ひさしぶりの奈良

土曜日（1日）、本当にひさしぶりに遠出して夫と奈良へ。奈良へは何カ月ぶりだろう。遠出をするのが目的のあいかわらず無計画なお出かけです。
　　　奈良まで車で三時間。途中お昼になったので、奈良に行くときにはよく立ち寄る、水間町の「ハーブクラブ」で食事をしました。
　林の中にぽつんとレストラン

　ランチプレート　この日はタンドリーチキンがメイン
　　　奈良に着いて、奈良教育大の奥の駐車場に車を停めました。不便な所だけれど奈良公園の近くはどこも満車だったのでしょうがありません。でも、ラッキーなことに、すぐ近くの入江泰吉記念写真美術館がこの日は「写真の日」ということで無料だったので、奈良の風景を写真で見せていただきました。
　　　とりあえずの目的地は奈良県立美術館。いつもならひたすら歩くところですが、日ざしがきつかったので、バスを使って行きました。開催されているのは銅版画家ヨルク.シュマイサーの「終わりなき旅」です。
　「奈良　東大寺」　確かにそうだけど、とてもアジアな感じ
　　　エッチングの作品で、とても細密に描かれています。朱と藍の色遣いを見ていたら、岩手のウチにあった、おじいちゃんが生まれたばかりの娘（叔母さん）に買ってあげたという、古いモスリンの着物を思い出しました。
　
　　　美術館を出て、わたしはひさしぶりのお出かけでクタクタになってしまったので、休憩をとるために夫が前に発見していたカフェに行くことにしました。
　「フトルミン」という乳酸飲料を作っていた工場の跡地だそう
　　わたしは自家製梅シロップを炭酸で割る飲み物、夫は、ほうじ茶と白玉だんごのセットを頼みました。
　自分で炭酸を注ぎます
　グラスがレトロかわいい
　　
　　梅のクエン酸ですこし元気になったので、やっぱりお参りしましょうと、そこからすこし歩いて大仏様をお参りすることにしました。夫の好きな東大寺。夫は一カ月前にも来ています。
　日陰で静かな所が好きな小鹿たち
　　大仏様の大きな手。まわりはざわざわしていましたが、心静かにお参りすることができました。

　　わたしはうっかりしていましたが、駐車場が閉められる時間が迫っていました。5時10分に閉められるところ、夫が坂道を走って（ぎっくり腰なのに）2分前に飛び込むことができました。あー危なかった。
　伊勢赤福の朔日餅　六月は麦手餅　麦こがしが香ばしい

　　　家に着いたのは8時。風邪や睡眠不足でヘロヘロな1カ月で、今も体力が回復していないけれど、ちょっとした遠出ができてすこし自信になりました。次は熊野の本宮大社を目指します。

　　　もう、アジサイマイスターになってしまって、どんどん作れちゃう