なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

あんこがたどった道

2016-03-22 08:33:07 | 日記
お彼岸なので大阪の夫の実家へ。一泊だけしてきました。
  おだんごを作ってお仏壇にお供えしようと思いたち、前々日にあんこを炊きました。
  
   今までは割合自己流で、圧力鍋で炊いたりしていましたが、今回はレシピどおり、渋きりという
  茹でてはこぼす作業を三、四回してみました。そしたらやっぱり、えぐみも苦味もないスッキリと
  した上品なあんこが炊けました。

   350gの小豆に350gのお砂糖が必要なようでしたが、きび砂糖が200gしかなかったので、とりあ
  えずそれだけ入れてみました。すると、わたしはこれで十分だな、むしろ豆の風味があっておいし
  いなと思えるお味。でもそれでは、日持ちもしないでしょうし、一般受けもしないので次の日に粗
  糖を買って、あと150g加えました。
  
   完成したあんこを夫のリュックに入れてもらって出発。
  いつもなら大阪まで2時間弱の電車の旅なのですが、夫の要望で京都を回って行くことになり、おま
  けに青春18きっぷで普通電車しか乗れないので、京都まで3時間、そこから大阪の実家まで1時間半
  という、ものすごい遠回りの行程になりました。

   3連休の京都へ、重いあんこを抱えて行ってはいけません。
  京都駅で空いているロッカーを探すのに右往左往。観光地に来てアドレナリンの出ている夫は、は
  やる気持ちで階段を駆け上がります。
  そのとき夫の左ふくらはぎに悲劇が…。20年前に肉離れをして痛めたところをまた痛めて、普通に
  歩くことができなくなりました。
  あんこ入りリュックと都会の駅の階段は、運動不足のおじさんには危険だったのです。

   その後、なんとかロッカーを一つ見つけて、東山へ行き、老舗のお蕎麦やさん、京都市立美術館
  と巡るのですが、夫が思うように歩けなかったので、しょんぼりした京都になってしまいました。

   京都経由で実家にたどり着いた特製あんこ。
  お豆腐練り込んだふわふわ団子も作って、それに添えてやっとお仏壇にお供えすることができまし
  た。

   京都のお蕎麦やさんと、美術館のお話はまた書きます。
  モネとルノアールしていましたが、さてどちらを観たでしょう。
    
  

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