ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】ファンタスティック・フォー(2015年版)(鑑賞記録棚卸175)…工夫と華が少なめなアベンジャーズの原点という触れ込みで売っていた映画

2020-07-24 20:54:44 | 映画・DVD
本日、2020年7月24日(土曜日・その響きも虚しいスポーツの日)
朝は豪雨が降っておりましたが、今(記事を書いている15:07現在)は快晴で晴れていて暑い💦という1日。

朝から「リバーウォーク北九州」「北九州市立美術館 分館」で、やっている「フジフイルム・フォトコレクション 日本写真史を作った101人−「私の1枚」」🎞というのを観てきました。
(この展示の学芸員の方は、以前一緒にお仕事をさせていただいた方だったので、それもあり気になって行ってきました)
私は、どうも絵を見るよりも写真を見る方が好きなようで、割と満足のいく展示でした。

美術館内は撮影できなかったので、関係ないけど💦以下は「リバーウォーク北九州」の付近の写真🤳





で、昼食は、同施設のフードコート内「とりかつ丼の黒兵衛」「とりかつ丼+おかずセット」(780円、税込)にしました。



とりかつ丼はとても美味しかったのですが、おかずなるものと、味噌汁がイマイチ😅
まぁ…値段相応です💦



以下は映画鑑賞記録(棚卸175)です

【映画鑑賞記録棚卸について】
過去に、主にレンタル自宅で鑑賞した映画の「記録」として、当時の草稿を掘り起こし、ちまちまとアップする作業を行っています。
5年前鑑賞などという、とてつもない過去のものも多々あり💦、記憶と草稿の不備を正す手段もないので…
「嘘書いてるやん、そんなんじゃなかったよ」💦
「こんな文章、予告編観たら書けるじゃん」💦
てなことも多くあるかと思いますのでご注意
順不同でまとまったものからお出ししております。



「ファンタスティック・フォー」(2015年版)
監督:ジョシュ・トランク
出演:マイルズ・テラー、マイケル・B・ジョーダン、ケイト・マーラ
制作年:2015年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題:Fantastic Four

TSUTAYA DISCASから「ピクセル」と一緒に届いた1本。
4年強前💦💦💦💦の2016年3月6日(日曜日)の午後に鑑賞しました(ブルーレイ)



概要
アメコミ「ファンタスティック・フォー」の映画化で、2005年の映画「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」と、その続編2007年の「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」のリブート作品。
小学生の頃から科学に没頭し、高校生の頃にはプロトタイプの転送装置を作り上げた天才科学者のリード・リチャーズ(マイルズ・テラー)とベン・グリム(ジェイミー・ベル)は、フランクリン・ストーム博士(レグ・E・キャシー)の支援を受けながら、ストームの養女スーザン・ストーム(ケイト・マーラ)、ストーム博士の息子ジョニー・ストーム(マイケル・B・ジョーダン)やヴィクター・フォン・ドゥーム(トビー・ケベル)のチームで研究を続け、別の惑星ゼロに転移できることを可能にする。NASAの惑星ゼロ探査から外された彼らは、自分たちで転移装置を使い惑星ゼロに赴くが、この惑星の異変に巻き込まれ逃げ出すが、ヴィクターだけが取り残されてしまう。戻った4人も、身体に変化が起こり、リードは全身がゴムのように伸びるように、スーザンは透明になる能力、ジョニーは全身を炎で包めるように、ベンは岩石のような身体へと変貌する。



感想
そういえば、こういうのも観ていました(例によって内容はほとんど覚えてない😅)
この映画の公開当時は、マーベル・シネマティック・ユニバースの台頭で、アメコミ(特にマーベルのアメコミ)は、金儲けのタネなんだろうから、20世紀フォックスも何か(慌ててでも作りたかったんだとは思うが…
「ファンタスティック・フォー」の映画は、そう遠くはない過去に「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」があって、改めて作るのであれば、この旧作との差別化なり、大幅なパワーアップなりが必要なところなのだけど…

特にユニバース化とかを示唆するものでもなく、単なるリブート
(ユニバース化が正とは言わないし、辟易していることも否めないけど😅、工夫のない単独アメコミ映画は余程内容が充実していないと💦)

お話自体も「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」と大差なく…
やっぱり💦ファンタスティック・フォーの誕生から描くという、前のを観た立場からすれば繰り返し観せられている内容のもの
(「スパイダーマン」でベンおじさんのくだりを何度も観せられておるようなもの💦)
誕生部分は少し改変していて、宇宙で宇宙線に当たる事故から、異次元の惑星っぽいところでスーパーパワーに触れるといった風になっているけど、改変が薄い。
(例えば、この能力取得が「X-メン」の能力の根幹に迫るものにするとか、まぁ映画なりの工夫は多々できたのではないかと思うのだが、そういう工夫や広がりを示唆するものは無し
そんなプロローグもさることながら、さらに敵も相変わらずDr.ドゥームという思考停止を疑う脚本

逆に変更点は、原作改変するほどの意義があるとは思えないものとして、
ヒューマン・トーチ🔥が、白人から黒人に変更。
彼は、元々インビジブル・ウーマンの弟という設定なので、この映画ではインビジブル・ウーマンの方が黒人博士の養女ってことになっている。
この部分で特に(重要な)ストーリー展開があるわけでもなく単に「黒人キャストを入れておくべきだから入れた」というもの

映画単体として、全く以ってダメとは言わない。
流行りの、理詰めできちんとしたヒーローものにしようと努力していることも、なんとなくわかるのだけど…
出来上がったものは、ファンが唸るような「リアルさを突き詰める」とか、「プロットやロジックの巧みさを魅せる」とかいったものではなくただ作った感が否めないもの。
(比較して「アイアンマン」とか「ダークナイト」ってのは、実によくできているアメコミ映画なのだと再認識)

逆にその辺を多少無視してでも、アメコミヒーロー映画らしさや、楽しさを追求したものかと言われればそれとも違ってイマイチだし、華もない
(このあたりは「アクアマン」とか「ワンダーウーマン」が優れている)

コミカル路線に特化して、とにかく楽しい映画…というわけでももちろん無い

と、なんとも中途半端
印象にも残らない映画というか、
結局一昔前の「とりあえずアメコミ映画」を1本作ったというか…
そんな程度の、端的に言えば「面白くなかった」映画なのです。


出演者は…

Mr.ファンタスティックは、旧作のヨアン・グリフィズから見た目がずいぶん若返ったマイルズ・テラー
(ヨアン・グリフィズって老け顔よね)
マイルズ・テラーの演技は良いのか良くないのか判別できていませんが、人種が違うにも関わらず、浅利陽介と見分けがつきません😅

インビジブル・ウーマンは、ケイト・マーラ
色々なところで観ているはずの彼女ですが、印象には残りづらい人なようです。
旧作のジェシカ・アルバと比較すれば、女性としての好みはさておき、華は減少したことは否めないかも…

ヒューマン・トーチは、この後「ブラックパンサー」でキルモンガー役や、ロッキーシリーズの続編で主役のマイケル・B・ジョーダン
まぁまぁ良い役を獲得している彼なので、この「ファンタスティック・フォー」への出演は黒歴史化していくのやも知れないです💦
逆に旧作では、クリス・エヴァンスだった役柄なので、出世の足がかりとして今後俳優に人気のキャラクターになるのかも知れませんが

ザ・シング役が、ジェイミー・ベル
岩石巨人の配役に、印象が違うジェイミー・ベルを配役という、このあたりが、今回の「ファンタスティック・フォー」の個性なのかも知れんですが…まぁ思いつきのレベルですかね😅

…その他の俳優も含めて、ビッグネームみたいな人は出ていないのねこれ。
なんとなく締まりがないのはそのあたりなのかも知れません


ということで点数は(草稿によれば)4点弱(5点満点中)
…良いところがない…みたいに書いている割には点数が高めかもですね。
要因1:2016年頃に観た映画に付けている点数は総じて甘め💦
要因2:当ブログでは、破綻なく作られた映画には「4点」を付ける基準あり。となると4点は普通で「弱」が付いている分、基準以下と判断できる(人ごとみたいに言っていますが、自分でも曖昧な部分なので😅)
要因3:私の中のアメコミ愛が、そこまで低い配点をさせなかった😅
といったところです。



(当ブログ内の関連記事)
2006年06月24日 ファンタスティックフォー…ジェシカ・アルバ祭り第一弾
2008年03月16日 ファンタスティック・フォー/銀河の危機…ヨアンは端っこが好きなのだね



では、このあたりで



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