とても暖かな日でしたね。お正月三が日もそうでしたが、ちょっと暖かすぎ。春みたい。
庭の梅の木のつぼみもだいぶふくらんで、蜂が出てくる前に咲いてしまうんじゃないかし
ら…。受粉がうまくいかなくて、今年も実が少しだけ、という可能性がありますね。
そういえば、エリカの花は昨年11月頃から咲いていて、今満開です。やっぱり早い。
お正月あれこれ。
ひたし豆、挑戦しました。やっぱり東北の青豆とは違った豆で、甘さとかコクが薄かったり、
カズノコの塩抜きをし過ぎて苦味が出たり、おいしさは今ひとつでしたが、夫はつまみにい
いと言い、おかーさんは気に入ってたくさん食べていたので、まあまあだったような…。
黒豆は、かぜでいつものように時間をかけられず、黒砂糖を少し入れてはコトコト、少し入
れてはコトコトを繰り返さないといけないのに、どっと入れたので、豆が固くしぼしぼにな
ってしまいました。でも、弟くん一家にはおおむね好評で、これもまあまあ。
おせちらしきものは、あとは赤大根のなますと、おかーさんお得意の豚の角煮で、かまぼ
こ切ったりハム切ったり、手巻き寿司したり、といつもながらシンプルなお正月の食卓でし
た。
お引き菜といって、大根をかつらむきして細長く切ったものと、人参の細切り、それに長ひ
じき、高野豆腐、かまぼこを入れた醤油仕立ての、岩手のお雑煮を作ったこともあったので
すが、みんなピンとこないようで、もうやめました。わたしにとっては懐かしい味でも、小さい
ときから食べていないと、そうおいしいものでもないのですよね。
小さなことでも、異文化と言うには大げさですが、感じる事はいろいろあって、ひとつあげ
ますと、ヌクヌク抗争というのがありました。おせちとはガラッと話題が変わりますが、トイ
レの便座を温めるスイッチが入っていなくて、タオルのカバーもないので、うっかり座ると、
ヒーッと縮みあがるのです。最新式トイレだし、ヒーッとなるのはもういやなので、勝手に温
めスイッチを一番弱にして入れました。これは許されぬことだったらしく、おかーさんは夫に
切るように指令をだしたようです。操作がわからないということらしいですが、秘密裏に行わ
れる便座ヌクヌクをめぐる抗争…。 おかーさんは冷たくないのかなあ。ナゾだ。
便座でお話しが終わるのもなんなので。
ヌクヌクのお日様のもと、今日は、夫と城跡とお屋敷街を散歩しました。あんまり暖かいのも
良くないですが、弱ぐらいのヌクヌクは気持ちいいですね。