間宮兄弟…モテナイ構図に共感しよう

三連休の真ん中です。
連休で天気もいいですが、
私と言えば、何もしないまま時間が過ぎていっております
これから、プラモでもつくろうかなぁ。
それともミリタリーフィギュアでも出して遊びましょうか（昨日、通販で買ったミリタリーフィギュアが届きました）。

…てな感じのお休みです。

さて映画の記事。



「間宮兄弟」
（監督：森田芳光、出演：佐々木蔵之介、塚地武雅、常盤貴子、沢尻エリカ、2006年邦画）

TSUTAYAさんで「リバティーン」と一緒にレンタル。
この作品の舞台の一部はTSUTAYAさんだから、
他店ではなくてTSUTAYAでレンタルすべき（？）。
2007年2月9日深夜（ほとんど10日）に鑑賞しました。



ストーリー
江國香織の同名小説の映画化。
兄・間宮明信（佐々木蔵之介）はビール会社の商品開発研究員。弟・間宮徹信（塚地武雅）は小学校の校務員という間宮兄弟だが、30代になる今でも彼女がいない。そこで2人はカレーパーティを企画、徹信の学校の教諭、葛原依子（常盤貴子）と、ビデオショップの店員、本間直美（沢尻エリカ）を家に招く。
詳しくは…http://www.mamiya-kyoudai.com/
…公式サイトのストーリー紹介は映画全編に渡っているので、ネタバレ注意ですけどね。



ピロＥＫ的感想＆点数
私の好きなお笑い芸人のかなり上位にいるドランクドラゴンの塚地サンが主演
しかも日本アカデミー新人俳優賞、ブルーリボン新人賞と凄いんだか、正直どうでもいいんだかの賞をいただいた映画という事で、以前から気になっておりました
塚地サンですが、ネタやコントでは、様々な変わった人たち（というか普通にいそうな人たち）を完璧以上に演じている芸人さん（※特に好きなキャラは特撮マニアの“早川四郎”名前だけでツボ）。
でも、この映画の間宮弟では、数々の映画新人賞を総なめにした割にはいつもの塚地サンよりも（コントの塚地サンよりも）レベルの低い演技に感じましたのですが、私の気のせいでしょうか？？？
いつもより極端な役じゃない（？）のが理由だと普通に考えれば思うところでしょうが、
この場合、アドリブを絶対許さないという方針の監督に問題があるんじゃないかなぁ…と、私は思うのですが

監督（森田芳光）って、実はあんまり好きではありません
作品がキライな訳ではなくて、彼の風貌、容姿、話し口調、等々がナニヤラキライ
20年ぐらい前に結構テレビに出ていた頃にアワナイと感じてからずっと生理的にキライな訳です
アドリブを許さないというのは、「そろばんずく」の頃にとんねるず（多分石橋貴明）が言ってたと記憶。
アドリブを許さない割にはアドリブやりそうな個性派ばかりを起用するのも勝手な人格が出ているようでイヤな感じ。少しでも個性を殺す気なら個性派使うなよ…とか思ったりします
今は違う感じになっているかもしれませんし、私の中で育った勝手な悪いイメージなんでしょうが、キライなものは仕方ない
ということで、塚地サンが出ていなければ、監督が森田芳光って分かった時点で、この映画に手は出していないだろうナァ

監督の悪口言いましたし、塚地サンが力を発揮できていないように感じる私でしたが、
この映画自体は面白かったです。
真面目でモテナイ兄弟にも共感出来たしね。

あと、この映画の高評価ポイントは女優さん

ちなみに、高評価なのは、沢尻エリカでも常盤貴子でもないですよ。

沢尻エリカは最近の新人女優さんの中では結構低い評価です。カワイイけど。
これも画面から伝わってくる印象でしかないのですが、ワイドショーとかで登場する彼女は調子に乗ってる感じというか、天狗になっている感じというか、変なカツラと衣装で出てきたりしてナマイキっぽいキャラ立てするのがキライ。
そういうプロモーションをやっているだけなんだろうけど、私にはモロにマイナス面が伝わっちゃいました
映画の中では明るく優しい、オジサンから好まれそうな役が多い（？）からイメージを固定させたくない面もあるのでしょうか（？）。オジサンから好かれたら何が悪いんだろう
…カワイイけどね
で、誰が最近伸びてきている新人女優さんの中で高評価というと（話がズレて来たナァ）、

１．長澤まさみ
（ベタですけど。但し彼女は作品に恵まれていない気がします）
２．香椎由宇
（何か好み、スットコドッコイ）
３．宮崎あおい
（人畜無害・普通）
４．沢尻エリカ
（前述参照）
５．蒼井優
（この女優さんが一番下なのはオバカっぽく感じるから）

上記は、私が勝手に売れ筋若手女優としてノミネートした中でのランキング。

ちなみに綾瀬はるかはアイドルカテゴリーと認識しているのでノミネート外です。
言わずもがなですが、柴崎コウはすでに若手ではありません
他に誰かいる？？？

話はすっかりそれてしまいました

次に常盤貴子ですが、
彼女はデビュー当時からイマイチ好きではないです
なんだか貧相というか、余裕が無い感じ
デビューも、余裕が無いデビューの仕方だから
…ああいうの（デビューのお仕事）見せられると私の場合ヒキます

で、誰が出ていることが高評価なんだよ～
と言いますと、

もちろん中島みゆきではありません

北川景子ちゃんです
「ワイルドスピード3・TOKYOドリフト」（まだ未鑑賞）でハリウッドデビューも果たしている彼女であります

脱ヲタと言いながら、ヲタクのままの私ですが、
数年前に放送していたセーラームーン（実写版）。世間の間違ったお父さんたち同様、子供が見始めたＴＶ番組に心を奪われ、ビデオに撮ってまで観てました
彼女はその中でセーラーマーズ火野レイちゃん役。セーラー戦士の中では一番の出世頭（？）ですね。
実はあんまり好きな顔立ちではないのですが、モデルが本業だけあってスタイルは良いし、好きで観てた番組の出身者が伸びてくるのは嬉しい限り
彼女に後ろから抱きつかれる塚地サンもご満悦だったはずです。

ちなみに（またまた話はズレマスが）、
一番好きなセーラー戦士は（…こう書いていくと思いの他“イタイ”なあ私って）、
放送時だとセーラームーン役の沢井美優ちゃん
今現在ではセーラーＶ及びセーラービーナス役だった小松彩夏ちゃん
沢井美優ちゃんは新しい写真集では大人になってしまってスッカリエロイ感じに
小松彩夏ちゃんは、週間ヤングサンデーとか、週間プレイボーイのグラビアで悩殺されております
甲乙付け難い二人です

そういえば、放送時に私の周りで人気があった（どんな周りだ）、セーラーマーキュリー役の浜千咲ちゃんはとんと出てこないですねぇ

話をかなりズラシタことで、私の女性の好みがお解かりいただけたでしょうか


ということで、全く持って映画の内容に触れておりませんが、
監督がキライとはいえ、なかなかに良く出来た「間宮兄弟」。
オススメ作品です

モテナイいい人兄弟には共感＆好感が持てます
間宮弟が閉店近くのキャバクラだかラウンジだかに行って、ラスト数分の延長料金払っちゃうのにも共感します
彼らはオタクでも、引きこもりでも、内向的すぎる訳でもないのですが、何でモテナインデスカねぇ。
モテル訳ないけど
原作者江國香織さんの友達層に多いタイプなのかなぁ…とか思ったりして。

私も自称イイ人で、この兄弟とカブル部分多いと自負（というか自虐？）。
…同じくモテナイです

ということで、点数は４点（５点満点中）
あと、あの兄弟のマンションに住みたい私でした。



補足・蛇足
この映画の公式ホームページのキャスト紹介。
間宮兄の先輩の高嶋兄（実は次男）。
出演作履歴が、
「ガンヘッド」
「ZIPANG」
「ゴジラVSメカゴジラ」
「ヤマトタケル」
「ゴジラVSデストロイア」
って、可哀想になってきた。高嶋兄が…
ちなみに「ZIPANG」が当時打ち立てた、同カットの殺陣で何人切るかっていう記録は、たしか「あずみ」に破られています。残念



では、今日はこのあたりで





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