今日も暑い。体操に行くのにも、往復自転車だったので、かなり汗をかきました。こんな暑さのなか
、夫は香川に青春18きっぷの旅に出かけるんだって。職場からそのまま電車に乗って、フェリーを使って四国に渡るようです。なにが、彼をそれほど旅に駆り立てるのか…夏の終わりに抗っている感じですねぇ。8月末がお誕生日ということもあるでしょうねぇ。
飛行機雲 何本も
それでは、岩手への旅の日記も今日で終了。松本、後編です。
最近特に話題の草間彌生さんは、松本出身なのだそうです。それで、郷土の作家ということで、作品も多く収蔵している松本市美術館はやはりドット、ドットなのでした。
このように
おおーっ
常設展のチケットだけ求めて、入場。草間さんの作品は、すごい迫力とエネルギーです。子どもの頃、ぎゅーっと強く目をつぶって、瞼の裏に出てきた模様のようなもの(本当は目には良くなかったねぇ)、がわたしには考えられない彩色でグワーッと描かれています。ポップでかわいいと、今、若い女の子に人気なのですね。わたしは現代美術ってよくわからないのですが、あふれるイメージとかその熱量は強く伝わってきました。
美術館の中庭に出ると、台風が去った後のせいか、とてもたくさんのトンボが縦横無尽に飛び交っていました。外国のお客さんは、トンボが珍しいのかしら、すごく喜んでトンボに囲まれた動画を撮っていました。夏の間、山の上で過ごすたくさんのトンボを見たことはありますが、美術館の中庭に集まって彫刻の前をビュンビュン飛んでいるのは不思議な光景でした。その後、併設されているレストランでお昼を食べました。夫は食べたことがないと言うキッシュのランチ、わたしは力をつけるために牛肉のランチを注文して、おいしく頂きました。美術館に行くと、よくそこにあるレストランを利用するのですが、あまりハズレがないみたいですよ。
お昼も過ぎて、そろそろ、三重に向かって走り出さないといけない時間です。でも、あとひとつ、松本民芸館がどうしても気になるのです。あとから後悔しないためにも、やっぱり行ってみることにしました。
ナビはないので、どこかでもらった観光マップが頼りです。地元の道を地図を見ながら進みましたが、
どうにもたどり着けません。公園のようなところに停めて、そこで管理をしているおじさん達に夫が尋ねてみました。三、四人のおじさんが集まって検討してくれています。地図が不確かで、それは当てにならないらしく、おじさんが教えてくれたように行ってみることにしました。みんなで頭を寄せて話し合って下さって、松本の方たちはなんて親切なんでしょう。
住宅地のようなところを入って行って、やっと見つけました。木立を抜けた奥にひっそりとたたずむ松本民芸館です。
紙の人形は松本の七夕飾りですって
あとで調べたところ、建物の一部は、「開運堂」さんの土蔵を移築して作ったとのこと。(わたしが「白鳥の湖」を買ったお菓子屋さんですね。)平日だったこともあり、来館者は少なく、ゆっくり観てまわることができました。夏なので、企画展としてガラスの器が展示されていました。
涼しげだけど、温かみのあるガラス
古い古い椅子も素敵です
受付の方に、「建物のせいか、クーラーなしでも涼しいですね。」と話しかけると、「今日は涼しいですけど、やっぱり暑いですよ。クーラー欲しいです。」とおっしゃって、それが不満顔じゃなく、ゆったりと笑って受け入れている感じで、良かったです。夫は、この民芸館を作った丸山太郎さんの、自筆の本を買いました。娘さんたちのために描いた、絵物語みたいな本でした。わたしは、リスの絵がかわいらしい小さな絵皿を買いました。
見えるかな
あとで、中町の「ちきりや」さんにいらっしゃったおばあちゃまは、丸山太郎さんの娘さんということがわかってびっくり。何も知らずにポンポンと立ち寄った先が、なんだかつながっていて不思議な感じです。ゆったりと落ち着く場所でいい時間を過ごすことができて、やっぱり最後に民芸館に来ることにして
よかったなと思ったのでした。
ここからひたすら、三重に向けて走り、夕方六時過ぎに懐かしの我が家にたどり着きました。松本にはぜひ、また行きたいです。とても魅力のある町で、大好きになりました。
、夫は香川に青春18きっぷの旅に出かけるんだって。職場からそのまま電車に乗って、フェリーを使って四国に渡るようです。なにが、彼をそれほど旅に駆り立てるのか…夏の終わりに抗っている感じですねぇ。8月末がお誕生日ということもあるでしょうねぇ。
飛行機雲 何本も
それでは、岩手への旅の日記も今日で終了。松本、後編です。
最近特に話題の草間彌生さんは、松本出身なのだそうです。それで、郷土の作家ということで、作品も多く収蔵している松本市美術館はやはりドット、ドットなのでした。
このように
おおーっ
常設展のチケットだけ求めて、入場。草間さんの作品は、すごい迫力とエネルギーです。子どもの頃、ぎゅーっと強く目をつぶって、瞼の裏に出てきた模様のようなもの(本当は目には良くなかったねぇ)、がわたしには考えられない彩色でグワーッと描かれています。ポップでかわいいと、今、若い女の子に人気なのですね。わたしは現代美術ってよくわからないのですが、あふれるイメージとかその熱量は強く伝わってきました。
美術館の中庭に出ると、台風が去った後のせいか、とてもたくさんのトンボが縦横無尽に飛び交っていました。外国のお客さんは、トンボが珍しいのかしら、すごく喜んでトンボに囲まれた動画を撮っていました。夏の間、山の上で過ごすたくさんのトンボを見たことはありますが、美術館の中庭に集まって彫刻の前をビュンビュン飛んでいるのは不思議な光景でした。その後、併設されているレストランでお昼を食べました。夫は食べたことがないと言うキッシュのランチ、わたしは力をつけるために牛肉のランチを注文して、おいしく頂きました。美術館に行くと、よくそこにあるレストランを利用するのですが、あまりハズレがないみたいですよ。
お昼も過ぎて、そろそろ、三重に向かって走り出さないといけない時間です。でも、あとひとつ、松本民芸館がどうしても気になるのです。あとから後悔しないためにも、やっぱり行ってみることにしました。
ナビはないので、どこかでもらった観光マップが頼りです。地元の道を地図を見ながら進みましたが、
どうにもたどり着けません。公園のようなところに停めて、そこで管理をしているおじさん達に夫が尋ねてみました。三、四人のおじさんが集まって検討してくれています。地図が不確かで、それは当てにならないらしく、おじさんが教えてくれたように行ってみることにしました。みんなで頭を寄せて話し合って下さって、松本の方たちはなんて親切なんでしょう。
住宅地のようなところを入って行って、やっと見つけました。木立を抜けた奥にひっそりとたたずむ松本民芸館です。
紙の人形は松本の七夕飾りですって
あとで調べたところ、建物の一部は、「開運堂」さんの土蔵を移築して作ったとのこと。(わたしが「白鳥の湖」を買ったお菓子屋さんですね。)平日だったこともあり、来館者は少なく、ゆっくり観てまわることができました。夏なので、企画展としてガラスの器が展示されていました。
涼しげだけど、温かみのあるガラス
古い古い椅子も素敵です
受付の方に、「建物のせいか、クーラーなしでも涼しいですね。」と話しかけると、「今日は涼しいですけど、やっぱり暑いですよ。クーラー欲しいです。」とおっしゃって、それが不満顔じゃなく、ゆったりと笑って受け入れている感じで、良かったです。夫は、この民芸館を作った丸山太郎さんの、自筆の本を買いました。娘さんたちのために描いた、絵物語みたいな本でした。わたしは、リスの絵がかわいらしい小さな絵皿を買いました。
見えるかな
あとで、中町の「ちきりや」さんにいらっしゃったおばあちゃまは、丸山太郎さんの娘さんということがわかってびっくり。何も知らずにポンポンと立ち寄った先が、なんだかつながっていて不思議な感じです。ゆったりと落ち着く場所でいい時間を過ごすことができて、やっぱり最後に民芸館に来ることにして
よかったなと思ったのでした。
ここからひたすら、三重に向けて走り、夕方六時過ぎに懐かしの我が家にたどり着きました。松本にはぜひ、また行きたいです。とても魅力のある町で、大好きになりました。