なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

冬の陽だまりで考える

2017-02-01 22:27:13 | 日記
水曜日は、平日では唯一昼の習いごとがない曜日なので、何か有意義なことをしないといけないような強迫感があります。シーツを洗った。夕ご飯のおかずも、菜花のおひたし、大根や里芋など残り野菜の煮物、スモークサーモンと玉ねぎと人参のマリネ、と三品下準備した。あと、どうする?落ち着かないので買い物に行きました。みかんやとれとれの脂ののった三重県産イワシなどを買い、帰ってきたらちょうどお昼。イワシは明日食べようと下処理しようとしたら、これがやっぱりとても新鮮だったので、すこしだけ、今晩酢じめで食べることにしました。とるに足りないことだけれど、プチ有意義なことができてよかったよかった。

 スズメを見たのが久しぶり どこ行ってた?

 とるに足りないことといえば、昨日は放ったらかしになっていた、夫の布団の修理をしたのでした。二時間もかかって、経年劣化した布団が、縫い目も大胆に新たな布をあてられて、正真正銘のどこに出しても恥ずかしい布団になりました。夫は「やっぱりこの布団がいい」と言いますが、本当にそうかしら?

 長い針と糸を使って布団と格闘しながら、わたしが外で仕事していたら…と考えました。こんなことをする時間はないので、稼いだお金でいい布団を買うわねぇ。そうすると経済が活性化して、景気が良くなるという訳か。安倍晋三さんの言う「一億総活躍」って、稼いでどんどん消費しましょうっていうことなのかな。でも、それって行き着くところはゴミだらけの日本なのでは?今でも、一戸で出すゴミの量が世界で一位ということなのに…。仕事しながら、家のことも質素倹約に努めている方もいるだろうけど、わたしにはきっと無理。
 繕いものをしながら経済とゴミのことも考えたのだ!(おおげさな)とれとれイワシで酢じめを作る喜び(?)とか犠牲にしてバリバリ働くなんて、とてもじゃないけど考えられないわたしなのですが、これはあまい!ということなのでしょう。よくわかってる。



   さて、先週の土曜日は美術館へ行ったのです。三重県立美術館で「再発見!ニッポンの立体」という古今の「像」、今でいうフイギュアを集めた企画展がありました。円空仏から高村光雲、光太郎の木彫、花巻土人形、根付、そして不二家のペコちゃん、サトウのサトちゃんまで、いろいろ、立体に表現されたものが展示されていました。花巻土人形の犬と高村光太郎さんの「兎」がかわいかった。夫と息子の三人で訪れたのですが、息子がほとんど興味なさそうにスーッとまわっていくので、わたしも落ち着かずあまりじっくり観ることができませんでした。残念。

 やはり野におけレンゲ草 じゃないけどやっぱり町が似合うよね

 なんかさみしい この二点は撮影OKだった

   それでも二階でみた常設展で、発見がありました。三重県鈴鹿市出身の画家、浅野弥衛さんの没後二十年の特別展示をしていました。この美術館で何回か目にしていて、今まではあまり気に留めていなかったのですが、ずらっと並んでいるのを観たらすごかった。美しい繊細な線がキャンバス(紙)いっぱいに埋め尽くされていて、これが鉛筆だけで描かれていたりするのです。エネルギーは注ぎ込まれているのに、サラッとした気持ちの良い印象。また、機会があれば注目して観てみたいです。

 まっすぐ横一本の飛行機雲

   


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