先日から読んでいた五木寛之さんの本の中、宗教学者の、山折哲雄さんの言葉を引用されていました。
死を覚悟した患者さんに出来る事は、まず「痛みをとめる」そして、「体を手でさすってあげる」、「ほめる」こと。
それが今の医療に出来る最善の事だと。
今日の話は大変面倒くさいものになります。
気持ちに余裕のない方はスルーしてください。
ご存じの方もおられるように、私も、そこそこ色んな所が痛くて、苦しんだこともありますが、それは死につながるものではありませんでした。
心臓病がわかった時も、死が身近に感じたことも確かでしたが、死を覚悟するということはなかった。
手術を受ければ、これからはもっと元気に生きられる。
シビアな疾患を抱えていても、知らなかった時期には、ちょっと疲れてるかな、だるいのは怠けているからなのかな、と思って、多少の事はやり過ごしてきた自分をほめてあげたいくらいでした。
しか~~し、心臓手術が大成功し、心臓の逆流は完ぺきに治ったのはよかったけど、退院してからメンタルでやられて、それまでよりも、辛い日々がず~~~~~っと、今に至る。実に8年です。
あれから、8年生き延びているという事にもなります。
笑笑笑
今日は、しょうもない弱音を言います。
年末からよいことばかりで、体調も悪くなかったのに、ずっと続いていた大きなストレスからか、まずは口唇ヘルペスを発症。
その後、今度は耳鳴りが悪化して、胃腸の調子も悪く、実は今、身体もですが、最悪の精神状態です。
去年9月頃から続くストレスが、年始に一挙に爆発したのが引き金でした。
思えば、去年の夏頃から足の不調が始まり、むずむず足?と診断され、それは完治しない、つきあっていくしかない物だと言われました。
しかし、どうも薬が効かないと悟り、薬をやめたタイミングで、なんと治りました。
それが治ったら、今度は腰から足にかけての痛み、不快感。
もう、立っても座ってもいられない事もあり、精神的にも最悪。
ついに、高額な整体を頼りましたが、効果なし。
が、時期が来たか、YouTubeの動画の体操が効いたか、足や腰痛も嘘のように改善しました。
心臓の不整脈や不快感もほとんどなくなり、羊を数えて、夜も嘘のようにぐっすり眠れる日々が続き、
そして、よい知らせばかりでルンルンで年末が来て…という流れでした。
ところが、だったのですよ。
年が明けて、去年夏から継続していたストレスに、追加で大きなストレスがかかったのちのある夜、いつもと違う耳鳴りに気づく。
耳鳴り自体は、かなり前からあったのですが、慣れていて気にもしていませんでしたが、その違う音に気付くと、今度は耳鳴りに意識が集中して、ますます悪化。
耳鼻科に行きましたが、何を読んでも聞いても、耳鳴りは完治しないとか?
またかよ、完治しないやつ、って、おもいますよね。
サプリや漢方が効くとも思えないし、また「整体」や鍼灸に気持ちが揺るぎますが、また同じ轍を踏むような気もします。
悪夢が続き、目が覚めると耳鳴りが一層大きくなって、夜中に気が狂いそうになります。
昨夜も悪夢で目覚めて、耳鳴りが大きくなっている事に気づき、耳鳴りで悪夢をみたのか、悪夢を見て耳鳴りが強くなったのか、たまごかにわとりか、で、眠れなくなりました。
多分魘されているのか、目が覚めると、こたろうが、その声で起きたのか、布団から出てうろうろしていることが多い。
もしかしたら、脳になにかできているのか、とか、他に原因があるのではないかと心配したり。
ただ、めまいや頭痛とか、しびれなんかもない。
これらすべて「ストレス」「自律神経」というキーワードにヒットしますがな。
一人でいるという事は、本当に身体に悪いのだな、と思います。
話す相手は、まずは、赤ちゃん言葉でこたろうくんへの一方通行のお話、ごはんだよ~~、だいすきだよ~~。
お医者さんやわんこの飼い主さん。買い物で物の場所を聞く時とか、ありがとうを言う時だけ。
そうそう、ペイペイでおねがいしま~~す。もね。笑
食べるのも一人。孤食が一番悪いとは言いますが、仕方ない人もいます。
そりゃあ、それだけでストレスはたまります。
ただ、人と関わるのにもストレスの多い人ですから、救いようがありません。
しかし、自分はメンタルは弱いといいつつ、多分ですが、魂は強いのだろうと思うのです。
というより、魂というのは、命の中にあって、その命には性格とか体質とかあって、余計なものをまとって生きる。
それが人間?
そもそも、私の魂だけではなく、どんな人の中の魂もみな平等に健やかで強いものだと思う。
魂をみがく、というのは、それが宿っている命を生きる事で、沢山の事を学ぶことだと思う。
ただ、出来たら、苦痛のない命がいいなあ。
にんげんだもの。
もう二度と命をまとわなくてもいいような、そんな立派な魂になれているといいなあ。
頭から足まで、病だらけの私で、魂までは病みたくはない。
というか、魂は決して病むことはない。
だとしたら、自分を取り戻せばいいのでしょう。
人間はみんな、意識するとしないとの違いで、生まれた時から死を覚悟して生きているものでしょう。
病は気から、気は病から。
たまごかにわとりか、それはわかりませんが、この状況を不幸だとか、惨めだとか思ったらだめなんです。
そう認めた時点で、本物の不幸になるから。
辛いけど不幸ではない。
病気=不幸とするのは、ちがう。
ということで、今つる姫のこころと肉体はとても弱っております。
(心の)痛みをとるのも、さすってくれる人も、ほめてくれる人もいません。
だから、命の輝きの絵を描きます。
私のテーマは、すべての命の輝きです。
一月に入ってからの絵、もう一度みてください。
褒めてもらうために描いているわけではないですが、お世辞でも褒められると励みになります。
けなされても、やる気が出ますけど。
この一枚には、観た人にストーリーを作ってもらったのですが、ホント様々でした。
作者の想いとは違う感性を知れるのは、とても勉強になります。
今月中にあと一枚は描きます。
今、カラスにハマっていて、もともとカラスの絵は結構描いているのですが、カラスは自分と重なるところもある気がして。
私の人生は、決して悪くはない。
こうして、かわいいかわいいこたろうと、好きな絵を描いて暮らせること、生活に困ってはいない事。
そして、忘れていた事を、ひとりのお友達が思い出させてくださいました。
「まずは、自分がどうしたいか」という事が最優先だということ。
その通りです。他人を云々いうより、まずは自分なんです。
わかっているのに、ついつい周りに翻弄されて忘れてしまう。
結局自分の曖昧さを、他人のせいにしているだけ。
不満を持って病にかかるのは、損です。他人は何とも思っていないし、それぞれの考えや人生がありますから。
ただ、私は、自分に自信がなくて、それらを全否定する勇気がなかったのです。
だから病気になったと思います。
そんなことを思い出させてくれるお友達がいるという事もしあわせのひとつ。
私には、綺麗な空やお花、わんこのこと、絵画の事をシェアできる友人がいます。
友達は数ではない。
この耳鳴り、そろそろ治ると思います。
根拠はあんまりありませんが、まあよくない病ではないでしょう。
こんな話に、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
心配はしないと思いますが、つる姫は大丈夫です。
まだまだ寒さは続きます。寒いと血管が縮まって、不調もおこりやすいですよね。
お気をつけて。
感謝をこめて
つる姫