☆つる姫の星の燈火☆

つる姫的還暦記念一人旅2017・冬の京都編~う~ん・やっぱしワタシ持ってるかも~

堀川にカラス、画面左のブンタンだかぽんかんを狙っているのかな?

悪者扱いのカラスですが、近くで見るとカラスの羽の美しさがよくわかります。

綺麗な鳥だなって、ここ数年思うようになりました。あの羽って真っ黒じゃないんですよね。

戻り橋をくぐって広い通りの方に上がり

次の目的地「晴明神社」に到着!15時24分。

何年も前に、野村萬斎さんが主演を務めて話題になった「陰陽師」という映画を観ましたが、内容よりも萬斎さんの立ち居振る舞い、所作の美しさに目を奪われたものです。

先入観を持ちたくないので、あまり詳細を知らずに映画を観る私は、後で彼が能楽師だったという事を知り、なるほどな、と思ったものです。

陰陽師とは、飛鳥時代以降の日本で設けられた官職の一つ。中国を起源とする陰陽五行思想に基づいて陰陽道があり、それを活用して律令規定を維持・運営するために「陰陽師」という専門職があった。後には政治の領域にとどまらず、占術や呪術、祭祀(さいし)をつかさどるようになった。律令制下において陰陽師は、中務省の中にある「陰陽寮」という部署に所属し、占い・天文・時・暦の編纂(へんさん)を担当した。

だそうです。

この星マークは五芒星。

五芒星は、陰陽道では魔除けの呪符として伝えられている。印にこめられたその意味は、陰陽道の基本概念となった陰陽五行説、木・火・土・金・水の5つの元素の働きの相克を表したものであり、五芒星はあらゆる魔除けの呪符として重宝された

そうです。

因みにこの星を逆さにすると一転、悪魔の象徴とされるそうで、何となくわかるような気がするお話です。

なのでここでは「股のぞき」はしない方がよさげですね。

このお社をくぐった瞬間、不思議な風を感じたのは気のせいかなあ、と思いましたが。

大きなクスノキがありました。

木のせいだったのでしょうか。

あは。

ごつごつとした木の表面を触ってみます。

つる姫城の庭に、何処から飛んできたクスノキが年々成長していますが、どうにかしないといずれこんな大木に?

風が吹いて、人々の願いが書かれた絵馬が、カラカラと音を立てます。

命の数だけ願いがあるのでしょう。

この辺でまた、得体のしれない何かを感じました。

晴明井。

晴明公が念力により湧出させた井戸だそうで、病気平癒の信仰があり、湧き出す水は現在でも飲んでよいそうです、水の湧きでるところに注目すると、その歳の恵方を向いており吉祥の水が得られます。恵方は毎年変わり、立春の日にその向きを 変える。

そうです。

その立春を過ぎたばかり。

私は落ちる水にしばらく手を触れて、もうこれ以上病気をしないように祈りました。この時は飲んでよい事を知らず、残念。

不思議な風を感じたこの神社を出て、また歩く。

しか~し、足が痛い!

筋肉じゃなくて、靴の中の足。履きなれた靴なのに。

ホントは北野天満宮まで歩こうと思っていたのですが、足も時間的にも無理そうなので、二条城の近くにあるホテルを目指して歩きました。

ホテルに入ったのが16時すぎ。

でも、つる姫はまだ終わらない。

荷物を置いて、ホテルの近くにある「神泉苑」を目指しました。

ここは弘法大師様のゆかりのお寺。この旅で一番行きたかったところでしたが、たまたまホテルから徒歩10分以内の場所にあったことに、ご縁を感じました。

ホテルを出た途端、雨が降り始めました。もう降らないと思って傘を置いてきてしまった。

しかしここまでは傘の要らない程度の雨だったので、気にしないで歩いているうちにハンパないほど降ってきました。

それでも、帽子とはっ水のコートのお蔭で、冷たさや寒さは感じる事無く神泉苑に到着。

16時25分。この時期のお寺さんは16時30分で閉まる所が多いけれど、ここは大丈夫でした。

だあれもいません。貸し切りです。

お灯明を燈してお線香をあげました。

季節を問わずまたどんな日照りの年にも涸れることのない神泉苑の池には竜神(善女竜王)が住むといわれ、天長元年(824年)に西寺の守敏と東寺の空海が祈雨の法を競い、空海が勝ったことから以後東寺の支配下に入るようになった。

そうです。

 

その池にはテレビにも出ていたアヒルちゃんが三羽。境内を散歩している事もあるそうです。

習性なのでしょうが、みんな一緒に行動するのがなんとも可愛らしく愛おしいですね。

この橋は一つだけ願い事を想いながら渡るとよいそうで、私の願いはただひとつ。念じながら渡りました。

そのうち、降っていた雨粒は徐々に細かくなって、

雲の上にお日様が透けてみえてきました。

空海が雨乞いをしたというこのお寺で雨にぬれ、そして、雨があがる。

雨も降る時を知っているかのよう。

この場面は、カンカン照りではだめなんです。

私ってやっぱし、なんか持ってるなあ・・と感じたのは、こじつけや傲慢でしょうか。

誰もいない境内をもう一度歩き、お寺を出たのは17時少し前。

おっとおっと、忘れちゃあいけないよ、今日は60歳の誕生日だぞ!夜ご飯はどこで食べよう。

私はわざわざ赤いカーディガンを着て(ちゃんちゃんこは持ってない)、どこかの飲食店に突入しようと思っていました。

勢いで「私今日還暦の誕生日なんです!」と周りを巻き込んで乾杯してもらおうか、なんてアホな事もかんがえていました。

こんなこといいな、できたらいいな♪

しかし結局、近所にふさわしいお店が見あたらず、スーパーで買い物をしてホテルに戻りましたよ。

60代の始まりの夜は、ハーフボトルのシャンパンを一人でホテルのコップで飲んだ、という武勇伝?

12時半から17時まで歩いて、26258歩。歩きすぎじゃない?

明日の天気予報は曇り。シャンパンはどこに入ったか。実はビールまでのんでた私。

しかし頭は冴え冴え、行きたい場所を貪欲にチェックする私。

いつからこんなに酒が強くなったのかしら。

(笑)

ようし、明日は曇りの予報だし、チャリでぐるり京都を一周じゃあ!

そうはいっても、多少体調に不安を覚えながら、目が覚めるまで寝ようと思って眠りにつきました。


つづく

やっぱし長くなってしまった。

感謝をこめて

つる姫

大ショックな事に昨日の記事で、ワタシの顔を小さい写真でアップしたのに、スマホではデカい写真になってて、あーー!大失敗じゃった(激泣)

変なところで気をきかせないでよ、gooブログさん。

削除する前に見れた方は、なんかいいことありますよ。

ないない!

本能寺での変顔でしたー。

見たい?


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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