トライアングル編みにトライ

　　　冷たい雨。お習字に行っている間に雨が降ってきて、帰りは濡れながら自転車で帰ってきました。
しんみりと寒い。昨日はもう立冬で、秋のちょうどいい気候がほんの少しだけで冬になっちゃったな。

　　お習字に行く前に、NHkで初心者でもできそうなマフラーの編み方の番組があるようだったので、録画予約をしたのでした。棒針で編むトライアングル編みのマフラーです。午後からココアを入れてあったまりながら、観てみました。そのへんの毛糸を使って一緒にトライしてみると、なんとかできそうな感じです。

このトライアングル編み、昔々わたしのおばあちゃんが、高校生だった兄に編んであげたマフラーの編み方です。まぁ、40数年もたってまた再会するなんて驚きです。兄に、当時流行っていた長いマフラーを編んでくれるように頼まれて、おばあちゃんは白とグレーの毛糸を使い、このトライアングル編みで仕上げたのでした。高下駄履いて、ぼろぼろの学生帽を目深にかぶって、肩掛けカバンをずるずるに下げて、マフラーもずるずるに垂らすのがかっこよかったのかなあ。岩手の田舎では、そんなバンカラをきどる高校生がまだいたのです。とにかく、ちゃんと作ってあげて「すごいな！おばあちゃん。」と思ったのを覚えています。

　それよりだいぶ現代風ですが、基本の編み方はいっしょ。グラデーションの入ったきれいな色の毛糸を買ってきて、編んでみようと思います。いつも編み物を教えてくれていたお友達が、今、ご主人の仕事の関係で遠くにいるので、最近は毛糸に触ることもなかったのですが、いい機会なのでがんばってみましょう。
何度も何度も録画したものを繰り返し見て、だいぶ頭にはいったみたい。編み図の見方も知らなくてテキトーだったけれど、今日初めてわかった。司会のエミリちゃんも言っていたけれど、編み物って「理系」です。幾何学模様の設計図を頭の中で組み立てながら編まないといけないから。遠くにいるお友達も、まさにリケ女で、わたしとは違う発想をする人なので、いろいろ行き詰ったときはお話を聞いてもらったものでした。また一緒に編み物できたらいいな。

　そのお友達に教えてもらったハリネズミくん

　今夜は寒いからお鍋！夫は今日も8時半の帰宅だそうです。お鍋だから待っていよう。このところ夕ご飯が遅くて、みるみるうちに太ってきたよ…。それから、ホウロウの鍋を買ったので、ずっと作ってみたかった手羽元の甘辛煮（酢もいれるもの）も作りました。これはわたしと息子用。夫は手羽元が苦手なのです。骨がついていて元の形が連想されて、生々しいからかな。