タイの洞窟に閉じ込められていた少年とコーチ全員が救出されたという明るいニュースを聞きました。
親でも親戚でもないけれど本当によかった、と心から思える自分は、普通にまともな人間なんだろうなあと思っている訳です。
しかしながら、今回の水害で、いまだ行方不明になっている家族を探す人たちに取材をするマスコミ。
それが仕事なのかと思うけれど、悲しむ親族をアップで撮る必要はあるのか、と思います。
また、火事場(今回の水害)のドロボウの情報も聞きました。世に卑怯な人間は沢山いますが、このような時にドロボウを思いつく人たち。信じられません。人の顔をした悪魔です。
いい人が亡くなって悪いやつが生き残る。世の中は理不尽と何度も思いましたが、それが人の世なのでしょうか。
ニュースと言えば今朝も色んなニュースが入ってきましたが、視覚障碍者のふりをして、女性の胸を触った男の話には、笑ってしまった。
何でもトイレに連れて行ってほしいと頼んでおいて、同行してくれた女性の胸を触ったのだとか。
その他には、御茶ノ水女子大学が、トランスジェンダーを受け入れる決定をしたとか。
世の中は変わりました。十人十色という昔からある言葉のように、一人として同じ人間はいません。
昔はそういう事を隠し通して、死んでいった方達も多かった事でしょう。
良くも悪くも、人の心、脳というものは本当に不思議なものです。
全ての人が人格や個性を持ち、同じ地球で生きています。お互いを尊重して優しく生きていく事はできないのでしょうか。
人を傷つけたり、自分さえよければいい人が一人もいない世の中なんて、無理なんでしょうか。
それならなるべく、自分のものさしですけれど、別な世界の人たちとは距離を置いて過ごしたいものです。
昨日録画していたNHKのブループラネットの第三弾をみました。
四年もかけて撮ったというその映像は本当に素晴らしく、生き物たちが種を存続するためのかけひきが映し出されていました。
人間は生き物たちの頂点にいると、錯覚していると感じました。
こう言う番組は、子どもたちはもちろん大人も観るべきものです。
うまく行っていた自然界のサイクルを壊している一因は人間です。
今年はあおむしを見つけるのをやめました。
感謝をこめて
つる姫
(ブログ開設から2550日)