なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

ハロウィンで思い出した

2017-10-31 18:21:32 | 日記
雲ひとつない秋晴れの一日でした。久しぶりにお風呂の細かいところを掃除して(いつもは息子がやってくれている)、大きなものも洗濯しました。夏から秋までがんばっていた花(ポーチュラカとかブルーサルビアとかね)が、さすがに台風の風を受けてヨレヨレになってしまったので、先日買ってきた苗に植え替えました。今日はストックとプリムラマラコイデスを植えて、玄関前が冬バージョンになりました。本当はアリッサムとかビオラもさがしたんだけれど、秋になっても暑い時期があったせいか、首が伸びていたりしてあまりいい苗がなかったので、それはもうすこし待つことにしました。それから、ほっぽりぱなしになっていた夏の残骸、朝顔のネットをしまいました。

 今年の春はこんな感じだった

   庭は勝手に来年の春の準備を始めています。水仙やハナニラなどの球根から青いみずみずしい葉が芽生えていて、それが、まだ柔らかく頼りない感じのところが愛おしいです。

 三月にはスノードロップも咲くねぇ

   さて、今日はハロウィンということで、世の中の一部はハロウィンで盛り上がっているように見えます(わたしのまわりではさっぱり)。仮装ということだけで言えば、昔もあったな…と、ふと思いました。



   わたしの子どもの頃、お盆には、町をあげての盆踊り大会がありました。一日目は正統な盆踊りで、町民が老いも若きも浴衣を着て輪になって踊ります。お馴染みの炭坑節から町独自の民謡など3、4曲はあって、学校でも練習するものだから、みんなちゃんと踊れるのです。町の名勝猊鼻渓を謳った「げいび良いとこヨヤサノサ、ヨヤサアノオサア」なんていうのもあったな。
   そして、二日目はメインイベントの仮装盆踊り大会になります。これが今思うとすごかった。それぞれの地区のこども会や婦人会ごとに、趣向を凝らして仮装をするのです。個人の出場もOK。

 岩手の実家の百日紅

   今でも脳裏に焼き付いているのは、婦人会のおばちゃんたちがお相撲さんの仮装をして踊っている様子です。旦那さんのと思われるラクダ色の下着の上下を着て、その上にまわしを締めています。お手製のお相撲さんの髷のカツラもかぶっています。中年の太ったおばちゃんは堂々として似合っているけれど、ほそほその痩せたおばあちゃんがしているのはかわいそうな感じ。そして、見るからに若い奥さんがしょうがなくお相撲さんの格好をしているのは、子どもながらに、恥ずかしいだろうなぁと可哀想になりました。

   ハワイアンダンスの仮装のおばちゃんたちも、肌着の上にブラジャーをしているからかなり恥ずかしい格好ですが、やっぱりお相撲さんには敵いません。他には定番の水戸黄門御一行や、世界の民族の格好などあって、見る人たちを十分に楽しませるイベントだったように思います。子どものわたしには、楽しいというより、お隣や顔見知りの大人がふざけた格好をして真面目な顔をして踊っているのが衝撃的でした。

   非日常を覗いてしまって、それがちょっと恐くて、悲しい感じもしたから、お盆の仮装盆踊り大会はハロウィンに通じるような気もします。

 遠い思い出

   わたしも、盆踊りではないのですが、今住んでいる町の秋の祭りに仮装してパレードしたことがあります。「エルマーと竜」がテーマで、竜の大きな山車を作り(すばらしく良くできた!)、かついで歩きました。主役は子どもたちで、わたしも息子に竜のかぶりものを作って着せたのでした。パレードしているときは、脇役でもやっぱりちょっとした高揚感がありました。

   「トトロ」をテーマにしたときは、子どもたちがみんなトトロの格好をするなか、めいちゃんとサツキが待っているバス停の扮装をした(白塗り白タイツ、顔に時刻表)女子中学生がいて、その発想の素晴らしさに感動しました。やっぱり発想が大事ですよね。

   なんの話だったんだろう…ハロウィンという行事に乗っかっている最近の騒ぎは、新しいように見えて、実は昔からあったんだよね(非日常を楽しむという意味では)ということかな。

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