橋を渡る。タイムスリップする。

　　　 今日は隣の町へ、バスに乗り電車に乗って行ってきました。用事はすぐ済みお昼
　　には帰りの電車に乗ることができました。
　　　この電車が各停だったこともあり、ウチに近い駅まで乗ってそこからウチまで歩く
　　ことにしました。道のりは歩いて30分ほど。風は冷たかったけれど、お天気は良かっ
　　たのでウオーキング日和です。それから、この駅で降りると、道すがら、白い大きな
　　ヤギに会えることがわかっていたので、それ目当てでもありました。
　　　駅を降りて10分ほど歩くと、小さな川に行きあたります。橋を渡ると、やっぱりヤ
　　ギが土手の下にぽつんと一匹いました。そのあたりは、農家があるわけでもなく普通
　　の住宅地なので、このヤギさんは、草刈り要員兼ペットだと思われます。夏には土手
　　の草をムシャムシャ食んでいたので、お役立ちペットというわけですね。

　　　川は小さいながら真っすぐ流れていて、土手には日本水仙が咲いているし、遠くに
　　山々が青く見えるし、清々とした気持ちのよいところです。
　　　川沿いの道をそのまま行くと、また小さな橋があります。その橋を渡って、息子は
　　そこからすぐの小学校に通っていました。当時の息子は、よく橋から下を流れる川を
　　のぞいていたらしく、亀や魚の話を毎日のようにしていました。

　　　二年生の時に、今よりずっと田舎の学校から転校してきて、それからずっと、居心
　　地のよくない思いをしてきた小学校時代。
　　　その橋を渡るとき、どんな気持ちだったのかなあ。足取りの重い朝の橋。帰りはほ
　　っとして、川をのぞいたのかな。
　　　そんなこと、考えながら歩いて帰ってきました。

　　夫がゆうべ、息子にもっと肉を食べさせなあかん、と言うので、確かに息子は180㎝あ
　　るのに、わたしよりだいぶ体重少なくて、ぺそんぺそんな身体をしているので、今日の
　　夕ご飯はトンカツにしましょう。でも生姜焼き用のお肉しかないので、ぺそんぺそんト
　　ンカツですけど。あとはレンコンのきんぴらとワカメとジャコの酢の物、みそ汁かな。