自転車ヤッホー

今日は思い立って、自転車でおでかけ。片道三十分もかかる図書館まで行きました。陽ざしのきつい
季節はそんなこととてもできなかったので、自転車での遠出はすごく久しぶりです。
目的は図書館というより、その隣の施設で開催されている市の展覧会です。書道に先生の作品が招待作品として展示されているので、拝見しに行きました。

　山形の妹からラフランス届く　どーん！

　途中近所の小さな川を渡るのですが、このとき、わたしが長い間憧れていたあの鳥に出会いました。翡翠色に光る鳥が川の水面をかすめて低く素早く飛んでいきます。逃げるように飛んでいくのではっきりとは見えないの。でもあの色はきっと、カワセミ。追いかけて土手を走っていきたかったけれど、そこからはボコボコの砂利道だし、あきらめました。初めて見ました。カワセミ。こんなに近くの川にもいるんだな。やっぱり、たまに外に出てみると出会いがあるわねぇ。

　画像お借りしました　

　それから、縁側で日向ぼっこする茶トラのねこを見かけたり、しばらく行っていないお気に入りの和菓子屋さんに、墨で手書きした「アップルパイあります」の貼り紙を見つけたり、今日は好きなものに出会う日だなと気をよくして走りました。

　市展は、先生の作品をまず拝見しました。やっぱり気持ちがシン…と落ち着くような、それでいてあたたかい感じのする作品でした。
ついでに図書館に寄って、本当に久しぶりに本を借りました。まず、小川洋子さんの「ことり」。これは新刊で出てから、ずーっと予約が入っていてなかなか借りられそうもなかったのであきらめていたのでした。さすがに半年以上も経っているので、だいぶいろんな人の手を渡った感じにくたびれてはいましたが、借りることにしました。次に石田千さんのエッセイ「もじ笑う」。あと一冊、吉本ばななさんの「鳥たち」も借りることにしました。偶然、タイトルが鳥のもの二冊になりましたが、これはカワセミに会ったせいかしら…？

　装丁もいいねぇ

　三冊借りて、途中フラフラ雑貨屋さんや、ホームセンターの花売り場などに立ち寄り、何も買わずにまたひたすら三十分自転車こいで帰ってきました。それだけなのに体力がもうない感じ。電動自転車のおばあちゃんに追い越されてショックを受けて、もうわたしも傍目にはご高齢に見えるんじゃないだろうかと思えるほどヨロヨロとした走りでした。平日のお昼の街中サイクリングって、なかなかデンジャラスです。それは、お年寄りドライバーやお年寄り自転車乗りが多いから。急に曲がってくるおじいちゃんの車にひやっとしたり、角で自転車のおばあちゃんをびっくりさせたり（ゆっくり慎重に曲がったんだけどびっくりしたみたい）。予測のつかないことがあるので、お年寄りタイムをはずして、もうすこしあとの２時、３時に走った方がいいかも。

　古本市で売れなかった日本の美術
　　　　　　　　　　３００円で売ってたんだけど、ネットで調べたらとんでもない値がついていました。

　さて今晩はバレエエクササイズがあります。今日で前期のレッスンは終了。若い人たちと一緒の時間を過ごす数少ない機会なので、この時間を大事にしよう。