ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】世界の終わりから…脚本力が無くともお金があれば映画はできるって教えてくれた紀里谷先輩

2024-07-06 23:28:11 | 映画
本日は、2024年7月6日(土曜日)です。
早朝から「Disney+」で、
「七夕の国(第1話 超能力者)」と
「七夕の国(第2話 丸神の里)」を観て…
その後、2ヶ月に一度通院している病院へ(ちなみに同じ時間、妻は美容院へ)
病院と、妻の美容院が終わった後は、本日夜勤だという娘に変わってお世話するために孫娘を迎えに行って、夕方には夕食他のお買い物に「アルク」「ダイソー」に行ったぐらいの日です。
「ダイソー」では、孫娘にお絵かきセット🖍🗒を買ってあげました。



以下は、映画鑑賞記録です
最近、悪口を書いてしまうことがひじょうに多くなってきており、自重したいのですが、今回もこのような映画に出会ってしまいました。
点数に比例しない悪口書いています…反省。



「世界の終わりから」📖
監督 :紀里谷和明
出演 :伊東蒼、毎熊克哉、朝比奈彩
制作年:2023年
制作国:日本🇯🇵

2024年7月1日(月曜日)の深夜23:36までに「Netflix」で鑑賞しました。



概要
日本の戦乱の時代らしきモノクロの世界、侍から隠れながら死体の山を抜けて自分の村に辿り着いた幼い少女ユキ(増田光桜)は、村で父親や母親が殺されている事を知る。
2030年育てていてくれた祖母を看取った17歳の少女 志門ハナ(伊東蒼)は以前に両親も亡くしており一人孤独になってしまい生きる希望も失いかけていた。バイトの帰り、ハナの事を心配する同級生で片足の不自由な少年タケル(若林時英)がかけた言葉も突き放し、一人アパートに帰るハナだったが、アパートには政府の特別機関に属するという江崎省吾(毎熊克哉)と佐伯玲子(朝比奈彩)から、最近夢を見なかったかと尋ねられる。その時は夢など観ていないと答えるハナだったが、風呂に入っている時に気がつくと、目の前には昔の日本らしき場所で殺し合う侍たちがおり、逃げ出すが弓矢に肩を射られ、山肌を転げ落ちたところをユキに助けられ、ユキと一緒に洞窟に住んでいる老婆(夏木マリ)にも出会う。老婆はハナに、ユキと共にある祠に手紙を届けるよう依頼した後、老婆は現れた侍の集団と、それを率いる赤い頭巾の男 無限(北村一輝)に殺されてしまう。その瞬間目を覚ましたハナは現代の浴槽で目を覚ます。



感想
「Netflix」のプレビュー映像を観て、ちょい面白そうと思って鑑賞することにした映画。
世界の終わりと、その鍵を握る女子高生…って話なようで、
硬派な世界の終末、
もしくはそれを防ぐ展開のお話、
いずれにしても具象の話を観るつもりだったのだけど…

映画開始直後の“KIRIYA PICTURES”の文字で…嫌な予感

これは、紀里谷和明監督作品だったのね…あらー💧

だったら、観せるタイプの映画では無く、作りたいのを作っただけのやつ…かつ芸術的でもハイセンスでもない…な筈だと、腹を括りました。

で、やはり、ちゃんとしたSFなどではなく
なんちゃってファンタジー設定の、大したことない脚本な「世にも奇妙な物語」

現代の技術や、多少なりと上がった日本映画界の平均点にも引っ張られ、まぁまぁ組み立てられた作りではあったんだけど…やはり、ちょい昔のセンスとまとまりの悪い日本映画の尻尾といった感じの映画でした

そして紀里谷和明にだけ許される
中学生の書いたような脚本を、有名俳優や高額な技術を用いて成り立てるタイプの、割高マスターベーション映画(表現が下劣で申し訳ない
なんか知らんが(いや知っている気もするがお金持っている紀里谷和明は、そのコミュニティを駆使して、大物歌姫と、結婚したり(そして離婚…ベスト版で「traveling」が再録されたのも、昔のミュージックビデオを使いたくないからなのかな
自分が勝手に思い入れているアニメを、無理やり映画化したり、
海外に行って、クライヴ・オーウェンモーガン・フリーマンで、忠臣蔵を作ったりと、
何か力技を駆使して精力的に活動、高くないクオリティの映画を世に出すことができます。
(この方は「しくじり先生」に出てしくじりを反省したらしいですが、どうもしくじりポイントが把握できていないようです。)

金持っていれば、厨二病を続けたまま、こういう好き勝手もできるという悪い例なんよね。

…脚本力が無くとも、お金とかコネがあれば()映画はできるって教えてくれた、紀里谷先輩です。
(注意:先輩って書きましたが、私の方が1ヶ月弱年上です)

まぁ、好みの問題なのでしょう…
私が嫌いだから揶揄してしまうだけで、
好きな人もいるんでしょうけど。
…私には合いません

で、この「世界の終わりから」ですが…
ロジックは正しく組み上がっておらず
夢オチなのか、バッドエンドなのか、グッドエンドなのか…もわからない始末
過去と現代パートではオチをつけられなかったためなのか、申し訳程度の未来パートも追加され、冨永愛とか、又吉直樹の声とか出てきて、ここに蛇足感が纏わり付きます。

…まぁテンポが、そんなに悪くなかったのが救いなのかもね。
最後まで観れたし。


何かからパクってきた感はプンプンで、オリジナリティは無い脚本は…何に似てるんかなぁ
「火の鳥 太陽編」をベースに「新世紀エヴァンゲリオン」からパクった展開を取り入れたというか
何にしても、そこまで面白く無いアニメを観ているような内容でした。


出演者は…
主人公ハナとユキは知らない子供たち…そこまで上手くは感じず。
助けてくれている、政府機関の人らも知らない役者さん

有名な方は、

夏木マリあの髪型させたってことで紀里谷和明はジブリに訴えられたら良いのに。

高橋克典…必要だったのかどうかも分からない位置付けの悪役

北村一輝…設定が読み解けなかった悪役…どういう役回りなん…雰囲気要因なん

前述の蛇足パート(蛇足だけどココが無いと落とせないパート)冨永愛

等々

岩井俊二も出てました…友情出演的なやつかいな紀里谷和明と岩井俊二の友情って妙に納得できる気がします(揶揄する意味で言っております)


ということで点数は3点弱(5点満点中)です。
映画って無理やり作らなくても良いんだよ



では、このあたりで



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