世間話から祈りと孤独を考察

2013-06-22 14:41:32 | インポート
昔、リバス神父様が指導していた「祈りの学校」という講座があった。顔見知りの奥様とおしゃべりしている最中になぜかそこで教わったはなしを思い出していた。

人間という存在の状況というのは実は、みんな一人一人、深い井戸のそこにいるようなものでなんとかして隣り合う別の井戸の底にいる他者に自分の存在を伝えるために高く旗を掲げて振り合っているというイメージをおっしゃっていた。

なぜそれを思い出したのかというと、同じものを見ていても自分と、知り合いの奥様の関心の向かう方向の違いが面白かったのだ。彼女は写真が趣味で、ブログを見てもまず目に入るのは写真、こちらは写真はただのおまけ、なるほど、人と人とがわかりあうのって難しいよなあ。旗を振り合っていても見ている部分は両者とも自分が関心を持つ部分だけなのかもしれない。

神と人とを愛すると簡単に言うが、本当に他者を愛し大切にするには、自分の好み、自分の関心だけ見ていてはいつまでたっても駄目なのだろうと、今頃改めて考えさせられた。自分と違うものを受け入れる広い心が必要なようだ。分かり合えなくても他者を排除しない、自己主張ばかりしない広い心、いやあ、むずかしい、むずかしい。

すぐ隣に座っていても、お互いに相手の振っている旗が見えていないことだってありそうだ。見えていても読み違いもあるだろう。つまりそばにいても実は両者とも孤独だったりすることもありそうだ。あるいは相棒に登場する刑事部長と中園参事官のような関係かもしれない。

これはどうも普段日ごろの生活から心の向かう方向を正している必要がありそうだ。いつでも何をしていても思いが神様に向かっていないとたぶんうまくいかないのだと思ったのだった。つまり自分の心という深い井戸の底で誰に向かって旗を振っているのかが問題なのだろう。



以下は出かける前に書いたお知らせ

このところ風邪をこじらせてなかなか治らず、木曜日夜の聖書の集いも全然出席できていない、ちょっと情けない状況だ。

大事な知り合いの告別式も失礼させていただいているくらいで、なんともどうしようもない。来週の木曜日は今月の最後だけれど、果たしてどうなるか自信がもてない。天気がよく気温も高くなれば体調もよくなるのだが、雨だったらまた欠席になるかもしれない。早く梅雨があけてほしい。

しかし、それはとにかく、朝、facebookを見たところ、幸田司教様の一日黙想会の案内が出ていた。司教様のブログに細かい案内が乗っているが、ここにも簡単に紹介しておく。

   ● レジオマリエ黙想会

     7月1日(月) 10時から15時半(ミサで閉会)

     場所は四ツ谷駅前 雙葉のニコラ・バレ修道院

     テーマは「ひとびとの中におられるキリスト」 指導 幸田司教様

     参加費 500円 ロザリオ・昼食・飲み物持参  

     どなたでも参加可  問い合わせ等詳細はこちらをごらんください。

                   http://nativitas.blog130.fc2.com/

 

 今日はこの後、四ツ谷の夕方のミサに行くが、まだ喉が治っていないから聖歌隊は今週もお休みして、下の席に行くしかなさそう。

   

     


聖ペトロ聖パウロの祝日

2013-06-21 18:46:36 | インポート
今度の月曜日6月24日は、聖ペトロ聖パウロの祝日で、今年は関口の東京カテドラルで11時から東京大司教区の金祝銀祝を迎えた神父様方のためのお祝いのミサが行われるそうだ。平日の午前中という時間帯ではあるけれど、長い、長い年月を神と人のために働いてこられた神父様方に感謝して、なるべくミサに参加したいものだ。

東京の大司教様と森司教さまには霊名の祝日でもある。例年だとアクション同志会の方々にすべて任せて自分は行かないのだけれど、今年はなぜか行く気になっている。

昔、ある方が、教会は聖人の集まりでもあり、罪びとの集まりでもあると教えてくださった。まだ二十代の後半だったころだから、言葉としては理解しても現実としてはわかっていなかった。今、六十代前半に入って、この言葉の意味が重く実感されるようになった。人間て本当に複雑で難しいものだと思う。

宗教の世界だから、キリスト教の教会だからといって、ここはまだ天国ではないのもよくわかるようになった。けれどそれでも、神様がこの教会に呼んでくださった以上、できる限り全力を尽くして善なるものに良なるものになっていきたい、いつかは御前に立てるような人生を生きていたい、そんな心で、一信者の自分には大先達である二人の大聖人や、よき指導者の神父様方のお祝いの日のミサに与かりたいと思っている。


今日はあんまり一般的じゃないはなし

2013-06-21 17:41:46 | インポート

こんにちは~、マリーで~す。

昨日はさ、一日ずっと肌寒かったから、さすがのうちのおばはんも着るものも食べるものも体を温めるようなものにして、掛け布団も毛布一枚じゃなくて、薄い上掛けも掛けたのね。それがよかったのかなにか、今日は朝起きたときから気分もすっきりしてるし、体調もよくて咳も止まってたの。

それで午前中は前から気になっていたけど、手をつけていなかったガスレンジの周りや、換気扇の掃除をしたのよ。このアパート、古いけれどもともとはマンションとして作られたから部屋も台所もトイレもみんな天井が高くて、背の低いうちのおばはんには蛍光灯や電球の取替えも、換気扇の掃除も大きい踏み台なしには全然手が届かないの。

それでついお掃除も手抜きが多くなっちゃって、換気扇や、蛍光灯の笠の上とか、天井に近いところの掃除が行き届かないのよ。ハウスダストのアレルギーだから、本当だったらなるべく塵や埃はたまらないようにしなくてはいけないのに、背が届かないからついつい、たまにしかやらないのね。でも一見きれいになっていても当人は換気扇の汚れも、蛍光灯の笠の上の埃も、ガスレンジの下や四隅にたまっている汚れ、ちゃんとわかっているから、内心では気になって仕方がないわけよ。

それで、今日は気分もいいし、お掃除日和だって、気になっていたガスレンジの下のコーヒーや煮物のお汁が吹きこぼれた跡とか、塵とか埃も掃除して、換気扇も外してこれも可能な限りきちんと汚れ落としをしてたわよ。ほんとは戸棚の上の大きい缶とかいらない埃だらけの道具も片付けたいけど、おき場所がないからそのままだけどね。とりあえず、自分がわかっていて気になっている汚れだけはきれいにしといたのよ。

でもって、お掃除しながらさあ、あれ、これは何かに似ているなって思ったみたいなの。えーと、アナロジーとかなんとかって言うんだったかしら。他の人は気がつかなかったとしても、この台所をいつも使っている当人は本当はどこが汚れているかよくわかっている、この感じに似ているものを知っているような気がするぞ。

他の人は知らなくても自分はよくわかっている、あるところのさまざまな問題。塵や埃、汚れ。あれもお掃除が必要というか、というか清めとか償いが必要なのではないか。関係者はほとんどもうこの世を去っているけれど、あれは償いが必要なのではないのか。とかって、なんかよくわかんないけど、あの人、そんなことを思い始めたのね。そういえば去年、誰かさんのところに押しかけて行ってその辺を話したんじゃないかしら。

あれからごたごたして話が途切れてたのね。ほんでもって、その後、足腰の調子が前より具合が悪くなってきて現実的に可能な話かどうか自信がなくなっちゃってとぼとぼしてるのが今の状況なのよ。だから、おてまみも書くに書けない、まとまらないってわけなんだわ。今の新しい責任者は以前のことなんて全然知らないから何をどうまとめるか、どう伝えればいいのか迷っちゃってるんだわさ。

なんか長くなってきちゃったから今日はこのへんでやめとくけど、たぶん来週はなんとかまとまってくるんじゃないのかしら、なんともいえないけどさ。ほんじゃまたね。

 


あっちもこっちも

2013-06-20 22:37:10 | インポート

こんばんは~、マリーで~す。

今日は遅いじゃないかって? あら、このところがちょっと早めだっただけでこんなものよ。なんたって、うちのおばはん、今日は天気もよくないから出かけるのは止めて一日家にいたわりに、全然仕事にならなかったのよね。やらなくてはならないことがあっちもこっちもあるんだけどどっちも気持ちがまとまらなくて中途半端で、両方とも結局手をつけてないの。

今日のあの人がしたことっていったら料理だけだわさ。手羽先の5本入りパックを4つ買ってきてあるから、半日かけて、ためしてガッテンで覚えた骨抜きの練習ついでに下ごしらえまで終わらせて、半分は冷凍、半分は塩コショウをして網焼きと、いつもの手羽大根の煮物をつくったの。だけど骨を一本抜いてしまうと、ほんとに食べやすいのよね。こんなに食べやすいとは思わなかったわ。ためしてガッテンて、お料理のことは見ておいて損はないみたいよ。たいてい、実際に役に立つ内容なんだもの。

それにしてもせっかく朝早起きしたのに、今日のサッカーときたらなんというか、あれって思ったら、あっというまに負けてきて終わっちゃったし、どうもあれが全体にけちのつき始め、雨空と一緒に、やる気が失せた原因みたいな気がするわ。

まあ、焦るとろくなことがないし、やる気が自然に湧いてくるのを待つしかないんだけど、天気がよくないのは体調にもかなり影響するし、そうなるとやる気にも影響しちゃうのよねえ。せめて早く台風が通り過ぎていってほしいもんだわさ。

そんなことで今日のはなし、おしまい。ほんじゃまたね。

 


うちには絵本はなかったなあ

2013-06-19 16:50:48 | インポート
こんにちは~、マリーで~す。

うちのおばはん、昨日ずぶ濡れで帰ってきたのがよくなかったらしくて、朝からあんまり調子がよくなくてカロナールを飲んだけど効かないって、さっき今度はロキソニンを飲んでたわよ。また風邪をぶりかえしちゃったのかなあ。

机に向かってるけど今日も全然頭が働かないみたいで、何にも書けてないじゃないの。しょうがないからパソコンを開いちゃ、あっちこっち見てるだけ。今朝からこの時間まであの人の心の網にひっかかったのは、twitterで、tbs_booさんのアイコンを作っている、のりこさん(noriko_v)が書き込んでいたカエルの絵本のことくらいかしら。

うちのおばはんのお家には小さいとき絵本て、全然なかったのよね。今思えば不思議なんだけど、あの人のお父さんがあの人に初めて買ってくれたのは、活字がいっぱい、難しい漢字もいっぱいの大人が読むような文庫本の童話だったの。

今も覚えてるわよ、新潮文庫のアンデルセン童話全3冊、岩波文庫の旧仮名の風の又三郎と銀河鉄道の夜、おかげで読みたい一心で必死に漢字や旧仮名に取り組む小学生だったのね。絵本は、親戚の家で、いとこの女の子たちが見ていた白雪姫の記憶くらいしかなくて、50代を過ぎてから、初めてベアトリス・ポッターの愛らしいウサギや子猫のものを見てひと目ぼれしたくらいのものだったのよ。

だけど、想像力、創造力をそそるような可愛いものは好きだから、のりこさんの作ったTBSのブーのアイコンには最初からファンになっちゃったのよ。初期のnhk_prとtbs_booがおやつのプリンを前にしたイラストなんか、今でもあの人、ケータイやタブレットにも入れて眺めているわ。

それからもう一人忘れちゃいけない、夢の中を漂うようなあんとに庵さんの画風も好きだけどね。昔からあんとに庵さんの絵は見ていたけど、この方とtwitterの論客が同一人物とは夢にも思わなかったから、ほんというと個展を見に行って実際のご本人に会ってみてご本人がなんと言おうとtwitterの論調からは想像もつかない上品な物腰や柔らかいきれいな声にあっけにとられちゃってたのよ。

とにかく、美術とか音楽とか、心の奥深いところに働きかける仕事のできる人って尊敬しちゃうわ。うちのおばはんみたいに雑文しか書けないんじゃとうていそうはいかないもんね。

おしゃべりしてたらもう夕方になっちゃうじゃないの。しょうがないなあ、うちのおばはん、書かなくちゃいけないお手紙にも全然手がついていないでどうすんのよねえ。頭が痛いから書けない? まったくもう。今日のところはしょうがないけどさ、もうちょっとしっかりしてよね。

そんなわけで今日はここまで。ほんじゃまたね。 






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明日から天気が相当荒れるらしい

2013-06-18 21:28:54 | インポート


うちのおばはん、昨日はグーグル・ピカサで、散々悩んでたんだけど、いくら日本語の説明を見ても実物のほうには、そんなのどこにあるのよ、っていう状態だったのよ。ほんでもってとうとうあの人、最後に仕方なくなって、面倒くさがって読もうとしなかった英文の説明の方を見たら、何のことはないピカサはグーグルのサービスだから、新しく更新してからのは同じグーグルのクロームブラウザなら、あっという間だってことがやっとわかったの。

あの人がピカサで困っていたのはアンドロイドのタブレットにピカサで入っている写真がどうやっても動かせなくなっちゃってなんだけど、パソコンの方にクロームブラウザを入れて同期したら簡単に動いたわよ。いいかわるいかはよくわからないけど、グーグルも昔と違ってほんとに面倒なことになってきたのよね。

でもやっとひとまず、やれやれだわさ。おかげでうちのおばはんちょっと寝不足気味で、今日はまた聖三木図書館にこもってたんだけど、頭が全然働かなくて、仕事にならなかったの。これは駄目だって思ったみたいで3時前に引き上げて、阿佐ヶ谷に寄ってご飯を食べたの。今日18日でしょう、天丼のてんやさんが25周年記念に18日は10と8でてんやの日って、普通の天丼がサービス価格の390円なんですって。

値段までサンキューで390円なのね。油物は普段控えているうちのおばはんも天丼ならたまには食べたいって、てんやさんに入ったわけ。このお店さあ、値段の割りにお米もいいお米だし、てんぷらもおいしいんだって。体重が気になってるくせにおいしいものはやっぱり食べたいらしいんだわ。まったく困っちゃうのよねえ、この人。

その後、すぐそばの西友でいい大根が安かったから重いのに大根とかいろいろ買って、外に出たらちょうど雨が降り出したところで、これはまずいって荻窪で電車を降りてバスに乗って帰ってきたのはいいけど、バス停から家まで歩いただけでびしょ濡れよ。あの人の予想より雨の降り出しが早かったみたい。

でもって、おうちで天気予報を見たら、明日、あさっては相当天気がよくないみたいじゃないの。雷だの、突風だのって、ほんとにどうなっちゃうのかしら。まあ、あの人には天気がよくないとおうちで仕事日和になるらしいけどさ、雷は困るのよねえ。パソコンは電源切っとかなくちゃならないし面倒だわ。

雨が降らなすぎれば、旱魃が心配だし、降りすぎれば、これもまた問題だし、うまくいかないのねえ。ま、いいか、明日のことは明日自身が心配するとかっていうもんね。とにかく今日の話はここまででお仕舞い。ほんじゃまたね。

 


いやはや、ピカサって大変

2013-06-17 22:03:51 | インポート
こんばんは~、マリーで~す。

今日はすぐに終わりよ、なにしろ、うちのおばはんときたら、ずっとピカサの使い方がわからなくて、入れたいものも消したいものも全然どうにもならなくて、今もまだ頭を抱えてるの。多分明日になってもまだ駄目かもね。

だから今日はブログもまたおやすみよ。ごめんなさいね。新しくなってますます使い方が複雑になっちゃってさあ、あの人の頭じゃ難しすぎよ。とにかくそんなんでまたね。


無題(facebookから)

2013-06-16 11:30:30 | インポート
朝起きて今日は上尾の丸山さん(日経新聞社の丸山兼也さん)の御通夜で、明日は告別式なのをぼんやりと思っていた。上尾まで出かける体調ではないので直接参加しないことにしたのが、やっぱり気になっていた。あれだけお世話になってたのにと忸怩たる思い。

けれども同時になぜか、それでもいい、丸山さんはもういないけれど、さまざまな場面に出会うとき、丸山さんだったらなんと言うだろう、どうするだろうと、この先は声のない声、言葉のないコメントを読んで自分で自分の道を行くのだなあという気がした。

これからまた四谷との話し合い?とかいろいろ予想されるけれど、あの方の勇気は見習わなくては。



訃報

2013-06-14 15:42:37 | インポート
知人が亡くなった。日経の方で、以前日経NETの時代にあった日経のSNS、WagaMagaのときからの知り合いで、上尾の丸山さんとお呼びしていた方だ。癌の闘病中だったから心配はしていたのだが、このところ小康状態のようだったのに、突然に亡くなってしまった。ショックだ。

上尾の丸山さんにはブログの書き方から、写真のアップの仕方、そのためのパソコンの使い方、全部みんな教えていただいた。その昔はイタリアに駐在していたので、その当時のヴァチカンにいた日本人聖職者の方々の話などもよく出た。中国文学の素養にも長けていて、話題豊富な面白い方だった。この方に教わったことはたくさんあって、地震雲についても丸山さんだったから、頭から否定したりせずにこれも頭に置いておいても、そう間違ってもいない部分もあると思うようになったのだ。ユーモア、夢、理想、丸山さんの美点は数え切れなかった。

くら寿司のことも丸山さんで知った。嘉門達夫の歌もそうだ。そういえば、昔の金曜会のあとで参加者みんなで狭い部屋に押しくら饅頭で入って歌ったときの動画、まだyoutubeにあるかな? 最近見ていないからわからないが、丸山さんががなりたてるように、おら、東京さ、行くだと歌っているのが残っているかもしれない。

今、確認したところ、騒音ばかりで映像は全然見えませんでした。2008年の三金会のあとでの3、4人用の部屋に12人入っての騒ぎでした。

うちの父のときのことがあるので、病状をみていて覚悟はしていたけれど、これは早すぎる、早すぎるよ、丸山さん。

残念ながら、通夜も告別式もさいたま市まで行けないけれど、ただただ冥福を祈ります。
今、フェイスブックを見たら、初めてWagaMagaで、かじっかさんの金曜会に参加したとき、ご一緒したosanakさんは通夜と告別式に福岡から出てくるのですね。まったく、年月の経過が夢のようです。若くて元気いっぱいだった丸山さんのあの日の姿が目に浮かぶようです。