よく行くスーパーマーケットから電話があった。
私がスーパー内のパン店で購入した食パンの代金を返したいという。
製造過程で食塩を入れ忘れ、味がおかしくなったとのことだった。
翌日出向くと、担当者から「本当に申し訳ありません」と平身低頭で謝罪された。
そこまで謝らなくても、と感じるほどだった。
この誠実な対応で、逆にスーパーへの信頼は増した。
ふと思い浮かんだのが、それとは対照的な昨今の政治家や官僚の姿だ。
不適切な行動やミスをした際、嘘を重ねたり苦しい答弁に終始したりする。
結果的に信頼が失われる。
人間、間違いはあるものだ。
その後の対応が大切だと、しみじみ感じる出来事だった。