

2011-03-13 23:45:07 | インポート


こんにちは~、マリーで~す。うちのおばはんはどうしてるって? あの人ねえ、今朝起きたら頭が痛くて午前中寝てたの。だけどやらなくてはならないことがいっぱいあるから、さっき起きだしてバッファリンのんで仕事はじめたわよ。一昨日の大地震でおばはんの住んでるアパートも外のタイルが剥がれ落ちたりして、大家さんも大変。だけど、古いけど一応鉄筋の三階建てだから建物自体は大丈夫なの。

あの人、地震にあったのが阿佐ヶ谷の銀行だったからすぐ外に出て、目の前の阿佐ヶ谷駅に行ってみたのよね。そしたら、すでに全線運休、メトロもだめってわかったの。阿佐ヶ谷でよかったわよ。これが四谷だったらあの人、昔と違って足が悪くなってるから歩いて帰るのも大変なことだもん。それでも今回は二駅だから隣の荻窪まで行ったらバスが出てたのね。おかげで何とかお家には帰ってこれたんだけど、部屋に入ってびっくりよ。

台所は水浸し、高いところに積んであったものは全部下に落ちて部屋中に散らばってるし、板敷きの上に置いてある冷蔵庫がなぜか移動してしまって、ドアも開いたまま。勿論、中の物も外に飛び出しているし、大きい棚はガラスが落ちて割れて破片が飛び散っているし、本棚の本は全部飛び出しているし、本当にすごいの。ただ助かったのは粗大ごみに出す予定のパソコン用の椅子をまだそのまま置いてあったおかげで、机の上のパソコンはちょうど椅子の上に落ちてくれて壊れないでくれてたの。おばはんの一番心配してたのはパソコンが壊れていないかってことだったからよかったわ。

で、その夜が部屋がそんな状態でガスも使えないし、寒い台所で横にもなれずにちょっぴり寝ただけで寒さで寝られなかったの。さすがのあの人も、今回はほんとにあたしだけが頼りだったのよ。だってパソコンも部屋を片付けないことには動かせなかったのよね。そんなこんなだから、うちのおばはん、風邪をひいたみたいなの。そりゃそうだわね、ほんとに大変だったんだもの。

そんでもって、あの地震ってものすごく大きくって、マグニチュード9.0だったんですってね。だからかしら、まだ時々大きいのや小さいのや余震が何回も起こっているし、いろいろな情報を総合すると、地震で起こった巨大津波では多分今後、万単位の数の死者が出てくるみたいだし、まだまだ大きな余震が起こりそうだって、あの人、結構ビビッてるのよ。

怖いから当分は歩いてでも帰れるところ以外、出歩きたくないと思ってるみたい。ほんとにしょうのない臆病おばはんなのよね、あの人。マグニチュード7クラスの余震の確立が70パーセントだっていうし、まあ、仕方ないかなあ。今だって、昼も夜も余震が絶え間なく続いてるしねえ。

うちのおばはんは、それでも去年の9月30日の「備えよ常に」という話に、ひとつの図を添付しておいたのよ。それは日本周辺の震源図なの。すごく気味のわるい図よ。あれでいくとまだまだこの先も怪しいんじゃないの。怖がるだけじゃなくて一通りの心の準備、いざというときは予定通りになんて行くわけないけど、それでも一応出来ることはしておくべきじゃないのかしら。

でもさあ、福島原発があんなことになるとは誰にも予想つかなかったわよね。今回の地震て、あまりにも大きすぎたんだわ。これでこの先、東海とか、東南海とかの巨大地震になったら、ほかの地域の原発だって今からきちんと考えとかないと、大変なことになっちゃうんじゃないの、あたしでさえ心配になっちゃうわ。

あら、こんな時間よ、あの人、また明日具合がわるいなんて言い出しそうだからこのへんで止めとくわね。ほいじゃ、またね。

 


ご縁あって

2011-03-06 21:41:07 | インポート

こんばんは、マリーで~す。うちのおばはんは、歯が痛い、頭が痛いって、あんまりご機嫌がよくないの。だけど明日は3ヶ月ぶりに眼科と整形外科に行かなくちゃならないから、今日はおうちでおとなしくしてたのよ。緑内障とか、坐骨神経痛って、急激に進む病気じゃないから2、3ヶ月に1度、診察や検査を受けてあとはお薬をもらってくるだけなのよね。緑内障もきちんとお薬をつけてればそんなにいきなりは進まないんですって。あの人、若いころから腰痛や坐骨神経痛だったからこのごろはさすがにあんまり無理が利かなくなっちゃってるけど、それでも痛み止めを飲んで、歩きやすい靴をはいて、普通に動き回っているわよ。そのためには時々病院に行かなくちゃならないけどしょうがないじゃない。

だけど、今日の話はそんなことじゃないんだわ。むかし、あるところに一人の大学の先生がいて某SNSに参加してたの。うちのおばはんがtwitterをはじめたのもその先生のおかげだったのよね。今はもうその方は忙しくなってSNSやtwitterはやめちゃったけど、共通のお友達が残ったわけよ。そのお友達が今年はお母さんになるのね。

女性だけど男性と一緒に仕事をしていくだけの能力もあって、理解のあるご主人もいて、一種スーパーウーマン的な人が、体調不良を訴えるようになって、うちのおばはんも心配してたの。そしたらそれは実は赤ちゃんが出来たためだったのがわかったの。おばはんもびっくりしてたけど、お母さんになるお友達も初めての経験よ。それでも会社の人たちやご主人が理解のある人たちだったから状況は悪くないし、赤ちゃんもおなかの中で順調に育ってるところよ。

夏ごろにはおなかから出てくるみたい。お母さんてほんとに大変ね。うちのおばはん、お友達に赤ちゃんが生まれることがわかって、以前、お父さんから聞いた自分が生まれる前の話や、生まれたときの話をおもいだしたのよ。あの人、にゃんこが大好きなんだけど、あの人の死んだお母さんも猫好きだったんですって。だけど、あの人が生まれることになって、おじいさんやおばあさんに言われて、赤ちゃんに怪我をさせてはいけないからって可愛がっていた飼い猫を捨てさせられたんですって。

どんなに可愛がっていた猫でも自分の赤ちゃんのためには手放さなくてはならなかったのね。うちのおばはん、今頃、親の有難さを感じたらしいわ。それでもって、今度生まれてくる赤ちゃんのお母さんと知り合ったのも何かのご縁かもしれないとかって思ってるみたいよ。何の縁もゆかりもなかった人と知り合って、その人の生まれてくる赤ちゃんのために心配するなんてこれまで考えたこともなかった展開だわさ。不思議といえばこんな不思議なことってないんじゃないの。

無縁社会とか、人と人とのつながりが弱まっている時代というけれど、やっぱりそれだけじゃないんじゃないのかしら。知らない人同士もどこかで何かの縁でつながっているんじゃないのかしら。あたしなんかが言うと大雑把すぎちゃうかもしれないけど、そんなところにも働いているのが聖霊なのかもしれないじゃないの。こんな時代だけど、生まれてくる赤ちゃんや、小さい子たちって未来への希望なのよね。子供たちの幸せは大人たちの幸せでもあるんだわ。

てことで、今日の話はおしまいよ。うちのおばはん、前に書こうと思っていたお話からどんどん離れていくって嘆いているんだけど、書けないものは書けないんだから、しょうがないじゃない。今はこっちを書くべき時だからこうなっちゃうんだと思うわ。

ほんじゃあ、またねえ。バイバイ。


どうも体調不良

2011-03-04 23:47:25 | インポート

このところどうも調子がよくない。風邪をひいたせいかと思っていたのだが、先日、歯の治療に一番付き合いの長い歯科に行って診てもらったときにちょっと考えさせられることがあったので書いてみる。


ずいぶん昔の話だが、歯科の治療ミスで奥歯が化膿し、左顔面がお岩さんになったことがあった。以来、時々その後遺症で左顔面、目の下のあたりの痛みに悩まされていたのを思い出した。なにしろひどい化膿で骨の一部まで溶けたのだから後遺症は当然だ。ただ、いつもではないし、風邪をひいたり、体調不良のときに症状が出てくるだけだから、普段は忘れていた。

そして、以前、医科歯科の耳鼻科に行ったときに診てもらうと、そのときは蓄膿はないということだったし、化膿の後遺症の症状は仕方がないということで、こちらもそんなものかと思って我慢してきたわけだ。ところが、こちらも次第に歳を取り、体力がなくなってくると、今度は風邪や体調不良のときに、左顔面というより、左側の頭痛や、左右上下の歯の痛みに泣かされるようになってきた。中高年世代だから、歯周病は当然あるが、歯の磨き方は徹底的に教えられ実践しているので、まだ当分は自分の歯を維持できる筈だ。が、しかし熱が出るとやはり歯の痛みに耐えかねる思いをしている。義歯と自分の歯の違いは一部義歯にしてみてよくわかっているから、出来る限り、自分の歯は維持したいと思っていてもだ。

で、最近、歯科でこれは歯の痛みというより末梢神経が原因ではないかという説を聞き、ふと思い出した。この歯の痛みや頭痛、もしや昔の歯の化膿の後遺症と、アレルギー性鼻炎がひどくなってきた時の副鼻腔炎が重なって炎症が起きた時の発熱が原因と違うか?

歯自体が原因ではないとすれば、これって耳鼻科の問題かもしれない。今行っているかかりつけのお医者さんはご主人が耳鼻科で奥さんが内科で、普通はここで十分なのだけど、ご主人の先生の専門は同じ耳鼻科でも耳のほうなのだ。これは一度もっと別の鼻のほうの専門家のいるところに行ったほうがよいのかもしれないと思った。

今度の月曜日に千駄木の日医大病院の眼科と整形外科に行くのだが、別に日を改めて、日医大の耳鼻科に行ってみたほうがこの今の症状はっきりするのではないだろうか。いちど実際に診察を受けてみた方がよいのではないかと思案中だ。

 


少しはなしが飛ぶが

2011-03-03 10:04:19 | インポート

いつもこれを書いているテキスト用のパソコンの急な不調で仕方なくリカバリーしたためしばらくお休みしていた。

パソコンのほうはなんとか復帰してまた元に戻ったわけだが、そのあいだ、もう一台の問題があってネットにつなぐと危ない音楽や動画中心に使うことにしているほうのパソコンで、DVDを何本か見た。テレビ版の相棒のシリーズをそもそものはじめから見てみたのだが、なんと水谷さんたちも若くて、使われているパソコンやケータイの型もいかにも古い、この番組がいかに長寿番組かがよくわかって驚くばかりだ。そして、映画で見損なっていたマイマイ新子と千年の魔法、これはひじょうによい映画だった。

DVDになってくれて本当にありがたい作品だ。山口ではなく千葉県の市川市だが、同じように古い歴史のある土地で生まれて育って、万葉集の防人の歌や、真間の手児奈伝説のやはり千年の時間の流れを感じていた自分自身の子供時代の生活を思い出させられ、懐かしくてならなかった。半世紀も前は、うちのほうも家のまわりは畑と田んぼばかりだったのだ。

しかし、パソコンが使えなかったので、ニュースや情報は図書館に行って新聞をみるまでまるで切り離されていたから、ルーメル神父さまの訃報には驚いた。もっとも、イエズス会の最長老だった方だからお年を考えれば仕方のないことだが、またひとつの歴史が終わった気がしたものだ。イエズス会の管区長も住田師から梶山師に交代した。この間から時々、作道師に似た姿を見かけているのはご当人だろうか、別人かな? いずれにしても管区長の交代で人事も変わったわけだ。

いつのまにか時が流れていく。