なんかカールしてる

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100%文系のわたしに理系センスは…

2016-03-10 18:04:17 | 日記
    今日の朝日新聞のコラム「動的平衡」は、文系理系のお話でした。
   じっと目を凝らし、そっと耳をすませて自然の中からかすかなメッセージを受け取る能力。
   宇宙にひそむ秩序を美しいと感じる気持ち。理系的センスとはそのようなもののようです。

   数学や物理の得手不得手だけで理系文系に振り分けられる高校生。理系センスの持ち主であ
   ってもそれを活かす道を選べないのはもったいないこと。
   もちろん理系の思考にも文系的なセンスが求められることがあり、つまり文系理系を言う前
   に人はまずナチュラリストであるべきだと、福岡伸一さんはおっしゃっています。
 
   理系であり文系、その両方を兼ね備えて大いなる才能を持つナチュラリスト…、わたしは
   宮澤賢治さんを思い浮かべました。
   賢治さんはわたしの故郷、岩手県東山町(今は一関市)の東北砕石工場の技師として働いて
   いたことがあります。農民のために、酸性土壌の改良に欠かせない石灰を勧める仕事をして
   いました。
   故郷と賢治さんのお話はまた、いつか触れることにして……。
 
   わたしは物理で教わったことはなにひとつ覚えていないし、数学もなぜそうなるのかわから
   ないまま、式のパターンをまる覚えし、化学にいたってはチョークで真っ黄色になった先生
   の髪の毛と白衣のお腹を毛嫌いしたため、机につっぷして寝ていたので、自分に理系の可能
   性がこれっぽっちもあるとは思いませんでした。実際ないのですが。

    でも、自然の不思議にワクワクすることはあるので、もしかしてそれも福岡さんいうとこ
   ろの理系的センスであるとしたら、なんだかすごくうれしいです。
   これからリケジョになる可能性は皆無ですが、センスは少しはあるかもよーと、思うことに
   します。


    さて、今日は彫刻家、船越桂さんの「私の中のスフインクス」展を観に行ってきました。
   組長さんとかリーダーさんとか引継ぎが一応済んだので、気持ちを切り替えるために。
   詳しくは明日ご報告することにします。
   
   
   

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