大晦日ですね

夫を大阪の実家に送り出して、そのあと今年最後の散歩に行ってきました。
遠くの山に雪雲がかかっていて、北風もぴゅーぴゅー吹きつけるので、歩みの速度も自然と早くなりました。それぞれのおうちからほのかに漂う甘い匂いはきんとんかな、黒豆かな。


池の近くの木にはチチチーとかピピピーとか小さな鳥たちがたくさんやってきていました。でも雲行きがあやしいから、お腹いっぱい食べたら早くお帰りー。

年が明けてお正月は、わたしと息子は家で、夫は大阪で過ごすことになりました。わたしはどうするかぎりぎりまで悩んでいましたが、今年はまだ安心できないので帰省は見送ることにしたのです。一昨日から黒豆を炊いて、今朝は朝から小豆を炊いて、他の野菜やお菓子などとともに夫の車に積みました。なんとなく申し訳ない思いがあって、せめてものキモチです。
オカーサンには例のぬくぬく肌着（極がついたり超がついたりするあの肌着）を二枚と、わたしが二月に編んだ帽子と、買ったけれど一度も来ていないニットのベストをあげました。帽子は雪かきで忙しい妹のために編んだ帽子の色違いです。わたしも自分用に編んでいるので三人おそろいです。なんだか可笑しいな。

　
オカーサン用　糸始末もちゃんとしました

家で息子と二人のお正月は絶対ダラダラしてしまうので、気をひきしめないといけません。
散歩も続けようと思います。あとは図書の冬の新作を作りはじめようかな。エゾシマリスやエゾモモンガの写真集を図書館から借りてきたし、冬の青空の色の模造紙サイズの画用紙ももらってきたので準備はできているのです。
お習字も新しい課題に入ります。ちょ遂良の「千字文」です。とても美しい整った楷書です。シャープな線が特徴で「まっすぐな線しか許しません」みたいな（？）字なので難しいです。お手本のコピーがあればすぐにでも練習したいんだけれど。



玄関にお正月のお花。大阪に行くかどうするか決まっていなくてキモチがざわざわ散らかっているときにアレンジしたので、そのキモチどおりまとまっていない印象です。
産直の菊と葉牡丹とストックは全部で900円ぐらい（なんとお安い）。あとはウチの南天の葉と紅白の万両の実を足してすごく大きいアレンジになりました。ありがたいことに南天も万両も鳥たちからのギフトなのです。南天の実は食べられてしまってもうないけれど、葉っぱだけでもとても役立ちます。玄関に入るとストックのいい匂いもするんですよ（お安いのに）。


寒さに負けずにがんばっているシロツメ草の花をあげておきますね。
それでは年越しそばの用意をしましょう。皆さま寒さに気をつけてよいお正月をお迎えください。