クイーンズ伊勢丹で黙祷、それから

2015-03-11 17:34:15 | Weblog
今日はお昼近くに定期健診でいつものお医者さんに行き、お薬ももらってそのまま帰宅するつもりだったのが、天気がよくて暖かかったので思いついて伸びかけている髪を切りに行って来た。いつもベリーショートだから伸びかけてくるとまとまりが悪くていらつくのだ。

それからまた西荻に戻って買い物をして家に戻った。しかし、西友にはないものもあるからもう一度今度はクイーンズ伊勢丹に出かけた。するとちょうど３．１１の亡くなった方々のための黙祷があって店中が静まり、あの日のことを思い出した。あの日、阿佐ヶ谷の歯医者さんに行って帰りに駅前の銀行にいたときに地震が起こり、電車が止まって西荻まで歩いたのだった。

そして、持っていたケータイで三陸地方の大津波警報を知り、東京にいる自分でさえも、三陸の過去の大津波の災害は知っているくらいだから土地の人はみんな逃げたのだろうと思ったものだ。そうはならなかったわけだが。

父たちが千葉の海沿いに住むようになって、外房の江戸時代の大津波のあった場所を見たことがあったから、大津波となればどんなに高いところまで波が押し寄せてくるかも想像がついたからまさかあの土地の人たちが逃げ遅れるなど思いもしなかったのだ。現実はそれほどうまくいかなかったわけだが、おかげで過去の歴史もいざとなると役に立たないことを思い知らされたのだった。

クイーンズ伊勢丹の店内改装で今度ちょっとしたイートインも出来、そこで売っているフルーツポンチが値段のわりに本格的な味で非常においしいから、夜、テレビを見ながら食べるのに買いに行ったのだが、ついでに店内をまわるとさすがクイーンズ伊勢丹で、富士宮やきそばで使うあの肉かすがあった。これは買わねばならぬ。

しかし、家には焼きそばがないし、キャベツもない、と、ふと思い出したのが流星ワゴンのドラマの中でお父さんの忠さんが、子供たちのためにありあわせの材料で、忠さん流のお好み焼きを作る場面だ。肉かすと大根の葉の刻んだのと、ゆでてあるスパゲティをいためて、ソースだけはちゃんとしたものを使って試してみた。ソースの味で結構おいしく食べられるものになった。こういうのはなんと言うのだろう、怪我の功名？不幸中の幸いだったりして。

クイーンズ伊勢丹で買ってきておいしかったのはほかに紫蘇巻き甘味噌もよかったし、ピカピカ光る新鮮なスルメイカのいいのもあった。これは明日料理しよう。切り詰め経済で連日、モヤシや白菜とのお付き合いが続いているが、たまにはまともなおいしいものも食べないとやる気がわかないというものだ。あちらは少しご馳走を作る時用の材料を買うお店。西友では鳥手羽を買ってきた。これは西友で十分だ。ためしてガッテンで、下ごしらえを覚えて以来、食べやすい鳥手羽料理が作れるようになったのがありがたい。