9月16日(土)
吉田卓郎の歌「旅の宿」に「上弦の月」という歌詞がでてくる。
中学校の理科で,「上弦の月」が南中(頭の真上に見える)するのは,
夕方午後6時頃で右側のある半月だと記憶した。
右側のある半円が「上弦の月」と覚えたのである。
ところが,右側のある半月が,サンパウロでは早朝午前6時頃にみえるではないか!???
調べてみた所,これは「下弦の月」だった。
(ちなみに,南半球では頭の真上に見える方向は日本と逆で北側である。)
上弦の月というのは,満月に向かう時の半月で,
下弦の月というのは,満月が欠けてきて新月に向かう時の半月である。
北半球と南半球では,違っていたのである。
従って,真上に見える右側がある半月が日本だと,「上弦の月」で
サンパウロだと「下弦の月」になるのだ。
理科の先生が,右側がある半月が「上弦の月」と教えると間違いになる。
左側が北半球で,「上弦の月」は21番,これからだんだん大きくなって
満月になる。
右側が南半球で,「上弦の月」は21番,
私が「上弦の月」だと思った7番の月は,実は「下弦の月」だった。