なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

ツマグロヒョウモンの羽化

2022-06-25 16:14:34 | 日記
朝六時。いつもなら散歩に出るところですが、今朝は外の陽ざしのあまりの強さにしり込みして、やめることにしました。帽子をかぶって庭へ出て水まきを始めます。玄関前の花壇から中の庭へ。


モントブレチアの朱色がまぶしい。アガパンサスも咲いてきました。モントブレチアにはアゲハ蝶がよくやって来ます。

じょうろでひとつひとつの鉢に水をあげて、もう葉っぱもほぼなくなって無惨な様子のビオラの鉢へ。なぜこんなビオラをまだ育てているのでしょう。はじめは種を採るためにシーズンを過ぎたビオラを伸ばし放題にしていたのです。でも、途中からツマグロヒョウモンの幼虫のために水やりをするようになりました。黒にオレンジの斑点のあるあまりかわいくない幼虫ですが、もうビオラの他に食草となる植物がないようなので、蛹になるまで育つかしらとハラハラしながらビオラの葉を枯らさないようにしていました。
先週はひとつ、今週になってふたつ蛹がビオラの茎にぶら下がっていて、今度は羽化するまでドキドキして見守っていたのです。そしてついに今朝発見。蛹の一部が割れて、そこに羽化したツマグロヒョウモンが翅を折りたたんだ姿でビオラの茎につかまっています。
 

朝の六時なので、翅が乾いていないのか、飛び立つにはまだ温度や日光が足りないのかしばらくじっとしていましたが、十時ごろにはヒラヒラとウチの庭を飛び始めました。


ガーデナーには害虫ともみなされるようですが、こんなふうにおかあさん蝶が卵を産み、そして幼虫になり蛹から羽化し、やっと飛び立つまでの過程を見てしまうと、とても駆除しようなんていう気にはなれません。イノチの不思議を目の当たりにして感心するだけです。

ツマグロヒョウモンが翅を乾かしている間に、わたしは、夫が設置したゴーヤのネットのところに種から育てた朝顔の苗を植えました。いつも夏には朝顔ネットを張っていたのに、昨年は何もせず、やっぱり物足りなかったのです。季節のものを自分の手で準備するって、自己満足だけれど充足感があるみたい。朝、雨戸を開けて一番に目に飛び込んでくる場所なので、「今朝はどんな花が咲いているかな」というお楽しみがあった方がいいし。

玄関前のバーベナにはベニシジミがよく来ています。小さい蝶には小さい花が必要。

そうそう、今年はウチの梅の樹がまったく実をつけなかったので、毎年恒例の梅しごとをしないでしまっていました。とっても手がかかるので、なんとなく梅の実がなくてホッとしていた感じもあります。でもやはりこの季節、梅の酸っぱさが必要なのです。
三年前に漬けた梅サワーが、今とてもおいしい。炭酸で割って飲むと、体調も復活するみたい。梅酒はたくさん何年も前からのものが残っていますが、梅サワーはもうないので、梅を買ってきて仕込むことにしました。

梅1キロだけなので、すぐにできました。来年の夏のわたしのための元気のもとができました。

一昨日は何年かぶりに10数名が集まる講習会に出席しました。市内の図書サポーターさんたちの集まりです。今回のテーマは「展示」。
「夏休みを前に読書感想文のための選書が始まりますが、こどもたちが選びやすいように、おススメの本を展示するコーナーを実際に作ってみましょう。」
これがなかなか難しいのです。今の本を知らないと選べませんし、読んでいないとおススメのポップも書けません。そして、それぞれがなぜそれを選んだのか発表することになりました。
わたしはこれが一番苦手。いつも言いたいことを伝えられずしどろもどろになるのです。
案の定、結果はしょんぼりするような出来でしたが、まぁいいです。イベントに参加するということ自体が今回の目標だったので、それは十分クリアしたのです。そして、いろんな意味でとても勉強になったのでした。

このプレートも今回のために補修しました。3年も前の作品で、時間があればイチから作り直したかった。


明日はとても暑くなるということですね。皆さま気をつけて過ごしましょう。



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