【映画】カンダハル 突破せよ…ジェラルド・バトラー無双な映画ではないが、それでもジェラルド・バトラーは強い

本日は、2024年1月16日（火曜日）です。



以下は、映画鑑賞記録です



「カンダハル 突破せよ」🏍
監督　：リック・ローマン・ウォー
出演　：ジェラルド・バトラー、ナヴィド・ネガーバン、アリ・ファザル
制作年：2023年
制作国：アメリカ合衆国🇺🇸
原題　：Kandahar

2024年1月5日（金曜日）の夜までに数回に分け「Prime Video」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
CIA工作員のトム・ハリス（ジェラルド・バトラー）とオリバー・オルトマン（トム・リース・ハリーズ）は、イランが計画していた核兵器開発を止める非公開任務のため、インターネットの業者になりすまし、イランの原子炉プラントに潜入、原子炉を爆破させることに成功する。しかしCIAの内部告発により情報はジャーナリストに漏れ、そのジャーナリストがイラン政府に拘束されたことにより、トムとオリバーの居場所がバレ、オリバーは殺されてしまう。トムは身の安全のため、救出の航空機が来るアフガニスタンのイギリス陸軍基地に向かうように手引きされ、アフガニスタン人通訳のモハマド（ナヴィド・ネガーバン）と共に国外脱出を行おうとするが、威信をかけてトムを拘束しようとするイスラム革命防衛隊のファルサド・アサディ大佐（バハドール・フォラディ）の部隊、また別の目的を持つパキスタン軍統合情報局＝ISIのエージェント カヒル・ナシル（アリ・ファザル）の双方から追われることになる。



感想
ジェラルド・バトラー無双なアクション映画を想像して観始めたのだけど、単純にそういう感じの映画でもなかったです。

おそらくは、イスラム社会の問題点に切り込んだ、社会派な映画を作ろうとしたのではなかろうかと思われます。

しかしジェラルド・バトラーの今まで培ってきたキャラクター性が、それも許さず、それなりに娯楽色も纏った映画。

ジェラルド・バトラー演じる主人公はそこそこ強いし、敵の自由に憧れる諜報員も強いので、バトルものとしての要素は捨て去ってない感じだし、助けにきた仲間は、英雄的な死を迎えたりもします。

イスラム社会の問題など興味もなかった私でも、そこそこ楽しめたので、そのあたりが娯楽作品たる証拠でもあるのかも知れません

社会派部分（？）では、いろんな立場と、いろんな国のイスラム教徒が出てくる映画。
彼らは各々が争っており、イスラム教徒は全部同じ方向の敵…みたいな単純な話ではないと教えたいんだろうなぁ…と
とか言いながら、この映画の解説を調べるまで、ISIとISILを混同して観ていたので、あのパキスタン諜報員は、テロリストと思っていたレベルの私…まぁ民間人以外のイスラム組織はどれも過激で危険な描かれ方だったので、不勉強な私が勘違いするのも致し方ない点もあったかとは思います。

映画をキッカケに興味を抱いて、いろいろ調べて見識を深めてやれば良いのでしょうけど、中東イスラム情勢は、とにかく複雑で、難しいお勉強になるそう💦


あとは、あんまり覚えてないけど💦
社会派な雰囲気もそれなりにあり、アクションも楽しめた作品です。


点数は４点（５点満点中）です。



では、今日はこのあたりで



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