昨日は、母校の同窓会が開催されたようですが、私は出席しませんでした。
同じ学び舎を卒業し、はるか東京に出てきて、頑張ってこられた先輩や後輩、そして同級生。
同窓会に出席されているのは、立派になられた方々ばかりでしょう。
地元ではない高校に進学して、下宿自炊生活。
学業では、すっかり落ちこぼれた私にとっては、正直暗黒時代でした。
その頃不登校という言葉はあまりなかったはずですが、今なら不登校になっていたと思います。
まあそれでも、普通に恋もしましたし、楽しいこともありましたが、家から通える高校に行っていたら違う人生もあったろうなあと、つまらない劣等感にさいなまれたことも、何度もありました。
自分の意志ではなくて、親や先生に勧められての進学でしたし、たぶん、将来のことなど何も考えてなかったんだと思います。
でも、考えようによっては、そんな時代があったからこその、今でもあります。
今後も同窓会に出席することはないと思います。
人と比べて落ち込みのがおちですし、そんな風に思う自分が情けないですから。
わたしなりの幸せを見つけつつ、自分なりの高みを目指していく所存です。
1986年春、高円寺の4畳半のアパート。
ラジオでとある曲を聞いて、人生が大きく変わる一歩を踏み出しました。
それはホイットニーヒューストンの、The greatest love of allでした。
この曲があって、今の私がある、と言っても過言ではありません。
そして、奇しくも今朝、この曲を聞いてみたくなり、検索したところ、この曲はもともと、1977年のモハメドアリの映画「ザグレイテスト」のために書かれたものだったと知り、ジョージ・ベンソンにより録音されたものだったと初めて知りました。
叫ぶような力強さに惹きこまれるホイットニーの歌声とは違う、優しく語り掛けるような歌声の中に込められた強い思い。
再び、この曲に救われた気がしました。
良かったら聞いてみてください。
30数年前とは、年齢はもちろん立場も環境も全く違う私が、同じ曲で二度すくわれる。
今の自分にささやきかけてくれるような歌声バージョンで。
最初に人と比べる自分の愚かさを書いた後で、こんなことを言うのもあれですが、
つる姫の人生は今日からまた始まります。
今日が人生で一番新しい日。
コーヒー豆も値上がりしているそうで、現実に戻りつつ安いインスタントコーヒーを飲み干す朝でした。
かなり前に描いた油絵。
故郷の近くにある、新緑の帝釈峡雄橋。
石灰岩が侵食されてできた、世界的にも貴重な天然橋なんですが、いかんせん場所が場所で、なかなかたどり着けないところです。
ひんやり冷たい水の中に入って、カメラを構えているのは弟、誕生日のプレゼントとして描いたものでした。
どうやって描いたのか自分でも忘れた。
油絵からは何年も遠ざかっていますが、近々また復帰してみる予定です。
絵の具は固まってしまってると思いますが。
今日の言葉
Learning to your self
It is the greatest love of all
And if by chance,that special place
that's you've been dreaming of
leads you to a lonley place
find your strength in love
The greatest love of allより抜粋。
ワクワクするような、銀河鉄道999にしようかと迷ったのですが、今日のところはこの曲で。
ご訪問いただきありがとうございます。
来週はもう6月ですね、五月最後の週末をお楽しみください。
感謝をこめて
つる姫