今日は特別暑いのです。午前中に夕ご飯の準備をあらかた済ませて、昼からは和室にクーラーを入れて(ウチにあるクーラーはこの部屋にただ一つだけ)、生協の注文したり、「騎士団長殺し」の第二部を読んだりしていました。クーラーのあるこの部屋にはテレビがないので、最近はあまりテレビをみていません。朝の間、NHKのBSをみるぐらいです。だからどんどん本を読んでいる時間が多くなって、ちょっと目を酷使しすぎ。
こんな花、植えた覚えがないのだけれど ヒオウギ?
一昨日はお習字に行ってきました。いつもの女先生の教室は夏休みなので、書家でもある男先生の教室に飛び入りさせてもらっています。五時からの枠は小学一年生のおチビちゃんばかり。えんぴつで線をなぞったり、筆を持ったコもひらがなの練習です。おばちゃんが一人混じって、不思議な書体の隷書の練習。さて、おチビちゃんたちにはどう見えてるのかな。
一人の小さい男の子が先生の机に突っ伏して眠っています。昼間遊び過ぎてつかれちゃったみたい。先生も起こさずに、お母さんのお迎えが来るまでそのままにしていました。遊び疲れて眠るコなんてひさしぶりに見た。なにやらキュンとします。このキュンはおばあちゃん的感情なんだろうか…イヤイヤ、それは心のなかで打ち消してお稽古に集中。先生は「ゆったりと、のびやかに書いてください」とおっしゃっるので、それが隷書の魅力なのだろうということは想像できるのですが、実際どういった線がいいのかがよくわからない。隷書を習ってまだ三回目、これから上手になるのでしょうか。
横の曲線が難しい
さて、松本のお話です。
旅は最終日。台風五号はわたしたちの進路にはたいして影響を及ばさず、夜のうちに日本海へ抜けたようでした。朝食をホテルのバイキングでとり、十分に満足してチェックアウト。雨なら松本の美術館にだけ寄って、草間彌生さんの作品を観て帰ろうと思っていましたが、ちょっと観光できそうな空模様です。昨日通りがけに発見した松本城の形をした古本屋さんがとにかく気になるし(特に夫が)、車は駐車場に停めたまま、歩いてみることにしました。
すごい お城そのもの
古本屋さんは「青翰(かん)堂書店」さん。夫が松本の古い絵地図のようなもの(印刷)を買おうと店主の方に声をかけて、そこからそのお店の成り立ちをいろいろ聞くことができました。昭和二十年代、松本城の解体修理の話が持ち上がったときに、観光客の皆さんのため、先代の店主さんが建てたとのことでした。前はいろいろ新しい本も置いていたけれど、今は買い取りもしないで、置く本もジャンルをしぼっているとのこと。見たところ、松本の歴史や信州の山の本が多いようでした。店主さんのお話を聞くことができて、松本の皆さんが時を重ねて育んできた町の歴史のようなものが感じられました。
「カーサの猫村さん 旅の手帖」というマガジンハウス社の本を読んで気になっていたお菓子やさんが何軒かあって、発見できればのぞいてみようと思っていました。レトロかわいい包装紙のお菓子を買いたいのです。そこで一軒発見。開運堂さんです。ここでわたしは、「白鳥の湖」という押された白鳥の型がなんともかわいらしいソフトクッキーを買いました。自分用と、組紐の仲間でいただく分と二つ買いました。まだ開けてないのです。乙女な絵柄で皆さんを喜ばせたいな。
画像お借りしました
次は民藝の店「ちきりや」さんだわ、と中町へ。松本民藝家具などもちょっと見せていただきながら、ちきりやさんを探しました。ありました。日本の民芸品に限らず、多種多用な品ぞろえです。お年を召した上品な女性が一人、お店番をされていました。このときはわかりませんでしたが、後にこのおばあちゃまはなかなかの方であることを知るのです。夫が播州和紙の便せんを買いました。地方の一品を少しずつ集めているお店っていいですよね。ちょっと憧れます。
今年の朝顔は小ぶり
こう書いていると、ほとんどわたしの意向で夫を引っ張り回しているみたい。まあ、そうとも言える。
この後、松本市美術館、松本民芸館と廻ります。
こんな花、植えた覚えがないのだけれど ヒオウギ?
一昨日はお習字に行ってきました。いつもの女先生の教室は夏休みなので、書家でもある男先生の教室に飛び入りさせてもらっています。五時からの枠は小学一年生のおチビちゃんばかり。えんぴつで線をなぞったり、筆を持ったコもひらがなの練習です。おばちゃんが一人混じって、不思議な書体の隷書の練習。さて、おチビちゃんたちにはどう見えてるのかな。
一人の小さい男の子が先生の机に突っ伏して眠っています。昼間遊び過ぎてつかれちゃったみたい。先生も起こさずに、お母さんのお迎えが来るまでそのままにしていました。遊び疲れて眠るコなんてひさしぶりに見た。なにやらキュンとします。このキュンはおばあちゃん的感情なんだろうか…イヤイヤ、それは心のなかで打ち消してお稽古に集中。先生は「ゆったりと、のびやかに書いてください」とおっしゃっるので、それが隷書の魅力なのだろうということは想像できるのですが、実際どういった線がいいのかがよくわからない。隷書を習ってまだ三回目、これから上手になるのでしょうか。
横の曲線が難しい
さて、松本のお話です。
旅は最終日。台風五号はわたしたちの進路にはたいして影響を及ばさず、夜のうちに日本海へ抜けたようでした。朝食をホテルのバイキングでとり、十分に満足してチェックアウト。雨なら松本の美術館にだけ寄って、草間彌生さんの作品を観て帰ろうと思っていましたが、ちょっと観光できそうな空模様です。昨日通りがけに発見した松本城の形をした古本屋さんがとにかく気になるし(特に夫が)、車は駐車場に停めたまま、歩いてみることにしました。
すごい お城そのもの
古本屋さんは「青翰(かん)堂書店」さん。夫が松本の古い絵地図のようなもの(印刷)を買おうと店主の方に声をかけて、そこからそのお店の成り立ちをいろいろ聞くことができました。昭和二十年代、松本城の解体修理の話が持ち上がったときに、観光客の皆さんのため、先代の店主さんが建てたとのことでした。前はいろいろ新しい本も置いていたけれど、今は買い取りもしないで、置く本もジャンルをしぼっているとのこと。見たところ、松本の歴史や信州の山の本が多いようでした。店主さんのお話を聞くことができて、松本の皆さんが時を重ねて育んできた町の歴史のようなものが感じられました。
「カーサの猫村さん 旅の手帖」というマガジンハウス社の本を読んで気になっていたお菓子やさんが何軒かあって、発見できればのぞいてみようと思っていました。レトロかわいい包装紙のお菓子を買いたいのです。そこで一軒発見。開運堂さんです。ここでわたしは、「白鳥の湖」という押された白鳥の型がなんともかわいらしいソフトクッキーを買いました。自分用と、組紐の仲間でいただく分と二つ買いました。まだ開けてないのです。乙女な絵柄で皆さんを喜ばせたいな。
画像お借りしました
次は民藝の店「ちきりや」さんだわ、と中町へ。松本民藝家具などもちょっと見せていただきながら、ちきりやさんを探しました。ありました。日本の民芸品に限らず、多種多用な品ぞろえです。お年を召した上品な女性が一人、お店番をされていました。このときはわかりませんでしたが、後にこのおばあちゃまはなかなかの方であることを知るのです。夫が播州和紙の便せんを買いました。地方の一品を少しずつ集めているお店っていいですよね。ちょっと憧れます。
今年の朝顔は小ぶり
こう書いていると、ほとんどわたしの意向で夫を引っ張り回しているみたい。まあ、そうとも言える。
この後、松本市美術館、松本民芸館と廻ります。