去年から制定されたこの山の日。
海の日があるのなら山の日も作りたいという山を愛する方々の努力で、国民の祝日となったようです。
山猿の私は、若い頃は海に憧れ、年を重ねてからは山派に戻っていましたが、還暦にして海に癒され、海も山も大好きなおばさんになりました。
今日は山の日にちなんだ、聞きかじって、その後ググった豆知識をシェアします。
幼い頃山に登って大声を出すと、戻ってくる自分の声を面白がって何度も叫んだあの「やまびこ」
近年はずっと「こだま」と呼んでいましたが、、そうそうやまびこという言葉があったな、と思い出した朝。
やまびこは、山彦とも幽谷響とも書くそうで、昔は妖怪が人の声のマネをしていると思われていたとか。
こだまというのは、森や木に住む精霊で、木霊と書きます。
やまびこはこの木霊の仕業だとも言われていたらしいです。
険しい道を上って行く山には、神とか精霊を感じる事が多いのですが、それが海との違いなのかもしれないですね。
自力では深海に潜って未知の世界を体験することはできませんが、山というのは頑張れば頂上に行ける。
動かざること山の如し。
人間は大きな海だ。二つ三つのしずくが汚れても、海は汚れない。
ふと思い出した山と海に関する言葉。
人生がますます面白くなってくる気がした、山の日の朝なのでした。
今日からお盆休みの方も多いかと存じます。事件事故に気を付けて楽しい休日を。
素敵な山の日をお過ごしください。
感謝をこめて
つる姫