大学で民俗学を専攻していましたが、大道芸をやり始めていたので不良学生でした。
かろうじでB判定の卒業論文で卒業はさせて頂きましたが、枚数と形式が条件を満たしていただけです。
柳田國男の遠野物語もちゃんと読んでいません。
そんな私ですが、民話や昔話はちゃんと好きです。
なので遠野は一度は行ってみたかった所。
調べると「遠野市立博物館」「伝承園」「とおの物語の館」そして「カッパ淵」
この辺りを抑えるのが基本のようですが。
まずは遠野市立博物館。
まずこういう硬派な所に行くのは自分が受けた教育のタマモノか!?
ちょうど特別展示も「遠野物語と異界」
遠野という地域の基礎知識や、遠野物語の背景、概要を学べました。
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河童のミイラ
やっぱりこういうものがあると、ワクワクしますね
↓民俗学を専攻した学生が必ず作らされる民俗調査カード
聞き取り調査をした内容をまとめたものです。
遠野物語から抜粋された昔話のアニメーションも見られますので、時間があれば全部見てもいいと思います。
とおの物語の館は、いわゆる「語り部」の昔話が聞ける場所です。
それ以外にも昔話についての基礎知識
※各地に類話があったりすること
など学べます
あとここの横にある「伊藤家」
めっちゃ美味しい蕎麦と、マグロ丼でした。
価格も観光地価格でなく良心的。
最後は伝承園とカッパ淵。
伝承園も語り部が来てくれるみたいですが、こちらは土日のみ。
ただ、南部曲り家を見られるのは興味深いです。
入場料は330円と安いので、興味があれば入った方がいいですし、なければお土産物屋だけでも寄った方がいいかな、という感じです。
カッパ捕獲許可証も買えます。
ちなみに駅前の観光協会に行くと、写真付きのカッパ捕獲許可証も買えますが。そちらは後日郵送。
私はそれも作りましたし、ここでの簡易的な許可証も書いました。
カッパ淵は、まあ見ておいて損はないかなという感じです。