今日は某量販店様のご依頼分は父にいってもらいました。
夕方合流して少しだけ手伝いました。
さて一件目朝一番滝台です。直接ご依頼ありがとうございます。
朝から雨が降っていたので通常工事はしないのですがとりあえず
現場に行きました。
雨は降っていましたが、ヘーベルハウスで屋根が平らなので工事をすることに
しました。計測器がぬれなければOKです。
まず室内で電波を測定。
間違いなく共同アンテナでCATVでないことを確認。
各チャンネルの強度を測定。
VHFの1-3chが36dBμ・・・・ え?
お客様にお話を聞きますと、共同アンテナなのに画像が悪いとの事です。
屋根に上ります。
保安器が寝ていました。 たぶん水がはいったのかな?
保安器直下で測定すると、VLが65dBμとこれまた低い。
たぶん幹線の問題だとお客様にお話しました。
さて平らなのでアンテナは3段ステーにする予定でしたが、
3段にすると、平らなので逆に不安定になってしまって、
一番下段を撤去して2段にしました。AMPはVUBCCSブースター使用。
天井裏を確認。
昔懐かしい亜鉛ダイカスト製のFM VU専用の為、分配器を交換。
5CFVなどの同軸は熱で膨張、伸縮が激しく、年数が経つとよく
こんな感じに芯線が長すぎたり、引っ込んでしまったりします。
これははじめ工事をした人のせい?ではないのです。
よく勘違いされる方がいますが、性質上しょうがないのかな・・・・
それにしても長いw 全部確認しましたが、長いのが4本 短いのが2本 正常なのが 1本でした。
そしてTV端子を測定しにいきました。 が!!!
ほぼ定格出力にてTV端子にて測定すると、BSがLDKで46dBμ・・
50dBμも減衰します。
なんとか受信はできますが、これはまずい・・・・
色々考えましたが、引き込み線の張りなおしをしたいのですが、
ヘーベルで通すのが大変なので。カスケードすることにしました。
(このAMP工事は通常料金に別途1万円弱かかります。)
引き込みで30dB以上もBSが減衰するので、AMP部を天井裏につけると
AMP直下で47dB位になってしまいます。
それでも増幅できますが、通常の雲でも受信できなくなる恐れがあるので、
通常のAMPはアンテナ直下にいれました。
(本当にどちらをアンテナ直下に入れようか悩みました
アンテナ直下ですと定格に縛りがあるので、本当は天井裏に入れたかったのも事実、
CNRがよければそこでMAXで77dBμ~でさせればなんとかAMP1台ですんだかもしれません。 う~ん 悩みました。
結局VHF UHFもあるので、通常AMPをアンテナ直下にいれました。
あとで映らなくなったら信用がなくなりますので安全に!)
ということで天井裏に簡易ブースターをいれました。
-10dBで32波なので84dBμで出力しました。
GAINがないので、細かな調整ができません。
(カスケードですので、各ー3dB以上~になります。)
無事TV端子にてBS55dBμ CNR23dBにて工事完了です。
UHFはTV端子にて全チャンネル 63dBμ~ CNR 30dB
千葉もきちんと受信できました。
書き忘れましたが、UHFはアンテナ直下62dBμ~ CNR30dB~ BER Freeでした。)
お客様が喜んでいる姿をみて、正直私も嬉しかったです!
本当に有難うございました。
築年数は20年ということですが、造りがしっかりしていて本当にビックリです。
きちんと整備された設備でしたので、新築割引にて工事いたしました。