今日は雨の中、20分歩いてヨガに行ってきました。いつもなら、ミニサイクルに乗って、
サーカスのくまさんみたいな感じでガシガシこいで行くのですが、今日はヨガマット持って
傘さして行きました。出がけはちょっとブルーな気分だったけれど、雨で空気がしっとりしてるし
知らないおじさんと朝のあいさつなんかして、こんなのもたまにはいいなと思ったのでした。
昨日の夜、ＮＨＫのワイルドジャパンという番組を観ました。日本の自然をＢＢＣと共同で撮っ
たもので、自然のなかで、そこに暮す人と動物の関わりに焦点を当てて映像にしていました。
鱒を必死に追いかけるお母さんヒグマとか、海亀の卵を食べる猪とか、貴重な映像がいろいろあっ
たのですが、印象に残ったのはモズクの海中畑と、北海道のシマリスとエゾリスの遭遇でした。
モズクの採取方法を初めて見ました。沖縄のきれいな海の中に長方形のモズクの養殖場が整然と
並んでいて、そこに潜って、洗濯機のホースのようなものでズボズボ吸い取るのです。なにか近未
来的な不思議な風景でした。
それから地味だけど可愛くてたまらなかったのは、シマリスが木の実を思いっきり頬袋に貯めて
いる真正面の顔。そして縄張りにエゾリスが来た時の両者の眼です。黒いつぶらな眼が、明らかに
驚いた表情になって、マジか……と言っているような。
リスは、動物のなかでも、そのフオルム故に好きなのですが、一生懸命木の実を集めては土の中
に隠し、それを忘れてしまうという話を聞き、そのおとぼけ度にも好感をもっていました。
ウチでは、いろいろ片付けをしてはどこにしまったのか忘れることを「アホリスみたい」と言っていた
のですが、最近、リスが土の中に忘れた木の実は、いつか芽をだし大きな木になって、何代かあとの
リスの食料になると知り、リスに申し訳ないことをしたような気持ちになりました。御見それしました、という感じ。
