ウチの庭にまあるい小さな穴がいくつもあいている。セミの幼虫がはい出してきた穴です。今年は大雨が続いたせいか、いつもの年よりも遅かったみたい。彼らの努力を物語る小さな穴は、見た目はちょっと不安を覚えるほどの深さ。実際は10㎝ほど(木の枝をさして確かめてみた)なんだけれど、地中の世界につながっているようで、ちょっとドキドキする。セミは何年も地下にいて、どうやって自分がデビューする夏が来たことがわかるのでしょう。
ルドベキアタカオは今年も元気
まだ梅雨は明けていないようですが、昨日と今日はピカピカのお天気だったので、チャンスとばかりにすこし庭仕事をしました。色あせてきたアジサイを剪定。今年はだいぶ切り詰めてみました。それでも来年は2倍以上の丈になるのです。ゴミ袋3つ分剪定して汗だくになりました。汗をかく準備ができていなかったせいか、首と顔からだけ汗が出ます。もっとちゃんと汗をかいて、汗腺を鍛えないとね。
梅雨の晴れ間をチャンスと思っていたのはわたしだけではなくて、庭にはたくさんの新しい蜘蛛の巣があちらこちらにできていました。ごめんごめんと思いながら、手で払って歩かなければいけませんでした。
今年最後のアジサイ
さて、今年はじめて育てているダウカスダーラですが、本当に丈夫で花期が長くて優秀な花です。好き嫌いはあるかもしれませんが、わたしにとっては、この季節になくてはならない花になりました。花が終わったあとの姿もかなりユニーク。種を抱えてクシュクシュと丸まった形と深いオリーブ色のそれは、センスのある人がアレンジすればかなりおしゃれです。
花はなるほどニンジンのなかま わたしではおしゃれにならない 茶色のルドベキアとは相性がいいみたい
こぼれ種でひとり生えするほど丈夫らしいので、来年は増やしてみようと思います。種はゲジゲジみたいでちょっとギョッとするんですけどね。
先週勢和図書館で借りてきた「向田邦子の青春」という本を読み終えたので、そのお話しを書こうと思ったのですが、長くなりそうなのでまた次回ということにします。 誰をみつめているの とてもきれい
明日から連休なのですね。GO TO ってどこか他所の世界の話みたい。蜘蛛の巣だらけの庭を片付けたり、這いつくばって咲いてしまっているかわいそうな朝顔のために棚を作ったり、ときどき産直に買い物に出かけたり、そんな連休になりそうです。