今日2件目は市川市北方でアンテナ点検にお伺いしました。(他社施工分)
ダブルブッキングをしてしまいご訪問時間を1時間30分遅らせていただきました。
大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
最近TVが映らなくなるとの事でした。
この場所は強電界地域です。
アンテナの方向もスカイツリーの方向に向いています。
予想外の電圧でした。 ブースターもついているのに・・・・・・・
電源部で再度測定します。
(上流から点検してしまうと、本当の原因がわからなく復旧してしまう恐れがあるので、下流からきちんと原因を突き止めます。)
やはり屋根上に問題がありそうです。
接触不良でした。 すべての接栓が緩んでいました。
↑は緩んだ状態でブースターの出力での電圧です。 かなり低いです。><
ここら辺は、アンテナ直下で80dBμVくらいある地域です。
工具で確りしめてモニター出力から測定します。
ATT-10dBでGainをMinにしてもこれ以上下がりません。
ネジが緩んでしまうような施工だと、ほかの部分も気になってしまいます。
ただ、そうなると金額も高くなってしまいますので、お客様にご説明をさせていただき
今回は必要最低限の工事となりました。
少し気になる点がありますが、今現在は問題ありません。 将来障害がでるようでしたらその時に再度ご依頼くださいとご説明
させていただきました。
1Fの電源部分の端子で電波を測定します。
スペクトラム波形をみると右下がりなのがよくわかります。
主波は確りしていて遅延はありません。
ただ、かなり電圧が高くなります。
あとUHFの方向が東京タワーに向いていてスカイツリーとの角度が多少あるのですが、
BSアンテナがついていて、マストも2.5mくらいあるので調整となると、金額もかかってしまうのと、
スカイツリーが目の前で見通しもよいですから、弱電界と違い年間を通して電波の変動は少ないので今回は調整はしませんでした。
最後に1FのTV端子で電波を測定します。
とても綺麗になっていました。
ブースター直下では電源などのノイズが原因できちんと測定できない場合があります。
TV端子で測定するのが一番良いのでしょう。
1Fはバッチリです。
2Fは・・・・・・・・・・・・・・・・
写真がありませんが、TV端子で93dBμVとなってしまいました。><
ただ、TVのアンテナLVと、測定器でのCN値すべて30dB~を見てとりあえず問題はありません。
東京タワー波の時はCNの劣化がでましたが、恐るべしスカイツリーといったところです。
(ブースターは定格内です。)
お客さまにはアッテネーターを入れますか? とお話をしましたがとりあえず問題ないので
今回はそのままとさせていただきました。
屋根→壁面→1FTV端子→2FTV端子
今回の電波をみると配線経路が上記である可能性が高いです。
アンテナ直下にATTを入れるよりも、この場合は2Fの端子をR付にすると綺麗に電波がそろいます。
また何かございましたらどうぞよろしくお願いいたします。
今回は増田デンキにご依頼誠にありがとうございました。