(5月30日)本当に梅雨なのかしら。今日はとてもいいお天気でした。空は青く、ハツナツの風もさわやかないいお天気。わたしはすこしだけ庭しごとをしました。夏の花(高性のアゲラタム)を玄関前の花壇の余白に植えたり、ドクダミを摘んで干したりしました。でも、ほとんどの時間は夏の花が風にそよぐのを眺めていたような気がします。ご近所の屋根の上で雀の一団がパタパタはばたいておしゃべりしているのを気にしながら。
この雀たち、そのおうちの雨どいの中に長年間借りしていて、家主さんにとってはいろいろ支障が出てきたようでした。そこで、昨日、業者さんがやってきて雨どいの中の雀のお宿は撤去されたのです。蓋をされてしまったわけではないので、また巣を作れそうなものですが、それでもやっぱり雀たちはなんだか慌てている様子。巣立ったばかりのヒナもいるようです。家主さんの事情もわかるし雀たちのとまどいもわかる…。そんなわけで、すこし落ち着かない朝なのでした。
どうやらスカビオサは赤が咲くらしい。去年咲いた白を残したとばかり思っていたのに、不思議。
午前中、夫は庭のバックヤードの腐葉土エリアを整理してくれていました。抜いた雑草、剪定した枝葉が重なって雨に濡れて、湿った森の中のようなにおいがしていたので、乾かすために天地返しをしたり、枝を細かく切ったりした様子です。こんなお天気の日は、ここを住処としているトカゲやカナヘビも外に出て日光浴をするので大丈夫です。それでも、すばやい動きで足元を横切るので、何度か踏みつけないように注意しなければいけませんでした。「あら、トカゲくん。びっくりしたー。」とか言いながら。
金鶏菊 嫌われものらしいけれど蝶の蜜源になっています
昨日(30日)はひさしぶりに伊勢方面にお出かけしました。目的地は二見のショウブの森です。毎年大賀ハスやアジサイを観に訪れていますが、ショウブはどうもちょうどいい時期を逃しがちです。そこで今年はすこし時期を早めて行ってみたのです。
道の駅「蘇民の館」に車を停めて、まずはいつものきな粉餅を買いましょう。こちらのお餅やおこわはどれもとてもおいしいので、やっぱりよもぎ餅と味おこわのおにぎりを追加で買ってしまいました。(ダイエットはどうなった)
きな粉たっぷり 七個も入って380円
道の駅のすぐ近くに黄色の睡蓮が咲いていました。もうすこししたら大賀ハスも咲いてきます。
ショウブの森に向かって歩いて行きますが、やはりまだ早すぎたようです。アジサイもまだほとんどは蕾だし、ショウブはちらほらといったところでした。
奥に進んで行くと黄色いショウブの群生があって、そこだけ明るく華やかだったので近くに行ってみました。
あら、カルガモ(たぶん)のペアが並んでじっとしています。仲良しでいいねぇ
二匹のカルガモに気をとられていたけれど、何かそれだけじゃない雰囲気がするぞ…よくよく見てみると白いパイプの上に亀さんが乗っています。三匹が同じ方向を向いてじっとしている。そこはかとなく、おかしい。
この森に住んでいるウグイスは、とても上手に鳴きます。谷に響き渡るので上手に聞こえるのでしょうか。うまく響く場所を選んで鳴いているのかもしれません。ここは山の水が小さな流れを作っていて、もしかしたらあの懐かしい小さないきものに出会えるかも…。目をこらして探してみました。
ほらいました。サワガニです。でもこれはずいぶん大きいな。わたしが子どものころ、わくわくしながら探したサワガニよりだいぶ大きい。ハサミも赤くてちょっとコワイ。サワガニってきれいな山の水のなかにいるときはあんなに魅力的なのに、捕まえてきて家で飼うととたんに興味がなくなったものでした。やはり野に置け…ということですね。
美しい立ち姿
そろそろ帰りましょうと、元の道をたどります。鯉が住む池をバックにカメラを構えている男性とそれを見守る女性がいます。とても知っている人に似ている…もしかしたらそうかも。
顔を傾けてアピールしてみました。やっぱり、古くからのお友達のFさんでした。ダウカスダーラとニゲラの苗をさしあげて、お返しにパセリの苗を返してくれたFさん。わたしのフラワーアレンジや編み物の師匠でもあります。わたしたちの町から車で一時間かかるこんなところで会うなんて。ご主人がカメラが趣味で、花を撮りに一緒に出かけているのは知っていましたが、なんと奇遇な。
「このコが何度も何度も戻ってくるの。」このコとはご主人が被写体に狙っているトンボのことでした。こうしてご主人と同じ時間を共有しているのだな。カルガモのペアみたいに仲良しだな。Fさんにひさしぶりに会えて、やっぱり優しくふところの深いFさんに触れることができてとてもうれしかった。ショウブはすこししか咲いていなかったけれど、ココロはとても満たされたのでした。
31日月曜日になりました。
おそろしいほどの夕焼けの土曜日(29日)の夕方、夫と散歩していると、巣に戻れなくなっている二羽のヒナを呼び戻そうと必死で鳴いている親鳥に遭遇しました。ヒナはご近所の雨戸の上にしがみついているのですが、そのおうちのご夫婦も出てきて、術もなく四人で見上げていました。あの親子はどうなったかしら。この季節、鳥たちの事件(?)にハラハラすることが多いです。
今日も晴れ。お天気がいいと鳥の巣も居心地よく乾きそうね。今朝の「おかえりモネ」ではわたしの故郷に近い言葉を聞くことができました。今まで「なんか違う、なんか違う」と思っていましたが、今朝のドラマに登場したバスの乗客の気仙沼のおばちゃんはうち(岩手県南端)と同じ方言をうまくしゃべっていました。それを聞いていて朝からじんわり涙が出てしまいました。
この雀たち、そのおうちの雨どいの中に長年間借りしていて、家主さんにとってはいろいろ支障が出てきたようでした。そこで、昨日、業者さんがやってきて雨どいの中の雀のお宿は撤去されたのです。蓋をされてしまったわけではないので、また巣を作れそうなものですが、それでもやっぱり雀たちはなんだか慌てている様子。巣立ったばかりのヒナもいるようです。家主さんの事情もわかるし雀たちのとまどいもわかる…。そんなわけで、すこし落ち着かない朝なのでした。
どうやらスカビオサは赤が咲くらしい。去年咲いた白を残したとばかり思っていたのに、不思議。
午前中、夫は庭のバックヤードの腐葉土エリアを整理してくれていました。抜いた雑草、剪定した枝葉が重なって雨に濡れて、湿った森の中のようなにおいがしていたので、乾かすために天地返しをしたり、枝を細かく切ったりした様子です。こんなお天気の日は、ここを住処としているトカゲやカナヘビも外に出て日光浴をするので大丈夫です。それでも、すばやい動きで足元を横切るので、何度か踏みつけないように注意しなければいけませんでした。「あら、トカゲくん。びっくりしたー。」とか言いながら。
金鶏菊 嫌われものらしいけれど蝶の蜜源になっています
昨日(30日)はひさしぶりに伊勢方面にお出かけしました。目的地は二見のショウブの森です。毎年大賀ハスやアジサイを観に訪れていますが、ショウブはどうもちょうどいい時期を逃しがちです。そこで今年はすこし時期を早めて行ってみたのです。
道の駅「蘇民の館」に車を停めて、まずはいつものきな粉餅を買いましょう。こちらのお餅やおこわはどれもとてもおいしいので、やっぱりよもぎ餅と味おこわのおにぎりを追加で買ってしまいました。(ダイエットはどうなった)
きな粉たっぷり 七個も入って380円
道の駅のすぐ近くに黄色の睡蓮が咲いていました。もうすこししたら大賀ハスも咲いてきます。
ショウブの森に向かって歩いて行きますが、やはりまだ早すぎたようです。アジサイもまだほとんどは蕾だし、ショウブはちらほらといったところでした。
奥に進んで行くと黄色いショウブの群生があって、そこだけ明るく華やかだったので近くに行ってみました。
あら、カルガモ(たぶん)のペアが並んでじっとしています。仲良しでいいねぇ
二匹のカルガモに気をとられていたけれど、何かそれだけじゃない雰囲気がするぞ…よくよく見てみると白いパイプの上に亀さんが乗っています。三匹が同じ方向を向いてじっとしている。そこはかとなく、おかしい。
この森に住んでいるウグイスは、とても上手に鳴きます。谷に響き渡るので上手に聞こえるのでしょうか。うまく響く場所を選んで鳴いているのかもしれません。ここは山の水が小さな流れを作っていて、もしかしたらあの懐かしい小さないきものに出会えるかも…。目をこらして探してみました。
ほらいました。サワガニです。でもこれはずいぶん大きいな。わたしが子どものころ、わくわくしながら探したサワガニよりだいぶ大きい。ハサミも赤くてちょっとコワイ。サワガニってきれいな山の水のなかにいるときはあんなに魅力的なのに、捕まえてきて家で飼うととたんに興味がなくなったものでした。やはり野に置け…ということですね。
美しい立ち姿
そろそろ帰りましょうと、元の道をたどります。鯉が住む池をバックにカメラを構えている男性とそれを見守る女性がいます。とても知っている人に似ている…もしかしたらそうかも。
顔を傾けてアピールしてみました。やっぱり、古くからのお友達のFさんでした。ダウカスダーラとニゲラの苗をさしあげて、お返しにパセリの苗を返してくれたFさん。わたしのフラワーアレンジや編み物の師匠でもあります。わたしたちの町から車で一時間かかるこんなところで会うなんて。ご主人がカメラが趣味で、花を撮りに一緒に出かけているのは知っていましたが、なんと奇遇な。
「このコが何度も何度も戻ってくるの。」このコとはご主人が被写体に狙っているトンボのことでした。こうしてご主人と同じ時間を共有しているのだな。カルガモのペアみたいに仲良しだな。Fさんにひさしぶりに会えて、やっぱり優しくふところの深いFさんに触れることができてとてもうれしかった。ショウブはすこししか咲いていなかったけれど、ココロはとても満たされたのでした。
31日月曜日になりました。
おそろしいほどの夕焼けの土曜日(29日)の夕方、夫と散歩していると、巣に戻れなくなっている二羽のヒナを呼び戻そうと必死で鳴いている親鳥に遭遇しました。ヒナはご近所の雨戸の上にしがみついているのですが、そのおうちのご夫婦も出てきて、術もなく四人で見上げていました。あの親子はどうなったかしら。この季節、鳥たちの事件(?)にハラハラすることが多いです。
今日も晴れ。お天気がいいと鳥の巣も居心地よく乾きそうね。今朝の「おかえりモネ」ではわたしの故郷に近い言葉を聞くことができました。今まで「なんか違う、なんか違う」と思っていましたが、今朝のドラマに登場したバスの乗客の気仙沼のおばちゃんはうち(岩手県南端)と同じ方言をうまくしゃべっていました。それを聞いていて朝からじんわり涙が出てしまいました。