荻原 久雄   おぎわら ひさお

足利に元気を
  そして新しい未来へ

足利市議会議員

ライドシェアの導入 2

2023年04月15日 | コラム

 配車サービスの利用方法に興味がありました。

 世界ではタクシーの配車サービスに利用しているアプリ「Uber」をスマートフォンにダウンロードして利用しているそうです。

 

 スマートフォンがない方は専用ダイヤルに連絡して担当者がアプリを使うそうです。

 

 アプリを使う利点は、現在の場所と行先をインプットすれば、金額が表示され、同時にボランティアの運転手に連絡がいきます。

 

 

 さらに、運転手の評価も、利用者の評価も確認することができます。

 

 ボランティアの運転手にガソリン代以外の経費を払えないかと質問しましたら、タクシーの規制を変えないとだめだそうです。

 実証実験では、5年間で利用件数2,046件、走行距離27,018kmで一回当たり平均13kmでした。1,600人の町でおよそ1日1件だったそうです。

 

 ボランティアの運転手は16名いらっしゃるそうです。将来は高齢者だけでなく、外国人観光客や習い事をする子供たちにも利用できるように考えている様です。

 

 足利市でもライドシェアの導入は可能だと思います。

 タクシーのない地域で利用者の負担をお願いし、ボランティアの運転手にも少し利益が出る仕組みができればと思います。

 中頓別町では、システム利用料と送迎で160円、1kmあたり17.53円です。10kmで手数料を含め400円の料金になります。

 

 車の走行距離が年間5,000kmだと すると1日13.6kmです。

 車の所有者の維持費は車の車種によりますが、車代、ガソリン代、車検代、メンテナンス費などで一か月あたり約2万円から3万円です。

 

 月400kmの走行距離だと1kmあたり約62円かかっています。

 10kmで約620円になります。中頓別町より経費はかかっています。

相乗りができれば利用者はもっと安くなりますし、高齢者の皆さんは1日5kmぐらいしか運転していないと思います。

 市がどのくらい負担できるかにより、利用料金とボランティアの運転手への支払いが変わると思います。

 

 運転免許の自主返納が増加し、車を運転できない交通弱者が増える傾向にある中で、現状の路線バスだけで通院や買物をすることは困難といえます。

 

 全国にはライドシェアサービスを実証実験している地域がありますが、本市もその利便性を研究して、導入されることを期待します。

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ごみ収集運搬業務委託

2023年04月15日 | コラム

 私は、民主主義国家における、

資本主義経済は選挙で選ばれる市長と議員以外はすべて民営化が可能であり、

できる限り民営に近づけることが重要だと思っています。

 

 それが市場経済の中で切磋琢磨され、最適な価格に決定され、市民にとって利益が得られるようになると考えます。

 国では、小さな政府を目指し、三公社五現業が特殊法人を含め、すべて民営化されました。NTT、JRなど競争原理が働き、サービスは向上し、商品価格は下がりました。

 足利市のごみ収集運搬業務委託は、民営化され随意契約から、入札制度に変わりました。

 疑問を感じる条件もありますが、市場原理にさらされ、企業努力により、最適な価格になりました。

 家庭ごみの収集業務は、決められた収集日に迅速かつ適正に処理する必要があり、業務を停止することは1日たりともできない中で、市民に不利益を生じないよう頑張っていると思います。

 

 特に考慮しなければならないのは、少子高齢化社会の中での人手不足です。

 私事で恐縮ですが、30年前いわゆるバブルの時代、きつい、汚い、危険、と言われた3Kの会社で総務、人事採用を担当していました。

 ハローワークには常時、募集を掲載していましたが中々採用までいたりませんでした。

 人手不足解消のため、外国人研修生をお願いするために、海外まで面接に行きました人手不足は、

 これから、当時と同じ状況になると思います。また、現在ごみ収集に従事している方のことも考える必要があると思われます。

 

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