まずは、昨日の記事の中の、帚木先生の小説に関する事で、訂正。
第一タイトルが、「花咲く里・・・」となっていました。
自爆
「花散る里の病棟」が正しいです。なんというミス。
ミスニッポン代表でございます。
内容も、あたかも自伝のように書いていましたが、小説ですので、よろしくお願いします。
さて、昨日に続き、今日も映画の紹介です。
老後を北海道で過ごすことにした夫婦の話。
以上。
爆
ヒマを持て余す夫に、家の周りに石垣を積むことを頼んだ妻。
そこに、色んな事情を持つ人たちが集う。
妻は重い心臓病を患っていたが、それを周囲には隠していて、あっけなく亡くなってしまう。
気力をなくした夫は、家の中の色々な場所から、妻が生前書き残していた手紙を見つけ・・・。
何より素敵だったのは、奥さんの夫に対する愛はもちろん、周りの人たちへのやさしさ。
もともと持っていたやさしさなのか、それとも、自分が間もなく命を終えると知っていた事から来るやさしさなのか。
私自身、命の限りが近いと知った時に、そんな風に周りにやさしくできるのか、と考えさせられました。
樋口可南子さん、久しぶりに見ましたが、よい女優さんですね。
佐藤浩市さんも、色々な役をこなせる名優の一人だと思いますが、脇を固めた柄本明さんもさすがの存在感でした。
レビューでは、きれいごと過ぎるとかいうものが、ちょいちょいありましたが、私は逆にきれいごとだとは思いませんでしたし、言葉を借りれば、素敵なきれいごとだとも思います。
きれいごとをどうとらえるかという事もあるでしょう。
原作は「石を積むひと」だそうですが、そっちの方がいいかなって思いました。
劇中で、ナット・キング・コールのスマイルが流れた時に、涙出ちゃった。
大好きなんです。あれ。
映画というのは、観る人の年齢や、経験、境遇によって受け止め方が違うもので、どれが正解という事はないと思います。
作った人の想いとは違う受け止め方も、多々あるでしょう。
それでいいのだ。
映画に限らず、芸術はなんでもそうかも。
という事で、昨日描いた絵です。
描きたかったイメージとは程遠いものが出来ましたが、練習練習。
水面に苦労、鳥の羽で眩暈。
爆
白い白鳥を単に白く残さない、でも、もともとは純白の白鳥を表現したい。
死ぬまで修行ですね。
東京は週末から雨模様。
カラカラのお天気でしたから、ありがたいお湿りです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今週も頑張っていきましょう。
感謝をこめて
つる姫