昨年の夏に和室のエアコンを買い替えました。
東芝の大清快です。
性能的には冷房2.2kW、暖房2.8kWの6畳用と呼ばれるエアコンです。
このエアコンを6畳二間続きの12畳で使っています。
6畳用っていうのは、以前のブログにも書いた通り、1964年にJIS規格で制定されました。
1964年は昭和39年でアルミサッシもない、すきま風の吹く家屋でした。
今では、窓はアルミサッシ、壁や床、天井には断熱材が使われて、夏は暑くなりにくく、冬は寒くなりにくい構造になっています。
これを踏まえて、家電量販店では昭和39年の家屋での基準を用いて、オーバースペックなエアコンを勧めているのです。
なので、我が家では和室12畳(6畳2部屋)でも、6畳用のエアコンをつけました。
その6畳用のエアコンですが、消費電力量はどれぐらいなのでしょう?
暖房標準電力は445W、暖房低温電力は980Wです。
つまり、安定しているときの標準電力が445W、部屋が寒くフルパワーの時が980Wっていうことになります。
実際にはどうでしょう?
設定温度23.5℃、風力は自動でスイッチをONにしてすぐで、まだ風が出てこないときは241W
温風が出ているとき(まだ部屋が温まっていないとき)は726W
部屋の温度が安定し始めてきたときは508W
十分に温まった時は297Wから
396Wで上がったり下がったりします。
おおよそ、部屋の温度が安定するのに15分ぐらい、20分ぐらいから300~400Wで稼働します。
ホットカーペットでも同じように電力を測定すると、スイッチON直後は900Wが続いて、安定してくると900Wと10Wを繰り返します。
おそらくサーモスタット(温度センサー)が高温を検知するとスイッチが切れ、低温を検知するとスイッチが入るって感じです。
ホットカーペットは30年ぐらい前のものなので、最新のホットカーペットならも一定なのかもしれません。
我が家では、エアコンをつけてすぐぐらいはホットカーペットを半面だけON(400W程度)にして、温まったらホットカーペットを切るって感じにしています。
電気を入れていないコタツを使っているので、エアコンだけではコタツの中がひんやりするので、中を温める意味でホットカーペットを併用しています。