春落葉とゆずりは

　　　 わたしにも花粉の季節がやってきたみたい。
　　２、３日前からクシャミと眼のかゆみが本格的になりました。今日はそれに加えてだるーい感じ。
　　杉にもとうとう反応がでたかー。

　　　公園の横を通り過ぎたら、常緑樹の葉がバサバサ落ちているのを発見。
　　常緑樹の春の落葉、もう少しあとのような気がしていましたが、もう始まっているのでしょうか。
　　春落葉（はるおちば）とは、俳句の季語にもなっているようですが、わたしはこの現象のことを
　　「ゆずりは」というのだと思っていました。
　　今日も公園の落葉を見て、心の中で「ゆずりは、早くない？」とつぶやいていたばかり。
　　念のため調べてみたら、ゆずりはとは、新芽が出たら葉を落として次の世代に譲るのでそのような
　　名前が付いた植物のことらしいです。

　　　そういえば夫が、ゆずりはという木を写真に撮った、と何カ月か前に言っていて、わたしは声高
　　に「ゆずりはって現象のことでしょう」と鼻の穴もふくらませて訂正したことがありました。
　　「そういう名前の木だって、世話してる人が言ってたんだから…。」と夫が言っても半信半疑でした。



　　あらー申し訳なかったです。ちょっと思い込みが激し過ぎました。

　　　ウチのウラジロガシの春落葉はまだみたい。大きい鳥から小さい鳥たちの止まり木になっている
　　ウラジロガシ。巣箱も取り付けてみたのですが、いまだ空家状態。

　　　さて今日はお習字の日でした。条幅三枚書いて、エネルギー切れ。
　　お習字にも体力いりますねえ。あと少しで行書の基本のおけいこがひと通り終ります。
　　来年度は草書に。まだまだ先は長い。
ゆうべ練習したもの。足映っちゃってますけど。

　　　書道は、母がわたしにずっと勧めていて、母の存命中にはその願いどおり始めることができなか
　　ったけれど、なんとなく喜んでいてくれているような……。

　　　　　春落葉　母の硯に　墨を注(つ）ぐ　　　　（今作ってみたけれど）