江戸川区にあるある不動産屋様からのご依頼です。
今日は上篠崎にてアパート8世帯のアンテナ工事です。
築年数も新しいので簡単に終わる・・・・ と思っていました。
UUVBSアンテナ工事です。
VHFは既存の物を使用します。
風が吹くと揺れるのでなるべく低くしてほしいとの事です。
マストはお客様指定の溶融亜鉛メッキドブ32Φです。
32Φのドブは在庫していないので取り寄せいたしました。
アンテナは耐久型のアンテナです。
CTCはデジタルアナログともにご希望との事です。
デジタルを良くしようとすると・・アナログがダメになり・・
場所決めは以外に大変でしたがようやく場所を決めて立てはじめます。
204CSTも用意しましたが、あまり変わらなかったので144CSTを
使用しました。
この様になりました。
上が千葉で下が東京キー局です。
これをあるメーカーの混合器で混合すると27ch 28chのCNRが
劣化してしまいます><
対処方法はある程度理解していましたが、今日は1件なので時間をかけて
実験してみます。
また混合器を変えます。 そうすると28chは回復しましたが、27chのみ
CNRが21dB前後です。
混合器のCTC側を外すとCNRは30dBになります。
またあるメーカーの混合器に変えます。 3個目
そうすると27chがCNR27dB~となりました。
一切アンテナはいじっていません。
混合器なんて自社製品ではなくどこかで作っていている物?
だと思うのですが、 こんなに特性が違うんですね・・・・
強電界地域ならではの現象ですかね。
CTC局のアンテナの後ろから 27chだけ入力LVが67dBμVもあるのです。
どこのメーカーが良かったかは書きません。 個体差かもしれませんし。
正直わかりません。
この現象は現場で神奈川のkikuさんと話しながら実験しました。
30chのCTCのアンテナを1-27chにいれて 27chを測定すると
面白いかもしれません。
今度改めて混合器比べをしてみようかなと思います。
その混合器は1個しかないので、上下アンテナを入れ替えて問題は解決しましたが、
アナログのCTCが・・・ デジタル優先という事で完了とさせていただきました。
このアパートの裏には大きな建物があり、それが無ければこんなに苦労はしなかったのに~><
これで工事完了です。 工事時間5時間!
OFDM 20ch 52dBμ 30ch 52dBμ アナログV46ch 58dBμ
21ch~ 57dBμV~ CNR30dB~ となりました。
この後同じオーナー様の別のマンションのお見積もり。
14世帯の42端子の小規模マンションなので工事は簡単そうです。
見積もり金額をご提示しましたら、他の半額との事です。
たまたまでしょうけど 喜んでいただけて良かったです。