ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】猿の惑星/キングダム…良くできているが前三部作に対しての蛇足感は否めず

2024-08-11 21:21:21 | 映画
本日は、2024年8月11日(日曜日・山の日)です。

本日は、朝から「ナフコ」「ニトリ」に買い物に行って「ニトリ」では、寝室用のレースカーテンを購入して帰宅後に交換した日です。

その後、午後からは妻が主に使用している自家用車ルーミーの1年点検のためディーラーに行ってきました。
連日車関連の用事で動いていますね💦

夕方からは(娘は夜勤なので)娘婿と孫娘が来て一緒に食事🍚をした日です。



以下は、映画館鑑賞記録



「猿の惑星/キングダム」🦅📡
監督 :ウェス・ボール
出演 :オーウェン・ティーグ、フレイヤ・アーラン、ケヴィン・デュランド
制作年:2024年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Kingdom of the Planet of the Apes



2024年8月4日(日曜日)の午前中までに数回に分けて「Disney+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
ピエール・ブールの小説「猿の惑星(La Planète des singes)」を映画化した、1968年の「猿の惑星」から始まるシリーズを、リブートした2011年の映画「猿の惑星:創世記」から続くシリーズの4作目。
(「猿の惑星」シリーズ全体では10作目、リブートシリーズでは4作目)
「猿の惑星:聖戦記」での人類との決戦、その中でエイプのリーダーであるシーザーは倒れ、エイプ達はシーザーの葬儀を執り行い、シーザーは伝説に変わっていく。
万物の霊長が人類からエイプにとって変わり、数世代が経過した未来。イーグルを駆り生活するチンパンジー系イーグル族の若者ノア(オーウェン・ティーグ)、スーナ(リディア・ペッカム)、アナヤ(トラヴィス・ジェフリー)らは、険しい山岳地帯=自然に取り込まれてしまった人類の高層ビル群遺跡にあるイーグルの巣から儀式の一環としてイーグルの卵を取りに行く。やむなく頂上と呼ばれる険しい地点まで登りイーグルの卵を手に入れるノアだったが、その帰り道にイーグル族がエコーと呼ぶ人類の痕跡を見つけるがそのまま村に帰還する。その夜、村に忍び込んできた人間の女性(フレイヤ・アーラン)と遭遇したノアは揉み合いとなりイーグルの卵を割ってしまい、人間もそのままどこかに逃げていく。儀式に必要な卵を再び取り行こうと夜の間に村を出たノアだったが、その間に村はゴリラのシルヴァ(エカ・ダーヴィル)率いる別種族のエイプの襲撃を受けてしまう。





感想
今回は“架空の猿歴史”を観る覚悟で鑑賞開始…まぁ映像ぐらいは楽しめるだろうと。

で、前半は、やはり“架空の猿歴史”
エイプ達は、まとまってしっかりと、文化や歴史を継承しながら…ってのをやらなかったらしく、なんか勝手に部族が分かれてしまっている様子。
人類の歴史を残せずとも、それこそ猿真似で文章記録を残すぐらいできたんじゃないかと思うのだけど、そうはなっておらず…。
人間の遺産は壊れるに任せ、
機械文明に触れるようなこともしてこず、
勝手にイーグルとの共存がアイデンティティの部族とか形成されている始末。
しかも、かなりの集団生活なのに、基本は狩猟生活な様子。
放置された農場引き継ぎとかできたんじゃないか
上手くいけば、発電所ぐらい稼働できたんじゃないか
とも思うけど、全然です。

で、そんな素朴でせっかく知性が付いたのに運動神経上等なコミュニティの中にいる、過去作のシーザーを継承するようなキャラ、強くて誠実で朴訥な主人公エイプが、なんか人間と、支配者猿との戦いに巻き込まれる話。

人間の女性キャラ=メイは、ボロボロだけど普通の服を着ているので、何か後ろに組織がありそうなことは容易に想像させます。
ごく後半の方で、そんなメイのバックグラウンドにある人類組織の反抗行動らしきものが見え、今後の続編を予想させますが、そこまでは“架空の猿歴史”です。

最後に繋がった通信は、どことなのか…順当に「猿の惑星:創世記」の途中で打ち上げられた宇宙船からなんかな…そんなままび続編だと昔の「猿の惑星」なままになるんだけどね。
前作の記事にも書いたけど、この重厚な架空歴史物の果てにそんなトンチキなSFが控えているのは如何なものか…っていう現状の思いがあります。)

ウィリアム・H・メイシーの方は、どうやって知識を継承してきたんかな
サルインフルエンザウィルスに耐性のある遺伝子の子孫とかなんかな…こっちの方が謎よね。

映像は…これって多分全部CGなんよね
「アバター」とかと同じ手法…改めて考えると凄いです





キャストのことは、特に書くこともないです。
だいたい猿ですし。


トータルで良くできている、大作映画として成り立ったものなんだけど…
ここからは、前三部作に対しての蛇足感が出てきた映画よね…
設定以外の繋がりも薄いしな。


ということで点数は4点(5点満点中)です。


覚書:敵ボス猿の日本語吹替声優は竹内力





(当ブログ内の関連記事)
2012年09月16日 【映画】猿の惑星:創世記…猿の気持ちで観たらいいのか、人の気持ちで観たらいいのか?
2020年05月05日 【映画】猿の惑星:新世紀(映画鑑賞記録棚卸148)…猿の気持ちで見るのが正っぽいな
2020年05月06日 【映画】猿の惑星:聖戦記(映画鑑賞日記棚卸149)…このあと宇宙の偶然で未来の地球に宇宙飛行士が戻ってくるSFになってしまうとすれば勿体無い



では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★


最新の画像もっと見る

コメントを投稿