3月31日(火)
今日、定年を迎える。
これまで大きな病気にかからず元気でやってこれたのは、多くの人のお蔭である。
一つ目は、硬式テニスとの出会いである。
大学生になって始めたテニスで、心と身体の健康を維持することができた。
私にとって、ストレスの解消には一番大切なものだった。
スポーツをすることは、大切だし、できることは幸せなことである。
次は、父母、家族、友人である。特に、明るくさばけた妻のお蔭で、
十分に仕事に打ち込むことができたし、協力して温かい家庭を築き、楽しい生活を過ごせた。
私の仕事のことで、妻から不平・不満を言われたことは、一度もなかった。
最後は、生徒達と職場の仲間である。
つらいこと、残念なこと、腹立たしいこともあったが、
生徒達から元気づけられたこと、嬉しかったこと、感動したことが沢山あった。
生徒からの感謝の言葉は、教師の仕事をしていて何よりも嬉しかった。
これからまた、新しい生活が始まる。
75歳までは、アクティブ・シニア期と言われ、まだまだ元気な時である。
これからも、自然体で色々なことにチャレンジし、
自分に納得できる充実した生き方をしたいと考えている。
西日本新聞に掲載された文章