青という色

　　　晴れました。青空が美しい。庭に出たら昨日の雨と今日の午前中の風で花たちがしおしおに。
　　一番初めに咲いた黄色いチューリップが茎だけになっていました。ビオラも首が伸びてきた。
　　園芸店にはもう夏の花がたくさん並んでいますが、せっかくの春の花たちにまだまだがんばっても
　　らわないと、と思ってせっせと花がらつみをしています。

　　　　　　　　　　
　　　忘れな草も咲き始めたところです。ブルーの花が大好きでどうしてもいつも選んでしまいます。
　　道端のオオイヌノフグリも大好きです。空の青ですね。
　　今朝の朝日新聞の福岡伸一さんのコラム「動的平衡」は青という色についてのお話でした。
　　　　　　　　　　
　　空の青、海の青は気体や液体の作用によって青い光がえらび出されているからそう見える、現象と
　　しての青。この青をわたしたちが美しいと感じるのは、太古の海で生命が小さな単細胞として漂っ
　　ていた頃、最初に感知したのが青色だったから。青が光の方向を教えてくれ、その青に向かって泳
　　いだ。生命にとって必要なものこそが美。　　といったような内容でした。(はしょり過ぎですが）

　　青という色に惹かれるのは空気や水の色だからなのですね。
　　お天気がよくて青空を見ると、ああ何かしないとと焦るのは、太古の昔、海の深いところから青を
　　目指して一生懸命泳いだせい？
　　今日は何もしないでしまったけれど。これじゃあ進化できません。

　　　山鳩夫婦がどうも庭のウラジロガシに巣を作りそうです。ホッホーと鳴いているので木の下から
　　見上げてみたら、急に鳴きやんで、いませんしー、わたしらここにはいませんしーみたいな感じで
　　二羽が横向いてフリーズしていました。
　　　　　　　　　　
　　　同じ鳩なのかどうかはわかりませんが、毎年巣を作ろうと試みる山鳩がいます。でもいつも梅雨
　　の頃、あきらめるのです。構造に問題があるのかしら。
　　鳩より燕が来てくれたらいいのになー。後ろのお宅にも向かいのお宅にもご近所には燕が毎年来て
　　いるのに、ウチはなにがお気にめさないのかな。後ろのお家なんか、豆柴ちゃんの小屋の上に巣を
　　作っているんですよ。豆柴さつきちゃんは、燕さん宅の番犬もしていてカラスから雛を守っていま
　　す。さつきちゃんにその意識があるかどうかは別として。